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一筆箋(「湖畔の午後4時」「土曜日の街で」)にまつわること。

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長谷川仁美がつくった、スケートのある風景の一筆箋についてのnoteまとめ。ネット販売もしています。
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自分でつくった一筆箋で、妄想したりする愉しみ(+日々の有効な使い方)

昨年つくったオリジナル一筆箋についてなのですが、一筆箋、私は本当に毎日使っていまして、日々、見るほどに愛着がわかせています。 そこで今日は、一筆箋についてじっくりお話しようと思います。 まず、横バージョンの「湖畔の午後4時」。 「一筆箋をつくろう!」と思ったとき、最初にイメージしたのが、「屋外の、多分凍った湖の上で、たくさんの人たちが楽しくスケートをしている風景」でした。 これまでさまざまなフィギュアスケートの本を読んだり、色々な方々からお話を聞いたりするなかで、「屋外で

個人ブランド はじめての商品づくりのお金事情

長らくフィギュアスケートと関わってきて、ずっとほしかった「フィギュアスケートの一筆箋」を、この春から夏にかけて製作し、8月下旬から直売り(朝日カルチャーなどで)をはじめ、9月からネット販売をスタートさせました。 長い間「ほしい!」と思っていてアイディアもあったのに、実際に行動に移せなかった最大の理由は、多分、「いくらかかるか、わからない」からだったように思います。 インターネットを介すれば、かなりいろいろなものを自由につくることのできる昨今。しかもそれをインターネット経由

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【目次】「ネット販売、始める前にしておくべきこと」

いちファンとして、ライターとして、そして一筆箋愛好家として、20年ほどフィギュアスケートに接してきて、ずっと思っていたことのひとつが、「フィギュアスケートの一筆箋がほしい」という思いでした。今年春、製作をスタートさせ、夏に出来上がりました! そして、9月2日にはネット販売をスタート。 そんな日々のなかで、「ネット販売」に際して、迷ったり考えたり検証したりしたことを、4つのnoteにまとめました。こちらは、そのnoteの目次です。 ネット販売に挑戦してみたい、と考えている方

1か月半前の私が、知らなかった感情

フィギュアスケートのライターである私が、スケートのある風景の一筆箋をつくってネット販売してから、1カ月半がたちました。 販売をこれまでにほとんどしたことがなかったし、もちろん自分の裁量(判断も経費も)で何かをつくることも、それを販売することも初めてでした。 ほとんどリサーチもせずに、感覚でここまで来ちゃいましたが、ネット販売をしてからの1カ月半に、思いもしなかった感情が生まれてきたことに、一番驚きました。 自分がいいと思うものを(つくって)販売し、それを買っていただくのは

「ネット販売、始める前にしておくべきこと」(4)どうやって送りましょうか?

自分で作った一筆箋を、ネット販売してから3週間ほどが経過しました。 そんな現在思っている、ネット販売をする前に、やっておきたいこともろもろです。1回目はこちら。2回目はこちら。3回目はこちらです。 そして、今回は4回目。 送付方法(送料について)どうするか、です。 これまで客側としてネット販売に接してきた中で、送付方法や送料について漠然と思っていたのは、「保証がないと安い、保証(追跡)があるとちょっとお高め」ということ。実際に調べてみて、これに間違いはありませんでした

「ネット販売、はじめる前にしておくべきこと」 (3)梱包ってどうすれば? 納品書も入れなくちゃ。

ちょっと間があいてしまいましたが、ネット販売にあたって、事前にやっておくことが結構あることに驚いた、というか、想像の10倍くらいやることあるのね、と思ったので、それらをまとめています。 今回が、その第3回目です。 1回目はこちら。2回目はこちらです。 そして3回目の今回ですが、ネット発送の準備を始めてからきづいたやらねばならぬことたちです。 送る準備をしようか、と具体的に動こうとしたときにやっと見えてきたもの。それが、梱包、メッセージカード、納品書などでした。 ■梱

「ネット販売、はじめる前にしておくべきこと」 (2)商品の写真、掲載住所…どうしましょう?

