新規 RSS をトリガーとしてワークフローを自動実行2

ブログの更新通知として Zapier を使うことにしたと書いた。

しかし Zapier 以上に便利がいいワークフロー自動化ツールを見つけた。Pipedream だ。

Connect APIs, Remarkably Fast - Pipedream
https://pipedream.com/

Pipedream は Zapier 同様、新規 RSS をトリガーとしたワークフローを作成できる。ブログの更新通知として使えるということだ。

Pipedream も Zapier も Twitter との連携に Twitter API は不要だ。self-hosted のワークフロー自動化ツールはたいてい Twitter API が必要だが、僕は Twitter API の利用申請に通っていないので使えないのでありがたい。

さらに Zapier 同様、複数の Twitter アカウントを連携できる。IFTTT は1つのアカウントに1つの Twitter アカウントしか連携できない。複数の Twitter でワークフローを作るなら、複数の IFTTT アカウントを作成しなければいけない。

そして Pipedream は無料プランであっても複数ステップのアクションを実行できる。Zapier は無料プランでは1トリガーにつき1ステップしか実行できない。

また Zapier は1ヶ月 100 タスク、15 分間隔更新だが、Pipedream は1ヶ月 10,000 イノベーション or 1日 333 イノベーションで更新間隔も最短1秒から自由に設定できる。

Pipedream の「イノベーション」の考え方はややこしい。最初はタスク数を意味するのかと思ったら違っていた。新規 RSS のチェックのような、Pipedream 側が実行するトリガーはチェックごとに1イノベーションカウントされる。つまり 15 分間隔チェックの設定にしていたら1時間4回、つまり 24 時間で 96 回消費されてしまう。さらにトリガー後のアクションが実行されるとさらに1イノベーションカウントされる(ただしアクションののステップは何ステップあろうと1イノベーションだ)。結構すぐに1日 333 イノベーションのリミットに達しそうだ。イノベーション回数は UTC 0:00 にリセットされる。

イノベーションのカウンターはどこで見られるのか迷ったが、「Settings>Billing and Usage」で確認できる。ワークフローごとのイノベーション回数も分かる。

Pipedream の新規 RSS の確認はタイムゾーンを東京に設定しても UTC に戻ってしまう不具合がある。

削除したワークフローであっても RSS のチェックをオフにしておかないと、イノベーションを消費し続けるとも分かった。削除前にオフにしよう。これは不具合の一つだと思う。

Pipedream はいろいろとトリッキーな問題があるが、無料プランで複数ステップのワークフローが使えるし、イノベーションの消費にだけ気を付ければ Zapier より便利だ。

そういうわけで、Pipedream を使い始めた。

僕がやりたかったのは、ブログの更新通知を URL を Yourls で短縮した上で自動ツイートすることだ。Pipedream でブログの新規 RSS がトリガーとして発火されたら、Yourls API へコマンドを送って短縮 URL を取得。そしてツイートする、という一連のワークフローを Pipedream で作れた。

参考:
Plans & Pricing | Zapier
https://zapier.com/pricing

Pricing - Pipedream
https://pipedream.com/pricing


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