KIREI Doctor
「おそうじを人から教わった」というご経験はありますでしょうか。
2022年3月24日、兵庫県にある有馬温泉の名宿「欽山」様より、「おそうじを教えて欲しい」というご依頼を受け、おそうじをご指導させていただいたことを、改めて記事にしました。
貴賓室「吉兆」
当時「欽山」様では、旅館内の大規模な改修工事が行われておりました。館内の大規模な改修工事でしたが、その中でも広いお部屋を新たにつくるというプロジェクトがありました。広いお部屋をつくることで、空間が広くなりコロナ対策にもなること、新しいお客様層を獲得することにも繋がります。この新たにつくられた広いお部屋は、「吉兆」と名付けられました。
「吉兆」は約200㎡という広々とした貴賓室であり、中にはシモンズ製のツインベッド、独立した書斎、ミニバーや広々としたお風呂があり、有馬の高級旅館にふさわしいお部屋でした。
問合せするも断られた案件
「吉兆」は貴賓室だけあって、特別な素材を使用したものが多く、職人がこだわりをもって選んだものが使用されていました。おそうじとなるとただKIREIにするだけではなく、対象となる面に対して傷をつけてはいけません。特に特別な素材となると傷がつきやすく丁寧なおそうじが必要となります。また、ここは旅館です。お客様がたくさん来館されるため、丁寧かつ効率よくおそうじをする必要があります。そのため、「欽山」のご担当者様からいただいた内容は、「どのように効率的に限られた時間の中で、おそうじをしてKIREIに保つのが良いのかを教えて欲しい」というものでした。
実は「欽山」様は、弊社にお問い合わせする前に、他の大手ハウスクリーニング会社にお問い合わせしたようだったのです。しかし、「おそうじの技術を漏洩することに繋がるため、お受けすることはできない」といった主旨の回答が多く、どの企業様からもお問い合わせを断られたご様子でした。そこで弊社が、「欽山様」のご要望に合ったカリキュラムをご用意し、一日かけておそうじのご指導をさせていただくこととなったのです。
今となってはとても素敵な思い出となりました。特に「欽山」様の洗練された空間以上に、おそうじスタッフの方々のおそうじを教わる姿勢うや旅館の方々の接し方や話し方には日本人が持つ真面目さと物腰の柔らかさといったものが感じられました。
これは海外に来たからこそわかる感覚だと思います。
しかし、おそうじは奥が深い…。と「欽山」様のご担当者様もおっしゃってくださいました。
ベトナムのハノイ市及びその近郊で、「おそうじを教えて欲しい」「おそうじのマニュアルを作りたい」「定期的な衛生チェックをお願いしたい」など、おそうじでお困りごとの方がいらっしゃいましたら、ぜひ私のプロフィール欄にありますリンク先のInstagramのDMにてお知らせ下さい。
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