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憧れの休日。朝編。

今日は私の憧れの休日の朝の過ごし方を書いてみました。
きっとこれからこんな生活を送ることが出来るとイメージしながら。

携帯のアラームが部屋に鳴り響く。朝6時。
『あれ、ここは…?』
目をこすりながら携帯電話のアラームを止める。
『そうだった、昨日から軽井沢に来ているんだった。』

仕事が終わり、家に帰らずそのまま新幹線に飛び乗ったのだ。おとといの夜、予約サイトを見るといつものお気に入りのホテルが空いていた。すぐに予約を入れた。

軽井沢に到着。すぐにタクシーに乗り込み、ホテルへ行った。
お部屋はいつものお気に入りの部屋。
白いシーツに枕カバー。ベッドの大きさもたまらない。倒れ込む様にベッドにダイブし、わたしはすぐに眠りについた。

何分くらい経っただろうか。わたしはベッドの上に座り、”うーん”と背伸びをした。
ふと視線を移すと、レースのカーテンが日差しを柔らかくしてくれる。眩しいと思いながら、窓の外を眺める。

『今日は晴れてるね。よしっ。』

気合を入れて立ち上がり、コップ一杯の水を飲んで、顔を洗い、簡単にお化粧をする。
お化粧が終わったら着替え。動きやすいTシャツとスエットパンツ。
キャップを被り、荷物は少なめに。首にはお気に入りのタオルをかけた。
今から朝のお散歩へ行くのだ。

周りの部屋は静まり返っている。きっと皆さんゆっくりとお休みされているのだろう。

フロントの前を通ると、
「おはようございます。いってらっしゃいませ。」
と、優しそうな若い男性スタッフが声をかけてくれた。
『おはようございます。』
ニコッと笑って言い返した。この瞬間が好きだ。

外に出ると景色が鮮やかにキラキラしている。木々の緑色にお日様の光が反射して宝石の様だ。
この場所でわたしは思いっきり空気を吸い込んだ。

『ああ、生きてる、わたし。』

一歩一歩踏み出すと、軽井沢の空気が「ようこそ」「ゆっくりしていってね」「パワー充電してね」と話しかけているように感じた。周りから見ると何とも不思議な感じだけれど、これが私にとっては一番の幸せである。

30分くらいかけてホテルの周りを歩いた。
うっすら汗をかいて、身体もすっきりしたような気がする。
腕時計を見て、ホテルに戻った。ロビーは少しずつお客さんの声が増えているような気がした。

パワーを充電すると、お部屋に戻り、シャワーを浴びることにした。
お気に入りのラジオを聴きながら、支度をする。

『ルンルンルン・・・♪』
気がついたら鼻歌を歌っているね、わたし。

よし、次は朝ごはんを食べに行こう。


憧れの生活。憧れが日常になるよう、日々楽しく生きていきたい。
これを書いていて改めて思いました。続きをお楽しみに。

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