『僕が噛み砕いた音楽理論:『第1回コードとKey(調性)』


それでは基本からいきましょう!

1.音階とそれぞれの表記

まず覚えておくのは『ドレミファソラシド』ですね!これが分からないと音楽理論は何も理解できないです。

と覚えましょう、これが後々出てくる『コードの成り立ち』の理解に必要です。
一応日本語表記も載せました。理由としては、『僕が噛み砕いた音楽理論』では使いませんが、クラシックなどでKey(調性、後々紹介)を知るとき『ハ長調』や『イ短調』などと表記してあるのを理解するためです。

この音階、ピアノならば分かりやすいですがギターをやってらっしゃる方は「どこがどの音?」となると思いますので表にしてみました、覚えていきながらついてきてください。

このような感じになります(レギュラーチューニングの場合)
12フレットで1サイクル、13フレットからはまた1フレットと同じ音からです。
規則性があり、A⇨A#(B♭)⇨B⇨C⇨C#(D♭)⇨D⇨D#(E♭)⇨E⇨F⇨F#(G♭)⇨G⇨G#(A♭)、といった順番に音が上がっていきます。
『#』は半音上(ピアノなら1つ右の鍵盤、ギターなら1フレット)
『♭』は半音下です。(厳密に言うとhertz(ヘルツ)の数値上違います。例えば、『A#』と『B♭』は指板上同じですが全く同じではありません。しかしそこを今は厳密に考慮せず話を進めていきます。)

2.コードとは?

コードとは『和音』です。異なる高さの音が同時になる響きのことをこう言います。
コードを使って曲の展開を生み出していく『コード進行(和声)』を考え作っていく作曲法を『和声法』といい(反対に旋律に対旋律をからめ作っていく作曲法を『対位法』という)この『僕が噛み砕いた音楽理論』では『和声法』を中心に書いていきます。

さて、コードですがいきなり『和音』と言われても勿論わかりません。
「そもそも、それがわからないからこれ見てるんだよ!」って話ですからね。
なので『コードの成り立ち』から理解していきましょう。ここがめちゃくちゃ大切なところです。
分かり易く説明していきます、ゆっくりでいいのでついてきてください。

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