見出し画像

ダッチワイフ

今では精巧なドールもあるようですが、お値段的にはお高くて手が出ません。

前回までブルセラショップの話を書きましたが、そこではビデオテープ以外にも古着も購入しました。

古着を購入すれば使いたくなるのが人情ですがサイズ的に自分が着用するには無理がありますので、誰かに着せるのが理想的な使用方法ですが、それを実現させるには着てくれる人が必要ですのでそれなりにハードルが高いのが常です。

それではと思い付くのはダッチワイフですね。アダルトショップに行けばそれこそピンからキリまでありますからあとはフトコロと相談と言うことになります。

もちろん最初に書いたような精巧なドールなら文句はありませんが我がフトコロと相談の結果いわゆる南極2号みたいなあまり色気のないどう見ても人形にしか見えないようなものを購入致しました。

そしてその「彼女」を連れて帰りさっそく古着を着せてみます。

「彼女」は空気を入れないと形を成しませんからまずは空気を注入してからとなります。

そんな彼女も古着とは言えホンモノの制服を着用するとそれなりに見えてテンション上がります。さらに彼女の目が人形っぽさを強調しているような気がしましたのでちょっと目隠しなどしてみましたらこれがなかなかにいい感じで皆様にもお勧めしたいです。

そうしてあとは彼女の股間にホールを装着して彼女を抱きます。当時はテンガが無かったのが残念です。

当たり前ですが私がいくら頑張っても少しも彼女の反応が無いのは虚しいものですがそんな疑似セックスでも私の方はちゃんと反応してちゃんと果てましたからそれはそれでまた虚しいものではありました。

それでも当時の私はこの疑似セックスがそれなりに気に入ってて随分とお世話になりました。

そんな彼女も最後は疑似セックス中に「皮膚」の一部が破れて空気が抜けて呆気なく萎んでしまいました。

再生不能になった彼女はそのまま廃棄するには少々憚られましたので何重にも袋に入れて特に頭部はそれがゴミ捨て場にあるのが見つかると死体遺棄事件に間違われるような気も致しましたので中が見えないように念入りに梱包して可燃ゴミとして廃棄致しました。

愛着もありましたからちょっと寂しい別れでした。


こんなnoteにサポート頂くような奇特な方があるとは思いませぬが、万一、魔が差したような場合にはぜひ。