「何のために」を決めるだけで
質問です。
何のために仕事をしていますか?
何のために学校へ行っていますか?
何のために、今"それ"をしていますか?
ほとんどの人は、答えが返ってこない。(らしい)
考えてみれば、私も学校に通っていた理由なんて、無い。
学校に行っていたのも、みんなが行くから行っていただけで、みんなと同じようなことをしていないと不安だったから。
仕事に疲れている人は、この質問をすると「ご飯を食べていくため」とか、そういった回答が返ってくる。ライフワークならぬ、ライスワークだ。
しんどい。
本当にそんな生き方でいいの?とは思うけれど、何を選ぶもあなた次第。
ただ、こんな何も考えないで感性だけで生きてきた私にも、前職の塚田農場で働くための理由はきちんとあった。それは、「働く楽しさを伝えるため」
入社当初からリクルーターとして活躍できる環境を先輩方が準備してくれたおかげで、自分の言葉で考えさせるきっかけを提供してもらったのかもしれない。
そう思うと、会社を辞めた理由も、最初はなんとなく村を出てみたくなった。とか、その後言語化したりしたけれど、(以下記事)簡単にまとめると、「働く楽しさを伝えられる環境ではなくなったと感じてしまったため」なのかもしれない。
今でも毎月のように会って可愛がってもらっている前職の社長にも、「お前は、会社を出ろ。」って、背中を押してもらったことを今でも覚えている。8/18の夜。(そして8末に辞めた)
自分を心のまま、素直に導くって、実はすごく大変。
そう思うと、改めて1年前、よくあんなにも大好きな会社を辞められたな、と思う。けれど、手放して失ったかというと、むしろ何か増えて行く感じ。
(この辺りに関してはまた話したい)
改めて、「何のために」を考える
当たり前すぎる言葉だけれど、前職の人事時代に、私を育ててくれた大好きな先輩にいつも指摘(笑)されていたこと。「何故何のためにそれをやっているの?」という目的の重要性。そんな、当たり前すぎて知っているフリをしていたことを、改めて出来ていなかったと感じる瞬間。
最近、とっっってもありがたいことに、お仕事、お願い、ご依頼をたくさん頂く。すごく嬉しい。。と同時に、「一度立ち止まって、考える」という自分の足りない点を見つけ、そこを意識してみると、「果たしてこの用件は私が受けるべきなのか?」と考えてしまう瞬間がここ最近あった。
私の体は1つしか無いし、限りがある。
今までの私だったら、内容を聞かずに「はい、やります!喜んで!」って言っていたと思うし、今もその癖?は抜けない。。笑
この4日間だけでも、ご依頼が殺到・・・少し、自慢のようにも聞こえるけれど、この出来事から私に伝えたいメッセージはなんなんだろう。
ここ最近、【立ち止まって、考える】【ご縁と直感は卒業】ということを意識しているので、この案件は私が受け取るべきなのか?を考えてしまう。
そんな時に、「この話は自分が得か損か?」で考えていた自分に気付いた。。損得で考えると、周りにも損得感情を持った人ばかり集まってしまう。と反省した。
うう、本当にごめんなさい。
人生が変わる返事は「内容を聞く前に返事をする」らしい。
前職時代にも、中村文昭さんのお話はよく聞いていた。ここには、とても共感は出来るし、多分今までの尾形瞳は、まさに「返事は0.2秒、内容を聞く前に『はい、喜んで!』の精神」であった。多分。笑
それによって、今まで出来た関係性もたくさんあったと思う!
頼まれごとは、試されごとなのに。
試されたからには、期待は超えたくなってしまう。けれど、悪い人に利用されないように、自分の在り方をきちんと決めた上で、動いていきたいと思っている。
なんて、そんな葛藤を感じているここ最近。
私は何のためにこの人生を歩んでいるのか
私は何のために今この仕事をやっているのか
私は何のために今ここに住んでいるのか
私は何のために今”それ”をしているのか
この2ヶ月で、そんな自分を見つめ直す期間にするのでした。