見出し画像

モーニング娘。でライブ初参戦を遂げた人間の嗚咽

この1ヶ月はよくわからない力に動かされているようで、まるで自分が自分でなくなってしまった。

だっておかしいとは思いませんか?

偶然通りかかった催事(ZDOというモーニング娘。さんが各地を回って新曲のPRをする)で出会ったアイドルに興味を抱き、声に惹かれ、目が離せなくなり、とうとう心までもを奪われた。

これまでの人生でアイドルというものと関わってこなかった人間がこの有様。

お休みの日は本を読みながらいつもより少しだけ特別な紅茶を丁寧に淹れて穏やかに流れる時間を楽しむのが常だったのに。
今では夜な夜な歌詞考察、YouTubeで動画も見て、不得意な人混み、大きい音、眩しい光のトリプルパンチのライブを見に行くなんて……。自分が狂った。

どう考えても小田さくらさんが何らかの魔法を使ったとしか思えない!!
というわけで今回はライブというもの自体が初めてのとある人間が、モーニング娘。'23 コンサートツアー秋「Neverending Shine Show」に参戦した感想を連ねていきます。


セットリスト等のネタバレがあります
ご留意の上お読み進めください


曲・パフォーマンス

私が参加したのは11月25日に札幌文化芸術劇場hitaruで行われた夜公演です。席はファミリー席の3階で、肉眼で観させていただきました。

事前情報として、私が知っている曲は45〜63(9期さん加入曲〜13期さん加入曲)枚目のシングルと最新の73枚目のシングルになります。
これまで私はXで9期さんの加入から現在まで遡って楽曲を視聴しておりまして、当日までにたどり着いたのがここでした(#ひとのこ備忘録 でその時に感じた歌詞考察のような何かを見ることができます)。
その他、動画などで拝見、拝聴したものを一部知っているくらいで、つまるところほぼ何もわからない状態での参加です

以降セットリストの感想に移りますが参考に初見の楽曲には【初】とつけておきます。
ご紹介いただいた記事を参考にさせていただきました。ありがとうございます。

1.Wake-up Call~目覚めるとき~

ライブの期待感。初めのフェイクで否応なしに身体が昂るのを感じます。
グワッと体を襲う音圧。これがライブなのか!
17期さんの「君にそんなメイクは似合わない」が鼓膜を震わせた私の頭は「本物のモーニング娘。'23さんだ……」と、すでに胸がいっぱいです。
そんな感激も束の間、初めて聞く我が推し小田さくらさんの歌声。
「うわぁぁ!!うわぁ!!すき!!」
もう語彙も何もありません。
小田さんのマイクだけ特殊なつくりなのかと思うくらい、クリアに届いてきます。マイク乗りがいい方だなとは思っておりましたが、ここまでとは。もしくは推し効果が働いて私の耳が小田さんの声を拾いすぎてるのかも。
とにもかくにも!
私が今のモーニング娘。さんの楽曲で初めて聞いたのがこちらでしたので終始「本物だ……ほんもの……」になってました。
テレビの収録でそうなのは知っていましたが、ライブでも「私が照らしてあげる」のパートは『あ』の音を鼻に強く当てすぎないで、『え』で深さを出すことでMVより柔らかに包み込むようなニュアンスになっていて、「今私は小田さくらさんに照らされてる幸せ」を体感しました。これも実際に見ることでよく伝わってきます。その前の小田さん大移動も上から見てるのでバッチリ身の躱し方まで捉えられてよかったです。
そして、小田さんの最後のフェイク。MVだとチラッとしか映らないのですが、この日はど真ん中でやや上を見遣りながら歌いあげる。まさに歌姫の赫々たる姿。
ライブってすごい……小田さくらさんはやっぱり生でも画面越しで受けたあの衝撃以上のものを届けてくれました!

