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両国「江戸遊」のサウナで整ったあとのサ飯は、「ほそ川」の牡蠣蕎麦に限る

サ飯とは……
サウナに入った後に食べるご飯のこと。汗をかき、体の塩分が抜けた(気がしている)分なのか、やさしい塩気が妙においしく感じる状態。
〈使用例〉
「表参道の清水湯のあとの——は、やっぱり蕎麦屋の『しまだ』だよね」

グルメサイトの社員が、自分が愛するグルメを一生懸命に語る「ヒトサラ社員のリアルめし」火曜日担当の郡司です。

両国にある「江戸遊」という、サウナ付きの入浴施設が今年リニューアルオープンし、そこにはなんとワーキングスペースが併設されているという……その名も「湯work」。

そんな情報を聞きつけ、完全に流行にのった形のにわかサウナーの私が軽率に「行ってみたい」と思ってしまったのが、今回の記事のきっかけです。

え、せっかく風呂とサウナにリラックスしに行くのに、仕事するの?

と思った方もいると思います。

しかし、逆にこう考えてみてはどうでしょう?

仕事が終わったり、煮詰まった時にすぐに風呂とサウナに入れる環境って、最高じゃないか……!

休日出社するくらいなら、仕事とサウナを行き来して、どっちも整えちゃえ〜!ついでに、両国グルメで「サ飯」も満喫しちゃえ〜!

……というわけで先日、実際に「江戸遊」さんに伺ってきまして、とてもオススメしたい「サ飯」のお店があるので、紹介したいと思います。

それは、「江戸蕎麦 ほそ川」さん

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何年も連続でミシュランガイドに掲載されるなど、言わずと知れた名店です。「江戸遊」からの距離、わずか70m(笑)。

そして、なんといっても、この時期に注文すべきメニューがこちら!

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じゃんっ、「牡蠣蕎麦」

おもに、北海道の仙鳳趾(せんぽうし)産か厚岸(あっけし)産から送られてくる牡蠣を使っているのですが、みてくださいこの大きさ……! ごろっと3つのって、蕎麦が見えない。けっして丼が小さいわけではありませんよ〜!

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割り箸で持って、このサイズ。

濃厚で、でゅるんっ……と溶け出すような旨みと甘味。でも全然しつこくもなければ、重たくもない。この牡蠣を食べると、身をもって牡蠣が「海のミルク」と呼ばれる理由がわかります。

汁は、鰹節のいい香りに牡蠣の旨味が溶け出していて、ほんのりとゆずの香りがまた上品。とってもやさしい塩加減は冒頭でも述べましたが、まさに「サ飯」の鏡です。

こってりよりも「あっさり」、醤油味や強い塩気よりも「やさしい塩味」のほうがおいしく感じるのが「サ飯」の不思議なところです

ちなみに、夏は「冷やし牡蠣蕎麦」ですが、秋冬は「温かい牡蠣蕎麦」。年末に向けて、どんどんと牡蠣の身が大きくなり、おいしくなると、以前、店主の細川さんに取材したときに教えていただきました。

あぁ…なんたる贅沢……

「江戸遊」で仕事してサウナで整って、牡蠣蕎麦を食べたあとの両国からの帰り道に感じていたのは、ただただ充足感のみ

もちろん「江戸遊」と「江戸蕎麦 ほそ川」は、それぞれ単体で訪れても魅力的な場所ですが、ぜひ一緒にめぐって「サ飯」の魅力も感じてみてもらえたら嬉しいです。

今回紹介したお店
江戸蕎麦 ほそ川
https://hitosara.com/0006096929/

おまけ 〜湯work〜

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こちらが「江戸遊」内の「湯work」。元々、浴室として使われていたスペースをワーキングスペースとしてリノベーションしたようで、会議室の入口に「サウナ」と書かれていたり、ゴミ箱の棚の上には「かけ湯」と書かれた看板があったりと、「湯work」の名にふさわしいつくりになっていました。

今回紹介したサウナ
両国湯屋 江戸遊
https://www.edoyu.com/ryougoku/

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