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心にゆとりをくれるマグカップ

私が頼りにしている食器のひとつに、iittalaのサルヤトンマグカップがある。休日や、少し時間があるときに登場する。
というのも、ゆったり過ごしたいときに、ぴったりなのだ。
360ミリリットルという大きさが、牛乳たっぷりの珈琲にちょうどいい。口当たりも、持ち手もしっくりくる。食洗機対応。そして、裏にひっそり描かれた魚の絵、これがなんともかわいい。

ネット情報によると「サルヤトン」とは「続き物ではない」という意味だそうだ。若手デザイナーの斬新さを、前面に出したようだ。確かに、ベースにしたというomaシリーズとは、かなりイメージが違う。良いところを残しつつも、根底から考え直し、より良くした感じがする。
我が家のマグカップは、レッドクレイ。この明るい煉瓦のような色合いや、不均一な模様が、自然の恵みを思わせる。ダーウィンは「変化するものが生き残る」と言ったそうだが、このシリーズをはじめ、iittalaの商品には、そんな印象を受ける。大きな時の流れのなかで、よりよく変化を続けながら、生き残っていく。
人間もそうあるべきだと思う。大きな自然界の一部として、調和しつつ、よりよく変化するべきだと。私も私なりに、人間の一人としての役割を、しっかりと果たしたいものだ。そんな事を考えてしまうのは、サルヤトンで心にゆとりができたからかもしれない。私なんぞに大したことができるわけないのに。でも、大したことはできないが、できることはやっていこう。小さいけれど大切なこともあるはずだ。そう信じて、noteを更新している。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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