2.HEAVY GATE【初】

もうすでに知らない曲!
一瞬怯んでるうちに小田さんを見失い、その隙に目に飛び込んできたが石田さんのダンスでした。
手を顔の横に持ってきて片足でリズム取るあの振りで石田さんの体幹を感じさせる止めと、何度もするのに体の使い方がブレない安定感。
「やられたぁ〜!カッコよすぎる!!」
曲としてはフレーズで切るように歌うなぁという印象があって、リズムを取れないと歌の流れがぐらつくので小田さんがバシッと決めてる姿を見てさすがの一言でした。

3.セクシーキャットの演説

おださんねこさん。
もう仕草が猫になってるんです。
さっきまで強い目をしてたのに、誘うように少し高いところから見下ろして私がそこの人間より強いこと知ってまして?という態度が出ている。
さすが愛猫家、もう猫耳と尻尾の幻覚が見えましたもん。
サビから小田さんのソロパートがはじまって、小田さんのエの母音愛好家としては最高のフレーズ。
「本気で挑めば勝てるのよ」で顎をクイッとあげる小田様に拝みたくなります。もうこの時点で汗ばむ様子がビジョンで捉えられていてとんでもない運動量なことが推察でき、全力をぶつけてくださる喜びに打ちひしがれます。
そして工藤さんの後継者は横山さんだったことを知りました(なるほど、そうきたか!)。

4.気まぐれプリンセス【初】

このダンスほぼ筋トレじゃん、がまず初め。
次に来るのが曲がいい。
そして小田さんの七変化がすごい。
いやいやいや。落ち着いてください小田さん。
「寂しい乙女心を」でちょっとやきもち焼きな少女の声してたじゃないですか。なのに「いいじゃない濡れてるみたい」って数多の駆け引きを超えてきた大人の女性が悟ったように言い放って。そしてその後ですよ「気まぐれプリンセス」の小田さんの破壊力。前髪が汗で束になったのが顔にかかって歌詞とリンクする湿度を感じさせ、やや傾いた顔で微笑しながら伸ばした指を閉じていく様。妖艶……!これは堕ちてしまう。
そして最後のトドメ「好きなように絡んで」の小田さんはパワフルで、「もう貴方がプリンセスです」となりました。
くるっと回る振りでお衣装のスカートが膨らんで広がるのもプリンセス。仕えたい。
細かいところで言うと、この曲で階段を登る小田さんから蝶々の羽が見えたんです。大丈夫、私はまだ正気ですよ。というのも、ただの移動でなくて客席に対して後ろを向いて登る際に両手を腰のあたりでふわりと2度、上がるときに動かされていて。こういう細部にこだわった魅せ方をされるともうだめです。もっと好きになります。
あとは「指先は」で指差した手首を左右に振るところで小田さんの手首から人差し指にかけて若干ほんとに少し下向きになってるんですよ……わぁおすき。

5.What is LOVE?

フォーメーションダンスの代名詞とも言える曲!
どこにいても小田さんを目で追いました。
どの瞬間もまだ全力!今も!?が続いていてすごい。
なぜだかは知りませんがモーニング娘。さん、ガニ股になる振り多くないですかね?
正味私は「女の子に、ましてやアイドルにそんなのさせなくとも……」と初めは思ってたのですが、しっかりダンスとしてやり抜く姿を見せられたらそういうものかと納得し、最近ではカッコよさまで感じるようになりました。イントロのところも、「世界中くどけーるのー」も小田さん渾身のダンスがキマってます。