「ネットストアでモノを売る時には、やらねばならぬことが思いのほかたくさんあった」と書き始めた前回のnoteがこちら。 1つのnoteではまったく書ききれなかったので、いくつかのnoteに分けていきます。今回は、そのつづきです。 ■目的を、しっかり念頭に。前回は、STORESに登録をしてみたところまででした。ネットストアに、とうとう登録! そうなると、もう色々と舞い上がっちゃうんですよね。 まず、「ストアデザイン」を設定するところになんとなく誘導されるのですが、ここではい

「ネット販売、はじめる前にしておくべきこと」 (1)どのサイトにしましょうか?

noteで一筆箋を販売スタートして1週間が経ちました。 この1週間は、本当に嬉しいことの連続で。 と同時に、買ってくださった方々に一筆箋を確実に届けて、嬉しく思っていただけるようにしなくては、という思いもぎゅっと感じた日々になりました。 この1週間で初めて感じるようになったことなどもたくさんあります。それよりも前、STORESで売ることを決めてから売るまでのこの1か月くらいで初めて感じたり考えるようになったりすることも、たくさんありました。 私は、STORESというネッ

一筆箋は、「todoリスト」や「買い物メモ」「1日の予定メモ」にも便利です。

スケートのある風景の一筆箋をネット販売を始めて、3日目が終わろうとしています。 この3日間、「アイテムが購入されました!」のメールを受信するたびに、大変にエモーショナルな時間を過ごさせていただきました。お買い求めくださった皆様、本当にありがとうございます。 さて、一筆箋ですが、「一筆箋」という名前のために、なんとなく、一筆したためるときに使う小さな便箋的な使い方をする方が多いと思いますが、実は、「todoリスト」や「買い物メモ」、「1日の予定メモ」としても、とっても便利な

ネット販売が、こんなにも嬉しいものだったなんて。

スケートのある風景の一筆箋をつくったことをnoteに書いてから、2週間弱。やっと本日、9月2日AM11:00に、ネット販売開始となりました。 事前に告知したツイートや、連動させたnoteの記事を、たくさんの方が見てくれたことはわかっていました。 それだけでも相当に嬉しかったのですが、実際の販売となると、どこまでの反応をいただけるのかがまったく読めず、「売り切れちゃったらどうしよう」と思う日もあれば、「5冊くらいしか売れなかったら、この在庫をどうしよう……。子どもが大きくな

スケートのある風景の一筆箋を、つくりました。

暑い日々が続いていますが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。 夏まっさかりではありますが、今週から、フィギュアスケートのジュニアのグランプリシリーズが始まります。毎週各国で開かれる大会の模様を見て、新しいスケーターの登場にわくわくしたり、昨季より少し大人びたジュニア選手の演技に感激したりする、楽しい季節になってきました。 スケートシーズンが始まらんとする本日、お知らせがあります。 タイトルのとおりなのですが、スケートのある風景の一筆箋をつくりました! 横バージョンと縦

1か月かかった覚悟の先に

昨日、スケートにまつわる一筆箋をつくったことを、noteに書いてみました。 そうしたら、思いのほか多くの、それも温かな反響をいただき、とても感激しています。 なんていうんだろう、一生懸命、自分の思ったとおりに作ったりしたものを公にするのって、とっても恥ずかしいですよね。 例えば、文章とか。 文章を書くことが好きで、それを仕事としてきたけれど、やっぱり今も、書いたものを最初に誰かに読んでもらう時には緊張するし、恥ずかしいものです。これでいいんだろうか、みたいな思いにも駆

スケートのある風景の一筆箋、こうしてできました。

先日、こちらでお知らせした、スケートのある風景の一筆箋。これらがどういうふうにつくられたのか、今回はそんなお話です。 ずっと、多分10年以上、スケートの素敵な文房具がないかな、と思っていました。でもなかなか見当たらない。それなら自分でつくればいいんだ、と思ったのが4~5年前です。 つくりたいアイテムはたくさんあり、さまざまに調べたり諸々した結果、まずは一筆箋をつくろう!と決めました。なにしろ、私が、一筆箋が好きだから。 一筆箋に決めたのが、今年の初めごろ。そこからイラス