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自社にあったお客様を見つけることの大切さ

企業ブランディングには疎いので、20代後半のOLがなににお金を払うのかひとつの意見として読んでいただければと思います。

最近お金を美容室にかけるようになりました。

自分のことを話すのが苦手なので、美容室は苦手でした。また髪を切ることは自分の支出の中で優先順位が低いです。

そのためホットペッパービューティー主義で、新規クーポンを多用しまくっていました。これを新規荒らしというそうです。

新規荒らしの1人でしたが、気にいった美容室ができたらスタンプいっぱいになるまで通います。気に入る美容室はカットが安いのにうまいお店で担当がつかないお店でした。そうなると独立や経営難などでなくなってしまう。

また安いところを探す。この繰り返しでした。一人暮らしを初めてからはQBハウスさんに通っていました。

私は機能性重視です。流行りの言葉で言うとコスパのいいものが大好きです。

ちなみに駅前のQBハウスに所属する人は理容師で、イオンモールに入ってる店舗に所属している人は美容師だそうです。

カットのクオリティが高いので満足して2ヶ月に1度通っていたのですが、上司にばれまして「髪くらいちゃんとしたとこで切りなよ」といわれました。

技術に関しては申し分がない(ずっと通い続けたいくらいスキ!)ですが、勤務先の業界的に美容室のほうが自社に還元できるので、美容室を探しました。

ホットペッパービューティーで探していたけどしっくりこない……近所の予約制の美容室が気になるけどホットペッパービューティーに載っていない......

お得じゃないのでとても迷ったのですが予約して予約制の美容室に行きました。そしてそのままリピーターになりました。

通う決め手になったのは店長にホットペッパービューティーに載せていない理由を聞いたときに、載せたほうが集客効果はあるけど既存客を大切にしたいので載せない回答に共感したからです。

目から鱗でした。そんな考え方もあるのかと。企業には難しいかもしれませんが価格競争や比較の世界から抜けた個人営業の経営と経営方針に沿った働き方に感動しました。

現在美容室に通う頻度はQBハウス時代と変わらず2か月に一回です。出費的には増えています。ネット予約やカード払いできないし、リクルートポイントも貯まらないです。そのデメリットを差し引いて「大切にされてるな」と思えます。

何度も自分の話をしなくていいし、値段も意外と安く済みました。前髪カットとパーマで8000円いかないです。自分の性格を分かってもらえて、お店の雰囲気が好きです。お店はお客を増やすつもりもないので口コミ書いてと言われないのも嬉しいです。

客を大切にしたいという経営理念が客を大切にしたいお店を応援したい、客である自分を大切にしてほしいと人とマッチしているのではないでしょうか。

経営理念って大切です。値段が高いからお客は離れているんじゃなくて、なにかに納得できないから離れている。

そのひとつが経営者の考えと会社のふるまいが乖離していて同じ方向に向いていないのではないでしょうか。

意外とそういうのばれちゃうものです。

自分にあったお店を見つけるのと同じように自社の考えとあった客と出会うことが大切だと思います。

ファンを作りを目的としてSNSをしている会社が多いですが、客と接するときに経営理念を持っていればよいと思います。私は身をもってSNSをしていないお店のファンになる体験をしました。

もし私が経営する機会があれば大事にしたい指針のひとつですね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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