6.恋愛Destiny〜本音を論じたい〜【初】

アニメのオープニングのような始まりにドラムの音が駆け出してもう好き。高まる!
ちょびっとの山﨑さん可愛かったなぁ〜!
そしてそのあとすぐに小田さんと石田さん。「ほら あいつでもギブアップ したそうな顔してる」の『あ』の音はこれこれ〜小田さん〜!となる『あ』でした。最近、私ひとのこは小田さんと石田さんのユニゾンが好きなことに気がついたばかりでしたので、山﨑さんのソロパートからのだーさくユニゾンでもう好きな曲認定です。
それだけでなくてですね、サビの指ハートでさらにハートを描いてから頭トントンってするのずるくないですか?小田さんのこめかみトントンが合法で見られてしまうこの振り付けに感謝。
それと同じくらいずるいのが「留まらない!」でしょう。こんな声もお持ちで?という感情。もうなにやっても決めてくる……。
あとは本音を論じたいってすごいワードセンスだなと感じて歌詞……考察……となりました。
この曲歌うとスカッとするんだろうな〜。

7.時空を超え 宇宙を超え

個人的に考察に手間取ったのもあり、どう楽曲を解釈されて表現されるのかにとても興味があったのでイントロで察した時に嬉しくてたまりませんでした。
とても丁寧にされようとしてるのが伝わってきて、曲をやるときに小田さんが意識を向けている所が知りたいなという感情。
私の中では「調和」の意識なのかな思ったり。音の混ざり方のバランスを取ってるように見受けられました。

8.回替わり曲1:女が目立って なぜイケナイ【初】

つよつよの小田さん。
初めからソロパートからの髪を撫でる仕草にドキッとして息を呑んで。そこからの記憶がぼやけてる。多分息を止めてたせいで酸欠になったんだろうな。
この曲小田さんのダンスの特性に合わせて発注しました?というくらい小田さくらなよさが出ている、出すぎてる(日本語使えていない)。
今の小田さんだからこその魅力なんだよなぁ……。

9.回替わり曲2:若いんだし!【初】

曲のイメージがあそびながら歩いてる感じ。ちょっと走り出すようにタタタッと助走をつけ、横断歩道で白線だけ踏んで、グリコをしながら大きめの一歩でジャンプし、それが過ぎれば決めた石ころを蹴りながら帰ってくる。モーニング娘。さんの楽曲ではあまりない童心のようなまっすぐさがいいなと感じました。
こう、みなさんわちゃわちゃできるじゃないですか。目が追いつかない、全方位かわいいことしてる気配がする。

10.なんざんしょ そうざんしょ【初】

ポップ〜!なのに歌詞はとんでもないな〜!
なにこれ楽しいけど中身はダメ男に尽くしちゃう女の子で、感情が反転します。よくもまぁつんくさん……やりましたね(勝手につんくさんの曲だと認定)と聞きながら感じます。
「家前ポツッと」からの歌詞リレー楽しすぎませんか?みなさんそれぞれのお声の良さが生かされていて……すき!
あとは「そうざんしょ〜」のところの小田さんの手と腰の角度、小田黄金比……。
17期さんが2人でお買いもの(はじめてのおつかい風)に行く動画出してそのBGMにしませんかね??

11.好きな先輩(井上、弓桁)【初】

「「「じゃんけんぽん!!!!!!」」
ええええっ
ほんと、びっくりした……もうこれは暗黙の了解なんですか?
統率が取れすぎてて「な、なにが起こった??じゃんけん????」の頭になってました。ずっと序盤のジャンケンを引きずってサビまで意識が戻って来れなかったぞ。あれは歌われてる方が終わった後にお名前呼んでたんですかね?もはやその声含めて楽曲として完成されてるようでした。
フレッシュに歌って踊られてて……多分こんな姿も今だけしか見られないんでしょうね…………(感慨)。
小田さんと櫻井さんはお1人での加入になりますからジャンケンどうされたんだろう?とそちらも気になりました。
「ああ、うまくできません」って加入からあの歌唱力を誇る小田さんが歌い上げる好きな先輩……聞きたかったなぁ。ずっと小田さくらのターンじゃん。


