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虎に翼とわたし

オープニングで鷲掴みにされたよ虎に翼

好きすぎる。

(オープニングがとにかく好き。♪誰かと恋に落ちて~のワッシャー!するとこと、♪瞬け~で手をパシッてして踊るところが特に好き

第一週目をまとめ見し終わる頃には、なんでかわからないけど胸の奥とかみぞおち部分がブルブル振動して、涙止まらず。

まずタイトルでハートを掴まれたよね。
だって「虎に翼」だよ。
わたしは虎だの獅子だの出てくると非常に滾る性癖を持っていてだな。

わたしが震えたのは女性初の、とか、女性がいかに冷遇されてきたか、とか、そういう部分ではないことは確かなのだけど、
このドラマの何に、どこに震えたのかまだよくわかっていないので、
震える度にその場面をメモしながら、じっくり自分を観察中だ。

おかしいことを、当たり前におかしいと感じること、それを変えていくことがどれだけ困難な時代だったのだろう。
道なき道を切り拓くために、どれだけの屍を越え、自らも屍となって次世代にバトンを渡してきたのだろう。

わたしがこの時代に生まれていたら、主人公たちのような道を選べただろうか。
多分選べていないだろうなあ。

しこりを抱えたまま、言われた通りの道を進み、
心の声を見ない聞かない感じないフリして自分を殺して生涯を終えたのだろうと思う。
だけれど自分の性格上、しこりがしこりのまま大人しくしているはずが無く、
呪怨怨念呪詛をまき散らす妖怪になっていたかも。(最悪や
もしかしたらどこかで抗っていた可能性はあるけれど、正面切って戦うことはしてないだろうな。

さまざまな想いが、ただ記号が女性/男性だからという理由だけで奪われる理不尽さよ。
どの時代にもそれぞれの地獄はあるが、この時代の正義も地獄だな。

土砂降りでも構わず飛んでいく その力が欲しかった

人が宣う地獄の先にこそ わたしは春を見る

米津玄師/さよーならまたいつか!

この唄の歌詞に何度も出てくる「100年先」。
その言葉の意味を想うと、やっぱり泣けてくるのだった。



おまけの作業工程。
ノンクレジットOP動画を観てたら居てもたってもいられず、珍しく短時間で仕上がった。(普段からそうであってほしい。
絵も文章も、時間の有る無しじゃなく、すべては自分のテンション次第なんだよなー。

ザカザカ下書き

今度は虎にも挑戦したい。

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