こんにちは。今回はnoteのお題企画「#会社員でよかったこと」に応募してするために書きました。私は今、会社員で新しい事業に挑戦する部署で仕事をしています。その立場からのnoteであることを念頭にご覧いただけると幸いです。

会社員である一番のメリットは会社の看板を使って人脈を広げられること

会社の看板があれば、自力で人と繋がるよりも会社の看板を借りて人と繋がりやすい。会社の看板がないと知らない世界を知ることができる。

一番のメリットはここだと思います。

会社の看板があるからリスクを抑えて挑戦しやすい

例えば、大手企業で社内起業制度があるなら、(会社によっては)サポートをしてもらいやすい。そういう専門部署があれば、その部署に助けを借りることもできます。また社内で審査が通れば起業資金を会社から出してもらえることもあり、自分のポケットマネーから出さずとも挑戦しやすいです。

副業も同じで、副業OKの会社であれば本業の仕事を持ちながら副業で自分がやりたい仕事をすることができる。基本的な生活資金は会社のお給料をもらいながら、副業に挑戦できるので、精神的な余裕を持って仕事ができます。

リスクが少ないから、自分のアイディアを試しやすいです。同僚にお願いして自分が出したアイディアに対してフィードバックをしてもらいやすいでしょう。もしフリーランスであれば、自分で探すか相談しやすい相手を掴まえて相談するしかありません。

管理職を経験できる

これも、個人事業主であれば経験できないことです。人をマネジメントする経験を積むことができるのも、組織がある程度大きくないと経験できないでしょう。

フリーランスでも起業でも挑戦できるじゃないか？

もちろん可能です。ただし、生活できるほどの売上が立つのはほんの一握りの事例であるように思います。

Webデザイナーこばやすさんが、フリーランスの方の話をされていました。

そう、フリーランスの弱みは日本の現在の制度上保障が会社員より手薄になっているところです。「働きやすさ」を求めるためにフリーランスになる場合は、現職でより自由に働きやすくしてもらうよう人事や総務部に説得するか、働きやすい職場への転職をオススメします。

ちなみに、起業しようか悩んでいる方は、あとに紹介している株式会社unicorn farmの田所さんのYouTubeやXなどをご覧になることをオススメします。田所さんの本をご覧になってから決める…でも遅くないと思います。

会社員は精神的にキツい？

ブラック企業のようにコンプライアンスを守っていない場合は話が別ですが、私は働く環境をどうするか否かはご自身の努力次第でどうにでもなる、と考える派です。

例えば、上司とあまり意見が沿わないのであれば同じ部署の同僚の先輩・後輩の意見を聞いて周り説得を試みたり、職位の高い社員の方と仲良くなってトップダウンで言ってもらうとか。

三宅さんのインタビュー記事と、以下のnoteを拝見していて強く共感した点が多々あるので、こちらもぜひご覧いただければと思います。

リスク管理をした上で新しい挑戦を

"人によりけり"という結論にはなってしまうのですが、「会社員=自分のできることを実現しにくい環境、フリーランス="自由に働ける"」という二項対立で安直に考えるのは違うと思います。特に今リスキリングの風潮で、皆独立しなければいけない？と煽るような論調も見られます。

ただそれで成功するのはほんの一握りであることが、起業に関する本を読んでいくと分かってきました。

安直に結論を出すのではなく、まずは本を読んでみたり、先に実践されている先輩たちの話を直接聞きにいくことを本当にオススメしたいです。知らずに新しい世界に飛び込むより、情報をきちんと仕入れて危機管理をしてから挑戦してみてください。

私はぼんやり独立を考えていますが、色んな本を読んだり独立した人から話を聞いてみて、まだ今のままでやり切れることがたくさんあるという結論です。

合わせて読みたい

フリーランス、スタートアップ、スモールビジネス、副業…がごっちゃになっているような投稿(もしくはそれを煽っているような投稿)をたまに見かけます。複数本を読んでみたりすると、少しずつ意味が違ってくるので、見返したい方にオススメのアカウントや本をご紹介します。

副業×スモールビジネスの発信：yomoさん

株式会社unicorn farm 代表 田所さん

「起業の科学」など起業に関する本を多数執筆されている方です。

その他、「起業家の思考法」という本を読んだときの感想文もまとめています。ご興味あればぜひご覧ください。