12.悲しくなるようなRainy day(生田、石田、小田、野中、羽賀)【初】

イントロが雨音と照明の使い方が効果的でいいなぁと見入ってました。
ライトが当たってないときの小田さん、抜かりないんですよ。そういうところを画面越しに好きになったので、ちゃんと実際見てもそうでしたから嬉しかったなぁ。
曲は大人ですね。お姉さんチーム(生田さん、石田さん、小田さん)はわかるし、野中さんもイメージ(大人な恋愛してそう〜)通りでしたが、羽賀さんの選出で「おおっ!」となりました。
私の中で羽賀さんの歌声のイメージってるんって感じで、階段から落っことしたスーパーボールを追っかけてる気持ちになるんですよね(絶対これで伝わらない)。クールにつんとして見せたいけど、実際は甘えたすぎるの気づいてね?みたいな女の子の部分が混ざることによって、大人っぽくなりすぎないバランスが生まれてよかったです。

13.秋麗(譜久村、横山、岡村)【初】

セクシー、パッション、キュートのトリオに死角なし!
譜久村さんの魅力が存分に伝わる……聞き逃さないようにと傾聴していたのに秋麗からの沖縄で見た夜景で脳内がトリップしちゃって、もう!
なにやってるんだ自分!(かつての楽しかった思い出深いエピソードと、すぐに過ぎゆく秋の季節をかけてるのかなぁとかの思考に引っ張られてしまった)
やはり、こういう事故が起こらないようにもっと楽曲に詳しくなっておきたいなと思いました。
それでもしっかり堪能はできましたよ!

14.Moonlight night ~月夜の晩だよ~(牧野、北川、山﨑、櫻井)

こ、これこの間知ったやつだ〜!(ピンポイント予習が当たって嬉しい)
山﨑さんの放物線を描くお声にこの曲似合うなぁ!
「ドレスを纏い〜」のパートは北川さんで歌の中核を担うんだ!という風格を醸し出してました。
牧野さんは歌のおねえさんでもそこまで全力になれないよってくらい全力ダンスでとても目立ちますね。
櫻井さんはビジョンに抜かれたときの表情が素敵。おそらく研究されてるんだろうな。

15.スペシャルメドレー

1. 未来の太陽【初】
2. ワクテカ Take a chance
3. Say Yeah! –もっとミラクルナイト–【初】
4. What’s Up? 愛はどうなのよ~【初】
5. いきまっしょい!【初】
6. OK YEAH!【初】
7. Happy大作戦【初】

メドレーは目まぐるしくてちゃんと覚えてない部分も多く、勿体なかったですね。
記憶に残っている範囲での記録。
1.
・すごいアイドルソングだ〜!
・はじめのコーラス綺麗だな
・完全に歌詞がつんくさんだな
2.
・尻軽ちゃんじゃないわの小田さんをビジョンで抜く優秀なカメラ
・石田さんのアイソレ
3.
・山﨑さんと岡村さんの「青春を謳歌する諸君に告ぐ」かわいい〜!
・転調が楽しくてどんどんワクワクが重なってく感じがいい
・みらこー
4.
・あいのーちからって言ってるあそこがかわいかった
5.
・ほんとに覚えてない、なんで?
6.
・懐かしさを覚える音、パラパラみたい
・小田さんのレッグカバーも相まって本職感
・煽るの盛り上がるなぁ〜!
・したくぅなぁあいの音の動きがすき
7.
・多幸感
・加入順に歌のパートが回ってくるのか
・12〜11期の怒涛の皆さんのコールに脱帽
・応援されてるみなさんもリズム感鍛えられてるのか?

16.すっごいFEVER!

