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風のゆんたく(続の続)

これで、一通り、旧ブログに投稿していた記事の移行が終わります

風の音(2010年11月27日)

今度は、風の音を集めてみよう!

「風」の音に関する日本語のオノマトペにどんなのがあるだろうか

ぴゅうぴゅう
そよそよ
ごぉ〜〜〜
ざわわざわわ
かさかさ
すぅ〜
ばたんばたん
がさがさ
ひゅうひゅう
さわさわ
びゅんびゅん
ごーごー

まだまだあるだろうけれど、これってみんな風自身の音ではなくて,風が通り過ぎるときに他のモノに声をかけているんだろうな。


風のつく言葉(2010年12月23日)

頭に風のつく漢字二文字をちょっと思い浮かべただけでもずいぶんたくさんの言葉がある。
自然を考えるヒントがあるかもしれない。

風景、風物、風船、風鈴、風向、風雅、風紀、風致、風化、風刺、風味、風情、風土、風紋、風呂、風体、風洞、風塵、風雨、風貌、風疹、風潮、風選


音楽と風(2011年1月10日)

が音になる、そして
音がになる。

ある作曲家のブログから引用、こんな表現をしてみたい

iiJima Jun
E.サティの「3つのジムノペディ」はやっぱり素晴らしい作品。弾き始めた瞬間に、開けっ放しの窓からそよぐの質感がハッキリと変化した。生涯に1曲でも、こういう音楽を現世に残したい。


八風(はっぷう)(2011年1月19日)

あるブログから抜粋

人生には、利・衰・毀・誉・称・譏・苦・楽の八風が吹く

そこで、ウィキペディアによれば、

八風(はっぷう)とは、仏の教えに基づいた修行を妨げる8つの出来事の事。
人間が求める4つの出来事四順(しじゅん)と、人間が避ける4つの出来事四違(しい)とからなる。

四順
利い(うるおい)‐目先の利益
誉れ(ほまれ)‐名誉をうける
称え(たたえ)‐称賛される
楽しみ(たのしみ)‐様々な楽しみ

四違
衰え(おとろえ)‐肉体的な衰え、金銭・物の損失
毀れ(やぶれ)‐不名誉をうける
譏り(そしり)‐中傷される
苦しみ(くるしみ)‐様々な苦しみ


ごはんと風(2011年2月14日)

風は「いのち」を運んで来る。そしてごはんの味を変える、ということだろうか?

以下、別のブログからの抜粋。

いのちのごはんは「地・水・火・・空・真」
この6つの要素からつくられます。

地:環境を整え、エネルギーを高める
水:いい気を運び、いい気を留める
火:気を高めて、高い感覚を養う
:邪気を吹き流し、愛を込める
空:気持ちが良い料理をつくる
真:ごはんの神様から愛される

風:邪気を吹き流し、愛を込める
・エネルギーを吸収する風、邪気を発散する風
・空間からエネルギーを取り入れる方法
・空間と脳と心の3つの関係
・脳幹が弱る原因16ヘルツの脅威
・16ヘルツから心と体を守る唯一の方法
・光と微生物を集めた「碁石茶」と「酵素玄米」
・エネルギーと意識をウツす水晶
・空間のエネルギーを料理に凝縮させる3つの秘訣
・脳の島皮質のシャッターが降りていると共感力が失われる
・食べると願いが叶うという映画「食堂かたつむり」の秘密
・「いのちのごはん」をつくる秘訣は「愛の祈り」にあり
・なぜ、「祈り」が料理を劇的に変えるのか?
・何をつくるかよりも、誰のためにつくるかが大事
・「祈り」をこめて料理をつくる
・正しい「祈り方」、逆効果になってしまう「祈り方」
・いのちのごはんをつくる「愛の祈り」の4つの心構え
・神様から愛される、チカラに頼らない生き方 ​


風のエネルギー(2011年8月16日)

3.11の東日本大震災以来、風力などによる再生エネルギー利用が話題になっている。自然の風を大いに利用しようということだから、別に悪い訳ではないけれども、そのためにあの巨大な風車を建てなくてはいけないというところが、どうも引っかかる。自然の風景の中にそびえ立つあの姿は、決して自然体ではない。近くに住む人の話しでは、風車の風切り音やその他の騒音で生活に支障が出ているとか。さらに、常時吹いていない風に期待することは安定した電力供給には結びつかないということで、それほどのメリットが感じられない。風は、やはり自然の流れ、たとえば夏は南東から吹く風をうまく取り入れるなど、これまでの生活の知恵を活かした利用が先ではないだろうか?

