見出し画像

よんだほん 10/31

作家の本棚 ヒヨコ舎 2012/5/31発行

好きな方たちばかりだったので読んでみた


本はともだち。本は恋人。本はおかあさん、おとうさん。
ひとそれぞれの付き合い方、出会い方。

好きな作家の全著書をコレクション

自身が書いている本ひとつひとつの資料棚

本屋さんでいい匂いがするなと思った本を買う

執着がないので増えたら売る

カバーがかかっていても、どこに何があるかわかる

自分のイメージを超えたものがあるような気がして、本屋に行く

いつでも扉を開けられるように、すぐ読まなくても気になった本、惹かれた本は買っておく

漫画は雑誌で読む…などなど


角田光代さんの章を読んで、海外で本が読みたくなった。どんな風に日本語が入ってくるんだろう。その良さを、わたしならどう表現するだろう。

文を書くひとは、漫画を別の場所にまとめている人が多いのかな。この本では何人かいらした。絵はそのままイメージを伝えられるけれど、文章だとそうはいかない。
もし自分が執筆中の作家なら、その差を目の当たりにして、くるしくなったり、辛くなったりするのかもしれない。
好きな漫画を読み出したら原稿が手につかなくなるのも、すごくわかる。

今度大きな本屋さんに行ったら、隅っこや目立たない場所に注目しよう。
本当に、どさくさにまぎれて個性の強い本が置かれているのか。
さりげなく店員さんをうかがい、置いた人を予想する。
答え合わせは、してもしなくても…どちらでもいいかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?