すっっっっごい!!!!
私の中でこの曲はオケありき歌は楽器の一部みたいな位置付けで今まで聞いていたのですが、やはり直接聞いてなおそのイメージが強くなりました。
すごぉい言ってるおじさんの衝撃もありましたが笑
けどなぁ、ジャケットありで見たい気持ちも出てきてしまった。脳内補完でもうすでに『見えてる』んですよ?小田さんのジャケット……だけど…………あの挑発的なイケ散らかしてる小田さんがジャケットバサァしてるのもいつか拝みたい。

17.わがまま 気のまま 愛のジョーク

きたきたきた!盛り上がるやつだ!(ハロステで25周年コンサートの映像でライブの様子をすでに拝見していた)
もうここまでくるとメンバーさんも観客の皆さんも熱量がすごい。何か勝負でもしているのかなと思うくらいに。
「こぉーんなぁひとぉなーんだよぉ」の小田さんの声の響きの深さたるや、圧倒。疑問符の点をやられてる小田さん、終盤でそこまで膝深く沈んだあとしゃんと立てるのすごいですよ。もうアスリート並みの体力。
そして『愛されたい!』
三者三様でよかったなぁ……と言いたいところなのですが困ったことに小田さんの記憶がないんです。衝撃で意識失ってたのか?
山﨑さんとってもカッコ良い。譜久村さんの生で聞けて嬉しかったな。
あとは私この曲での「多い方じゃないけど」の小田さんが指折り数えるのとても好きなんですよね。脳内に映像がフラッシュバックしてはわってなってました。

18.涙ッチ【初】

もう小田さくらさんが泣きそうになってる様子だけでだめです。
石田さんがですね、小田さんが泣きそうになってるの見てかたぽんぽんってしたんです(私の幻覚でなければ)、そのあと顔見合わせて調子が戻ってサビでは拳を高く突き上げる小田さん。あぁ、もう青春の全てがここにある方なんだなと胸打たれて感動の波に襲われます。
お二人が円陣?のように手を合わせる時に上の取り合いしてるのも「じゃれてるじゃれてる」と微笑ましかったです。
ここに告白しますが、今までメンバーさんのことセットで見るのやめときたいな、やめとこうかなという心境だったのですが生のだーさくを浴びて考えを改めました。そもそもだーさくゲーム配信でこれは金銭を落としたいと思ったので、私の今後どうモーニング娘。さんと関わるかは今、小田さくらさんとだーさくさんにかかっているやもしれません。
この曲は初め聞いたときにしっとりとしたラストナンバーになるのかなと思っていたら途中ガラッと変わって。歌詞通り「あしたをこっちのペースに巻き込むのさ」そのための変化なんだなと感じました。
1日うまくいかなくて最寄りの駅を降りた帰り、改札過ぎて外に出てからドラムの音に合わせて駆け出すイメージ。まさに青春!
頭の中も感情も忙しくなりました。

19.Neverending Shine【EN】

譜久村さんがメンバーさんのこと本当に優しげなお顔で見られるんです。これまでの想いも逡巡されていたのか涙ぐんでお声が揺れたり、途中で歌えなくなる場面も。
そのときにですね、小田さんももらい泣きされてるのにスッてマイク構えたんです。実際には譜久村さんが立て直されて歌うことはなかったのですが、ほぼ譜久村さんのソロであるこの曲での行動は、音楽を大事にされる小田さんの覚悟がわかりました。
私の好きになった方はこんなにも素敵にアイドルでいてくださる事実。敬慕の念に堪えません。
終わりの始まりの曲でしたのでみなさんお心を揺らしながら譜久村さんとの時間を大切にされている様子が伝わり、幸せな空間でした。

