性同一性障害から何が変わったかー性別違和・性別不合へ

専門のジェンダークリニック精神科医師で性同一性障害など臨床も多い第一人者の針間克己:はりまメンタルクリニック医師の著作の「性同一性障害からに何が変わったか-性別違和・性別不合へ」が楽天ブックスから送られてきました。

ざっと読みましたが性同一性障害を診断された私たちが関心がある文章は私が以前よりフェイスブックやはてなブログで書いていた「WHOとしても、医療ケアの必要な状態を認めている」で多少は決着はついた様です。まああくまでも専門のジェンダークリニックの第一人者の文章です。

引き続き「保健適応」にも触れていますので、興味ある方や当事者さんは買ってみるのが良いでしょう。私がフェイスブックで書いていた通りです。

またSOGIやLGBTについても触れています。あと「LGBTQ」でもフェティズムなども入っています。

後は「Xジェンダー」や「ノンバイナリー」など針間医師ではなく同じく東京都内に専門のジェンダークリニックを開院している「ちあきクリニック」の「松永千秋医師」の記事からお二方が説明でお会いして針間医師が書かれておられる様でした。

改めて「性同一性障害」と言う疾患名が無くなり「性別違和」「性別不合」と切り分けられて「脱医療化」どころか「WHOとしても、医療ケアの必要な状態を認めている」ですからね。

詳しくは書籍を読んで下さい。私はこれを持って現在の精神科クリニックに医療機関の地域連携で勉強もして貰うために持っていったりしますので。

改めて後記に針間医師が書いておられましたが「法律学者の故大島俊之先生にこの本を捧げたいと思います」に私も同意ですね。

大島俊之先生とはトランスジェンダーの畑野とまと氏が開設しておられた「トランスジェンダーカフェ(TGC)」のインターネット掲示板で匿名で書き込んでいて、私も匿名で書いていてやりあった方でした。最後には「ユニオン(組合)作りなさい」と書かれて、やはりこの書き込みは大島先生だ、と思える程やりあった私としても「同士以上」の存在でした。存命中はお会いする事がありませんでしたが、テレビ報道で大島先生と性別移行者の第一人者のカルセール麻紀さんと机を並べて記者会見をしていた報道を見て一安堵したのがつい昨日の様です。それだけ私も活動してきたんだなぁと感傷深かったです。

私はまだまだ先に進みます。

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