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茂木健一郎にとっての「風」(2011年8月19日)

7:51am via Web
かぜ(1)60年代、70年代の日本のフォークが好きで、カラオケではなかなか恥ずかしいから歌わないが、密かに時々聞いている。そして、これらの曲に共通しているのは、「風」が吹いていることだと思う。あの頃、人の心の中には「風」が吹いていた。

かぜ(2)もともと、アメリカのフォークソングに風が吹いていた。ボブ・ディランの「ブロウィン・イン・ザ・ウィンド」。ウディー・ガスリーに代表される、各地を放浪する「ホーボー」の遺伝子。あの頃のアメリカは、「変化」への信仰があった。

かぜ(3)クリントン大統領が当選した時、みなで手をとって『勝利を我等に』を歌いながらホワイトハウスに入っていったという。しかし、あの頃にはおそらくもはや風は止んでいた。明日を変えることができるという信仰、人々の善意に託すという気持ちは、時を得ずしては燃え上がらない。

かぜ(4)風が止まったあとのかくも長き時間をどうやり過ごすか。それが、私たちにとっての共通の課題。忌野清志郎はその命題を天才的芸術センスでこなしていた。同じプロテストソングでも、聞いていて息苦しくなるものは、風が吹いていない。風は爽やかで、どこかにいきたくなる。

かぜ(5)風が吹いていない時、自分が動く、というのも一つの考え方である。よどんだ空気の中でも、自ら移動すれば、体感する風は増える。猛スピードで走れば、それだけ風も強くなる。サッカー選手は、ピッチの中で風を受けている。自らつくり出した風に、全身をさらしている。

かぜ(6)海岸の山。松がしっかりと根を生やしている。ある人が言った。私は世間の逆風を好む。なぜならば、逆風に耐えてしっかりと立つことで、より強いフィジカルになるから。しっかりと根を生やすことができるから。

かぜ(7)脳の中に「風」を探すとすれば、それはdefault mode network (DMN)ということになろう。脳がアイドリングした時に活動する。どこに行くかわからない。何を思いつくか、わからぬ。そして、DMNは、脳の若さの象徴である。

かぜ(8)私の青春の絶頂は、大学生の時、塩谷賢と隅田川のほとりで缶ビールを飲みながらくだを巻いていた時だった。夕暮れ時。カップルたちが、汚いものでも避けるように、半径10メートルくらいの円を描いて通り過ぎていった。風が吹いていた!

かぜ(9)風を吹かせることは、人間としての清潔さを保ち、若さを保ち、そして何よりも、変化への「心の準備」を高めるために不可欠なことだと考える。坂本龍馬は、桂浜に立って風を受けていたことだろう。沈滞する日本に必要なのは、風である。みんなで風を起こせ!


外国での風の呼び名(2012年3月11日)

東日本大地震からちょうど1年。

ミストラル→アルプスから地中海に吹き下ろすひんやり、乾燥した風

ボーラ→アルプスからアドリア海に吹き下ろす風。ミストラルと同質

サンタナ→アメリカ西海岸のサンタ・アナ渓谷を吹き抜けてくる強風。山火事のニュースで出てくる

シロッコ→サハラ砂漠からイタリアに届く暑い風

ギブリ→アフリカ大陸北部に吹く熱い風

チヌーク→ロッキー山脈から吹き下ろす風

これらの風が、その地域の人々の暮らしとどう関わり、そのように共生しているのか知りたい。


沖縄の風の呼び名(2012年3月11日)

南風、北風は主に季節風のことであり、夏は南西から、冬は北東から風が吹くため、このように呼ばれるようになった。家の作り方も、いわゆる真南ではなく少し西にずれた方角に開口部を取り、また冬の季節風を防ぐため、北東に背を向けた形で配置する。

夏の盛りの季節風を真南風(まはえ)、冬の吹き初めの季節風を新北風(みーにし)という。南は「ハエ」、北は「ニシ」で方角の西とは違っている。八重山では南風を「パイカジ」と呼んだりしている。

「風」のつく曲名も沖縄にはいくつかあって、曲名に「風」のつくものが多い。

TINGARAの作曲にも、「海風」「花風組曲」「旅ぬ夜風(たびぬゆかじ)」「風舞」などなど、さらにミヤギマモルは、アルバムタイトルが「島風」がある。

台風銀座と呼ばれる南の島では、「風」に特別の思いがあるようにも思われる。


川越氷川神社(2014年7月4日)

「風」は天に通じ、異界から吹いてくるもの。
古より、私たち日本人は目には見えない「風」に
神様の存在を感じていました。
「風鈴」とは、鈴が鳴ることで神様の出現を知りえる
物でもあったのです。

~川越氷川神社 縁むすび風鈴
http://www.hikawa-fuurin.jp/

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東京と石垣島との2拠点居住を始めて20年になります。それぞれの土地と情報との中で人生を豊かにする暮らし方「スマートライフ」を実現しようと試行錯誤しています。それぞれの場所で日常の中に見つけた「暮らし」を発信しようと思います。