20.回替わり曲3:Help me!!【EN】

なにも知らずに臨んだ私の運が良すぎて怖い。
譜久村さんの「私をこのまま一人ぼっちにしておくわけ?」でヒュッって息飲みました。
小田さくらさんのデビュー曲が聞けちゃうんですか????
しんみりしてたのに心のメーターが天元突破しました。最高。
死ぬまでに「心じゃいつも叫んでいるのに」を生で聞きたかったので本望です。おそらくこのフレーズは小田さんの中でも常に自分の基準に(ご自身の歌唱の調子のパラメータにもファンの方から過去に渡って比較されるという意味でも)なっている曲なのかな?と感じて、確かめるように音を運んでらしていたのが印象的でした。
実際その場では「降臨なされた!」くらいの言葉でしか気持ちに追いつけてませんでしたが。
上から見れたおかげでイントロの小田さん自動エレベーターのあそこの仕組みがはっきり見えて面白かったです。スタンバイからのキメ。愛おしいな。
そして「掴み取る」で列を割って前に歩みを進める小田さん、モーセなのか?
この時点でもあの四角を描くダンスとかに疲れや妥協が見えないんですよ。どうなってる、ほんとうに。小田さくらさんの全てをこの場に明け渡してくれるパフォーマンス、ありがとうございます。こんなことされてしまったらまた来たくなるでしょうが……。

21.まじですかスカ!【EN】

もう終わってしまう、もうなのまだ見ていたい……。
そんな気持ちに包まれながらもラストは最高の盛り上がりを見せてくれました。
譜久村さんと生田さんが寄り添われている姿に2人で重ねた歴史に想いを馳せます。私のモーニング娘。さんの歴史の遡りもここから始めたので沁み入るものがありますね。
やっぱり最後は笑顔で終わるようになるのがモーニング娘。さんらしいなと感じました。幸せ!!

MC

言葉は全て正確でなく雰囲気だけです。

1番最初に小田さんが「本日はNeverending Shine Showに〜」のようなはじめのあいさつをされていて、そのお声が普段よりだいぶ高い(かわいい)。きっとパフォーマンスの後だったから熱とテンションが上がってらしたからかな?そのあと地元の山﨑さんに振られていて私の全ての始まり「ZDOさくさくパンダさんコンビだ……!」と沸きました。私得です、ありがとう世界。

横山さん、山﨑さん、井上さん、弓桁さん
トークテーマはホールコンサートの振り返り
弓桁さんはコロナで初日に参加できなかったので、17期にとっての初めてのコンサートで初見のような反応をくれたり「頑張ったね」と言ってもらえたのが心に残ったそう。
井上さんは初めは床ばっかり見てしまっていたのが、いまはファンの方の顔も見られるようになって浮き出て見えますに語り会場の照明が明るくなる(目が合った方も多かったのかな?)。横山さんがわかるわ〜と同意されてた。
横山さんが井上さんに指ハートを曲中に送られているらしく、そのお返しが欲しいとおねだり。井上さんは返すという発想がなかったのでこの後の曲で返しますねと約束を取り付けていました。それに便乗した山﨑さんが「めい送ってないけどほしい〜」に、横山さんが「欲張ってもいい?ゲッターからも欲しいなぁ」とみなさんでハートを送り合う約束をされててにっこり。
台本とかがあるのかもしれませんが、横山さんの全員に目を向けながら会話を回されているのお上手だなと感じました。さすがです。
山﨑さんは相手の会話のリズムに合わせてしまいそうなところ、ご自身のペースを大事にされてるなぁと穏やかな目で見守ってしまいますね。

