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インターン生向け勉強会#2 開催

今日はインターン生向け勉強会#2 大学生だけではなく、インターン生受け入れ議員さんや、ご自身の勉強のため参加してくださった議員さんも含め、40名のご参加を頂きました。
 私から、ひとり親家庭の現状と課題、行政支援の状況などについて、説明させていただき、その後、議員の立場だけではなく当事者の気持ちや経験も含めた質疑応答。
・今どんな支援を行っているのか。現在存在する支援制度は、十分ですか?足りていない施策はどんなことか。
・ひとり親になったきっかけなどを聞かれたくない気持ちはありますか。
・一人親家庭がどのようにして支援を受けるようになっているのか。きっかけのようなものはどんなものがあるのか。支援を知るために、どこに窓口を作るのが情報伝達に有効か。
・シングルでの子育ては辛いことも大変なことも多かったかと思いますが、ここはシングルで良かったなと感じる点はありますか?
・ひとり親の子供は様々な機会を奪われていると聞くが、その実態を教えてほしい。
・ひとり親議員として、コロナ禍以前は夜に懇親会が当たり前にあったが、子育てとの両立は大変ではなかったか。
・支援男性からのセクハラなどはどう対処しているか。また、そういう人がボランティアに来る場合は
などの質問の他、講演を聞いたうえでの質問も受け付けました。

その後、ワークショップを実施。
・初めて知ったこと
・議員だったら、進めたい支援(新しいアイディアも含め)
・自分がこれからしていきたいアクション を話し合いました。

まとめの発表では、
・子どもと向き合う時間と親の心のゆとりの無さを解消する   ために相談窓口を学校や病院に設けるべき
・ひとり親の状況をSNSで発信する
・親と子を世帯で考えず、それぞれが話ができる機会を作る
・子どもの視点で 父子家庭に対してのサポート(孤食)
・親の視点で親の働きやすさ支援 放課後の使い方を見直し 学童の拡充(担い手が少ない)地域の交流など
・役所の視点 死別世帯のカウンセラーを増やしては
・無料の学習支援利用者が少ない
・情報 チラシよりSNS アプリを作るLINEを使う
・社会保障 ベーシックインカム
・ひとり親家庭と行政の間にNPO子ども食堂があるという活動を全国的に広めていくことが必要
・支援をつけやすいように
・金銭よりメンタルケアが重要
・市役所の環境を良くしたら 寄り添える人がいたら
・情報提供が少ない おしゃべり会 事業の立ち上げ
・子どもたちの支援 就労環境の改善 保育園以外の居場所連携
・窓口のIT化
・奨学金が少ないので充実 受けられる奨学金を検索できる
・私たちができること SNS発信 
・就労支援 手続き代行をひとり親ができたら。当事者に寄り添える
・子どもをみる場所が増える 無料の塾
・中学生の部活 子どもが子どもをみる
・教育 教育現場の理解 イベント配慮
・子どもの頃から多様な家庭をアニメで知らせるなど
・情報共有 情報伝達を庁舎内で
・著名人による声掛けなどSNS
・ジェンダーギャップへの理解
・食糧支援 企業からのロス食料を
・心のケア オンライン面会なども
・金銭的なサポート   など多くの意見が出ました。

私達も、学生たちがひとり親家庭のことを、社会全体として考える必要があるという意識のもとで、真剣に各家庭への支援と幸せの権利を考えてくれる姿勢に励まされました。
なによりも、知る、理解することから、共生社会は始まるということを実感でき、当事者として発信できたことの意義を感じた研修会でした。ご参加いただいたみなさんありがとうございました!

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