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マクロ漫画学概論

アホな事考えないと脳がイカれてしまいますよ。

いい香りがしそうなトップ画像でお送りします。本当にいいな。花の香りしそう。あまったるぅ〜〜いお花の香りがフワフワしてそう。マジ血が巡ってくる。一番お花の香りが強いのは野薔薇です。何故彼女はこうも性的なのか。絶対おっぱい重い。五条悟の片手でも支えられない。あぉぉ、ってなる。おっぱい大きいと言うことはHPが沢山あるので、良いですね。おっぱいが大きい子は自分で戦わなきゃ行けません。

さて、アホな事考えよう。

これ以上アホな事あんの?って話ですが、

ホーレイショー、天地の狭間には思いもよらぬアホな事があるのだ、ってシェイクスピアも言ってた。

例えば、最近の呪術、非常にジョジョ味が強い。

癖強漫画家シャルルさん。岸辺露伴?って言っても「わかるぅ」だし、こないだ負けた石流君も、仗助味があった。これパクリって言ってんじゃないよ。今のヒットする漫画はそれで「当たり前」なんだ。

ちなみに鬼滅は設定がジョジョだった。まぁ吸血鬼伝説なんてどこも似たり寄ったり、和風ジョジョ、ではあるけれども、鬼滅はアレに「人情」と「大正カストリ無惨絵丸尾風味を添えて」で提供されたお料理。設定自体はよくある話だし、まぁヒットしますよね。

なんとなく僕はここ最近のヒットの流れ、所謂「二次創作」化が進んでいるんじゃないか、という予感だけしている。ジョジョの二次創作、ハンターの二次創作。二次創作も跡形なくぶっ壊しちゃえばそれは一次に近いものだし、ハンターやジョジョが作り上げたプロトタイプ王道ってやっぱりなんだかんだ面白いんですよ。

ただ読者や舌の肥えたアホはやっぱそういうのじゃいけない!オリジナルとは!みたいな情熱で走る。僕は本当に「進撃」を見出した編集者には頭が下がります。進撃は見事に王道を蹴ってる。完璧にです。故に、進撃フォロワーが未だに登場してきてない。進撃は今唯一無二の物語で、諫山創はとうとう倒すべき敵になった。エレンみたいにね。

進撃が今後50年は語られる物語になった

のはもう自明なのだけれど、それは「語らねばならない主題」をそこに盛り込んでいるからだ。「差別」
この差別を主題にした物語として有名なのが「東京グール」石田スイ。あれも差別、被差別者の物語だよね。

こうも当たるのなら真似したくなるのが人情世の常、だけど僕の尊敬するこも人はそこに踏み込まなかった。ワンパンマンのone。差別構造はワンパンマンの中に簡単に見出せる、でもoneはあえてそこに踏み込んでない。そこが無茶苦茶かっこいいんですよ、oneは。僕はずっと、サイタマはブッダだ、と叫んでいる気持ちの悪い子なのです。
ワンパンマンの構造は単純で複雑、oneはね、「悪役を主題」に持ってくるの。悪役の意味や悲哀や喜劇をずーーーーっと見せて、サイタマに論破させる、そういうカタルシスの作り方してる。ガロウ編マジでいいからな。

だから僕が考えるに、本来語らなければならないのは「悪役」の話なんだ。

僕も創作をする人間なのだけれど、僕が未だに思いこがれて中々表せないものがある。それが「悪役が主人公」のお話。みんな、主人公は正義で正しい、と言う。諫山創はそれすら「おかしい」とひっくり返した。だけど諫山すら出来なかった、悪役の完全一人勝ち、という物語は既に存在する。

「hellsing」

完璧ですよね。悪役を悪役のまま勝利させた唯一無二の物語。僕のバイブルの一つ。
悪役が勝つ物語として有名なのがデビルマンのラストだけど、あれ以上に綺麗なんだよ、hellsingのラストは。

これからの物語

悪役を語るべきなのか。正義になんてもう飽きてるだろみんな、正しい事は正しくない。優しくてコンビニエンスで軽いお話?舌触りは軽く、実は腹持ちのいい話?コミュニケーションとしての物語、ハブとしての物語、そうね「語られることを前提とした」物語が必要なんだろうね。

因みに僕は、乙骨そんなに………な感じです。だって彼、

理解のある彼くん、だから…………。

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