生田さん主導での感想
岡村さんは譜久村さんにちゅーされたみたい。「なんかリーダーからちゅーされる風習?みたいなのあるじゃないですか」そんなのがあったなんて驚き。だからされてみたかったんですよね、ともじもじしながらお話しされてて最後に「譜久村さんのファンのみなさんごめんなさい〜!」ってとびきりの笑顔で言ってるのがよかった。
石田さんは「コンサートしてる時は、歌って踊って表情に表現を乗せてとか、カメラがあるとこの角度がいいかな?とか客席のみなさんと目を合わせたり、メンバーとも目を合わせて。超マルチタスクしてるなと思うんですが、でも、そのどれも好きなことなんですよ!その中に譜久村さんと目を合わせる瞬間もあって……ってどこ見てんですか笑」
譜久村さんは前方のステージでお客さんを観察していて、譜久村さんに向かうようにお話しされている石田さんとすれ違ってました笑
すかさずツッコミに入ろうかと構えてる小田さんも見られて笑顔です。
そして石田さんは「もちろんね、お仕事なんだけど好きなことをしてる感覚で、それがお仕事なのが幸せなことなんだなと思います。幸せしかボキャブラリーがないですが、幸せです!ありがとうございました!」と続けました。
この言葉は印象に残りましたね。好きでアイドルをやってくれているなんてファンからしたらこれ以上嬉しいことはないじゃないですか!
小田さんもアイドルでいることはお好きなのでしょうか。好きでいられるような応援の仕方、見守り方が私にもできたらいいなと感じます。
そして譜久村さん。ラストホールコンですけどなにか感想はありますか?に何も考えてなかった。この楽しいの気持ちのまま最後までやり抜きたいとお話しされ、最後に「みなさんにお願いしたいのはモーニング娘。はそ加入や卒業でその時代ごとに歌声が変わるけど、今の最高を届けられるように全身全霊を懸けてます。だから今のこの14人の歌声を、どうか覚えていてください」の言葉に今日この場に来られた意義を感じました。今のモーニング娘。'23さんを知って1ヶ月あまりの私。勢いでコンサートに向かいましたが、おそらくここで行動を起こしていなければモーニング娘。としての譜久村さんに出会うことはできなかったでしょう。14人での歌声を聞けた奇跡に感謝です。
羽賀さんは曲紹介に移る際に涙されていて。日頃の様子を垣間見ても譜久村さんへの深い愛を表現されていなと感じていたので、こうしてその感情に直に触れるとよりその大きさを知りました。他のメンバーさんがフォローに入ろうかなとされてるときにも「いや、この役割は誰にも渡さないぞ」という強いプライドが見えてよかったです。何かお二人の間にある絆をつくったエピソードとかがあるのですか?気になりました。

そしてリーダー、サブリーダーの発表がありましたね。
ご指名された小田さん。
「サブリーダーになりました小田さくらです」
「まだだから!」の石田さんの反応速度。
「ウチらソリが合わないとか言ってらんないよ」
「そうですね」
「まあ、サブリーダーのことならなんでも聞いて(ドヤァ)」
もうほんとそういうところが好き。
生田さんは飛行機でも全然寝られなかった、ずっと緊張していた。とあふれだす涙。「ごめんね〜みずきがさっき泣いちゃったから」と生田さんにいつも通りの調子で話しかける譜久村さんの元リーダーの泰然自若さ。「小田もえりも緊張してたよね」と周りのメンバーの様子もしっかり見ているところ。さすがはモーニング娘。最長リーダーです。
生田さんは「リーダーと言ってもメンバーのうちの1人だし、メンバー全員で支え合って成長していけるグループにしたい」と決意を述べられていて、新体制になるモーニング娘。さんも楽しみになりました!

感想

これが始まる直前の様子です。

人・音・光

まずは人。私はファミリー席で着席しての参加だったのでちゃんと間隔はありましたし、ぶつかったりすることもなかったです。ただ前に人が通るときはどうやってもぶつかるほどには狭い。始まる前の気配は常に感じる距離感だと思います。上から下で立って参加されてる方の様子を見るに、私が初めからあそこで見ていたら十中八九途中で倒れていたことでしょう。だからはじめの選択としては1公演もファミリー席も私にとって最適解でした。ただ、周囲は声を出す雰囲気でもなかったので、一度くらいはコールというものに参加してみたい気持ちも芽生えているのでどうしようかな。
音に関してはやはり結構キました。耳栓はしなかったのですが慣れるまでは心臓バクバクでしたね。やはり構えていても楽器のはじめの音が鳴るたびにビクゥッとなってしまったので、横の方気になってしまったなら本当にごめんなさいの気持ちです。予測できない音に弱いので今後またこのような機会があれば楽曲とコールの両方を予習できたら一応対策は取れるのかな?
光は時によって眩しい笑 舞台上を照らしているときはいいのですが、レーザーのように照明がこっちに向いたり複数の色(なんの曲だったかは失念しましたがピンクと緑っぽい色が混ざった照明)が使われたときは若干クラつきました。そのくらい。
想像よりは無事に見終えることができたのでよかったです。

