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1+1について考えていたらいつの間にか頭の中でご飯を炊いていた【宇宙ご飯2/5】

前回のあらすじ:
オタクはすぐ拗らせるからアイドルの話してたら背理法の話もしはじめる

背理法をレクチャーされるhitoki

教わった背理法を復習するために作った例題
『これを1と証明するには、これを1ではないと仮定し、その条件に矛盾すればこれを1ということができる』

アイドルの話から背理法の話になり「1」を背理法で考えはじめた私でしたが、早速躓きました。
「その条件に矛盾すれば」ということは「1ではない数」の条件を知る必要があります。
1ではない数の条件とはいったい…。

1以外の数は数えきれないほどたくさんありますが、難しいことはよく分からないので「1」とくれば「2」ということで、まずは「2」がどんな数かを考えてみることにしました。

私が「2」について知っているのは「1に1を足すと2になる」ということくらいです。
なので、頭の中で「1+1=2」を想像してみることにしました。今の段階ではどうすれば「1」になるのかもわからないので、いったん頭の中から「1」の存在を消して考えてみます。
私の頭の中はこんな感じです。


頭の中から「1」を消して「1+1」をしようとしてみた

いや、まっしろ…!
「1」の存在を消して「1+1」をしようとしても、そりゃ何も生まれん…!!
それはそう!(頭を抱える絵文字)

しょうがないので次は「ここにイチがある」と念じながら「1+1」を考えてみます。こういうの苦肉の策というのかな。でも「イチ」があるんだからこれで「2」も作れるでしょう…

「ここにイチがある」と念じながら「1+1」をしようとしてみた

なんで…!!!
「イチがある」と念じただけでは「1+1=2」の計算はできないらしい。
ずっとバラバラの「イチ」と「イチ」のままでした。

「1+1」をするためには、もっと「1」について考え、「1」を知らなければならないようです。
この時点で背理法のことは完全に頭から抜けていましたがしょうがない。まずはこの「1+1=2」をどうにかしたい。

「イチ」を計算可能な「1」にするために足りないものは何なのか、を探るために、全て頭の中での実験であるのをいいことに「1」の中を観察してみることにしました。

「1」の中を覗いてみたら「1」の中にも「1」があった

「1」の中を見てみたら、その中にも「1」があった。
「1の中の1」の中は確認していないけど、その中にも「1」がありそうな気がする。
※これはおそらく、私がこれまでに無意識に積み上げてきた「1」の知識や経験が元になっているのではと思います。

「1」の中に「1」がある…これ…何かに似ているな………

……
…………そうだ!!ご飯だ!!!(?)

そうだ!!ご飯だ!!!(?)

こうして私の頭の中の「1」はご飯の入ったお茶碗の姿になることになりました。


【宇宙ご飯3/5に続く】

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