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成田空港からヘリで帰ってきてみたよ。

インターネットが普及しなければ、なかったよねって商売を思い浮かべたとき、すぐ浮かぶのが、シェアリングエコノミー。日本のUberは、ハイヤーの会社と提携して募集型企画旅行の仕組みを使ったただのオンラインハイヤーサービスだけど、もともとのUberは、リムジンの余った時間をオンラインで切り売りしてシェアするというもの。

 そこから派生したUber Eatsは、暇な人が、顧客の代わりに店に行って、食事を受け取って、代わりにデリバーするというシェアリングエコノミー。仕事がない人が、お金を払ってでも、誰かに食事を持ってきてほしいという人の代わりに労働して、お金を稼げるようになったという、とてもいい話。
格差社会が加速するとかいう批判はあるけど、ギグ・エコノミーで、特別な能力のない人でも仕事ができるって、世の中として、正しいと思うのだけど。

雨の日とか、家から出たくなくて、お腹が空いたら、割高なコストがかかっても、美味しいお店からデリバリーしたいよね。細かいけど、雨の中、自分で買いに行くよりは、UberEatsに頼んだほうが、世の中的にはいいんじゃないかと思います。経済はお金が回って初めて成立するので。

さて、そんなシェアリングエコノミーですが、アメリカでは、JETのUberができて話題になりました。日本では、JETは普及してないので、変わりのっサービスとして、ヘリのシェアリングサービスが始まったようです。

結構、お金持ちのみなさんって、ヘリ持ってるんですよね。
イーグルポイントみたいに、ヘリポートがあるゴルフ場も増えてるんで、千葉方面とか、行きは良くても、帰りのアクアラインの渋滞を覚悟しなければならないこと考えると、やっぱり、ヘリゴルフじゃない?みたいな感じで、とりあえず、ヘリ買って、東京ヘリポートに置いといて・・・って、やってみたけど、毎日、ゴルフ行くわけじゃないし・・・。

ってことなんですかね。
こういう空いているヘリを格安でUber的なシェアリングするサービスが始まったということで、ご案内いただきました。

会員制らしいんですが、とりあえず、お試し。
ヘリポートあるゴルフ場とか行く予定がなかったので、週末海外に遊びに行くのに、成田発着便を選んで、東京ー成田空港間をヘリ移動してみました。

費用は、片道10万円くらい。今回は、2名でしたが、最大3人まで行けるとのこと。1人5万。3人で割ったら3万台。これ、ハイヤーと変わんない。

ということで、価格としては、悪くないです。

東京ヘリポートまでタクシーで行って、そこから、成田空港までわずか20分くらい。これ、半端なく速いです。景色もすごいので、イベント性はあります。今回、同行した方が高所恐怖症じゃなくてよかったと思いましたが。

でも、家から東京ヘリポートまでタクシーで行って、着いてから、国際線ターミナルまで、車で移動して・・・って考えると、家から空港まで1時間でハイヤーで行ったほうが快適なんじゃないかと。

高速が渋滞してる時間帯に成田から帰ってくるとか、成田に向かうとかじゃなければ、正直。ハイヤーとかで全然いいんじゃないかと。セレブリティにはなれないなとつくづく思いました。

昔、森ビルがアークヒルズから成田にヘリコプター飛ばしてましたが、今こそ、あれなんじゃないかと。

近所から飛べるなら、成田発着のときは使うかもしれませんけど、東京ヘリポートからだと、使う機会は少ないかな。