会場の様子

なんだか人がいっぱいで(そりゃそうだ)。仮装大会みたいな気分でした。こう、集団になって同じ色の方が集まられていたり、特攻服っていうんですかね?譜久村さんの愛を感じたり、終演後発覚しましたが小田さんのアンコールの衣装まんまの方がいらしたり……!
私は全く普段通りの装いで向かったので、そういう楽しみ方もできたら楽しいんだろうなぁ。
座席はスタッフの方がお声がけで先導してくださるので、迷うことはありませんでした。
会場着く前バタついたのでグッズもまともに見て買えなかったのですが、山﨑さんの日付の入ったお写真とだーさくさんのアクスタ買えたのでよしとします。あとは通販かな。

小田さくらさん

ここまで読んだ方ならお気づきかと思いますが、私小田さくらさんしか見てません(ほとんど)。
いやだって、無理ですあんなの目がいくらあっても足りない。
歌ってる時も歌ってない時こそ普段の映像では見られない部分なので目が離せなくって、だからMCでの指ハートも岡村さんのちゅーも気づけませんでした……。もう小田さんの周囲1.5mの範囲しか追えない。
三階席で遠いからといってビジョンを見ることもできないんです。だって小田さん結構こちら側に来ること多かったですし、目が合ってる気がするんですもん!(目があっている気になるくらいにいろんなところに視線を送られながらパフォーマンスされているんだなと)
小田さんがこちらの方を向いている瞬間に視線を私サイドが逸らしているなんてもったいないことできない!だから知っている曲の小田さんの決めパートは「この流れと体や視線の動かし方を見るに今は来ない」と駆け引きをしながら適宜ビジョンを見てました。
小田さんの音ハメハイキックが幾度と拝めて眼福です。歌も整えられた音源の上をいかれているのがプロ。あ〜〜最高か?
もっと好きにさせてくださってありがとうございます。

モーニング娘。さん

これが終わった直後。

まず「いつ休んでるのこれ?」が率直な感想でした。
もっと休憩挟めるのかと思いきやずっと歌いっぱなし、踊りっぱなしでマジックを見ているようでした。MCとかも挟みましたが、それだってお着替えされたりしてますよね。ほんとどうなってるのか不思議。
私は歌もダンスも義務教育で「まあ成績のためだから……」くらいのスタンスで取り組んできた人間なのですが、これを見てこのコンサートを作るためにどのくらいの体力と努力がいるのか追体験してみたくなるほどです。いや、やり遂げられるのかこれ。アイドルという人種だからこそなせる技としか思えない。しかもこれをこの前にもう一回やっている……とんでもないな!
本当に月並みな言葉になりますが、みなさん可愛くて、キラキラしていて、たくさんパワーをいただきました(パンダさんパワーも)。
アイドルってすごいや……。

まとめ

情報量が桁違いで、ここまで書いてきましたがまだ拾えてない感情もあるくらいです。それぐらい実際にコンサート会場に行ってパフォーマンスを見るという体験に勝る衝撃はないと確信しました。
メンバーみなさんの日々の努力のおかげでこうしてパフォーマンスを受け取ることができています。モーニング娘。のみなさん、モーニング娘。でいるための頑張りを続けてくださってありがとうございました。

そして日々Xで情報をくださる方、あえて少し離れて優しく見守ってくださってくれているなというのもしかと感じております。ありがとうございます。
長らく応援されてきている方が暖かな土壌を築き上げてこられたおかげで、こうやって新規参入者である私のようなものでものびのびと育ちやすい環境ができているのだと思います。

1万字を超えた1人の人間の感情の嗚咽に、ここまでお付き合いくださりありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?