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中学受験するかしないか問題②中学受験のデメリット

中学受験に無知な状態、
子供が小3の2月。
そんな状態で中学受験するかしないか問題に向き合った記録です。

①中学受験のメリット
②中学受験のデメリット
③日本の教育と仕事
④我が家の教育方針

今回は②中学受験の私的デメリットです。

デメリット1.対策期間が長すぎる
デメリット2.費用が高い
デメリット3.親の負担が多い

デメリット①対策期間が長すぎる


中学受験の勉強は、小4からはじめるのが一般的です。
もっと早い段階から始めているご家庭もあります。

中学受験の勉強は塾に通うことが必須で、
一般的には小4から、遅くとも小5から通い始めなければいけません。
でも小5から始める場合は、
家庭学習で中学受験の受験勉強を行っている場合になります。

中学受験には塾通いが必須な理由は、
中学受験の試験内容が、
小学校で習う内容とは異なるからです。
例えばつるかめ算とかですね。

中学受験の試験は、小学校で学ぶ範囲を試験問題としてはいけないと決まっています。(なぜなのかは知らない)
頭のいい子なら塾にいかなくても、
中学受験で合格できそう!と思っていたのですが、
そういった理由でいくら頭のいい子でも、
塾に通って学ぶ必要が出てくるのです。

そして、受験対策期間なのですが、
小3から小6と約3年間になります。
高校受験の場合中3から受験勉強をというのが一般的なので、
中学受験対策に必要な期間:3年
高校受験対策に必要な期間:1年弱
と比べれば圧倒的に中学受験に要する期間が長いです。

この差も、
高校入試は「中学で習った範囲」から出題されることに対して、
中学入試は「小学校で習っていない範囲」から出題されるので、
それを学ぶのにプラス2年が必要になってきます。

中学受験のメリットの回で
「高校受験がない」ことをあげましたが、
受験対策の期間で比較すると、
中学受験にかかかる期間は長すぎると感じます。

塾説明会に参加した塾では、
小3で週3、小4で週4、小6で週5という授業日数になっており、
学校で学んだ後にさらに塾で夜まで学ぶ生活が3年も続くと考えると、
大人の私でも「ウ、、、」となりました。

デメリット②費用が高い

小3から小6まで塾に通うということは、
それだけお金がかかってきます。
中学受験を扱っている塾というのは都市圏でも
電車に乗らないといけない程度の数になっており、
塾に通う交通費も必要になってきます。

塾で夕食をとることになり、
お弁当を家から持たせるならいいですが、
塾近くのスーパーやコンビニで買うなら夕食代もかかります。

高校受験対策の塾なら家から通える範囲に点在しているので、
交通費や夕食代はかからないと思います。

そして、もし中学受験に合格し、
中高一貫校に入学した場合、
公立中学校より費用が高くなります。

入学金、授業料、施設費、その他。
各学校や都道府県で補助金があるのであれば、
必要な金額は少なくなってきますが、
それでも授業料無料の公立中学校よりかかるはずです。

塾、塾にまつわる費用、中学校の費用。
子供一人ならまだしも、
子供の人数が多い我が家では、
「上の子がやったから」という理由で、
全員に同じ中学受験環境を提供するのは、
難しいと思いました。

デメリット③親の負担が多い

学習習慣がまだついていない子供。
宿題でもわからないとよくいう子供。
自制心が未熟でゲームや遊びを優先してしまう子供。

はい、これは全部うちの長男です。
私も親としてまだまだ未熟だし、
子供たちもまだまだ未熟で成長過程です。

だからこそ、親の介助は必要になります。
親は子供を信じて見守るだけ。
これで何でも上手に成長していってくれたらいいですが、
実際はそんなことありません。

勉強の進み具合も、
子供の精神面もサポートし、
子供の好きや才能を把握し伸ばしていってあげたいと思うものです。

さらに中学受験するとなると、
親の介助の必要度合いは高くなります。

普段の小学校での生活にプラスされ、
親の介助度合いは2倍になってくるようなものです。

「果たして私はそれを全うできるのか?」
できないことはないけれど、
私にとっても精神的ストレスが増えることは
容易に想像できました。

私だけでなく、
勉強より遊び!タイプの長男は、
精神的ストレスが多くなることも目に見えます。

子供は適応力が高いので、
中学受験対策という通塾に慣れるとは思います。

しかし、それは果たして親も子も必要な負担なのか?
そこまでして得るメリットになるだろうか?
これを考える必要があります。

まとめ

中学受験のデメリット
①対策期間が長すぎる
②費用が高い
③親の負担も多い

メリットデメリットは出てきましたが、
中学受験に合格し中校一貫校を経て大人になった時、
中学受験の必要性はいかがなものか?
これを次回は考えていきたいと思います。



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