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【Netflix】仕事の基本はアメリカのマグロ漁船にある気がした(オリジナルドキュメンタリー「バトルフィッシュ」)

どうも。Netflixばかり観てる博多在住OLのキャサリンと言うものです。とても個人的なことですが、最近キャリアアップチャレンジをしておりまして。自分を高めるべく、いい歳して「青春か?」というくらい、仕事に一喜一憂してる毎日でございます。

何かにチャレンジしてるときって、チャレンジ、不安が臨界点に達することもしばしばです。あーーーーー!!!って叫んで夕暮れの海岸を走り出す前に、なんとか、パルムを食べて落ち着かせてます。

パルムはアイスの王様です。マジで。癒やし効果抜群です。

パルム、シーズン毎にちょっと新しい味が出ることはパルム界では常識だと思うんですが、だいたい毎回「結局いつものやつが美味しいよね」ってなるのも含めて味わい深いです。パルムは基本を大切にする心を教えてくれますね。ええ。

とはいえ、人間日々生きてると基本を忘れがちだし、本来の目的を忘れがちだし、新しいパルムに手を出しがちです。

ちなみにこれは久しぶりにヒットなニューパルムでした。

そう、新しいパルムに手を出すときと同じように、新たなことに挑戦すると、気に入ることもあれば、想像以上に気に入らないことも起きたりします。挑戦とは、不安も期待も全部含んでるんです。そんな、心身めちゃくちゃになりそうなとき、パルムと同じくらいかそれ以上に、私を助けてくれた、Netflix作品がこちら。

ドキュメンタリー番組「バトルフィッシュ」

観ましたか!?予告観ましたか!!!??この、小魚ほども内容が伝わらないけどテンションだけはバシバシ伝わる感じ!!

なんと約40分×8話=320分=5時間以上マグロ漁船の話が延々と続きます。5時間あれば博多と大阪の間を新幹線で往復できますし、福岡だったら飛行機でベトナムまで行ける時間です。そんな結構な時間をアメリカのマグロ漁船に密着してかなりテンション高めにお届けするのがこの番組。

なぜ、私はこんなマニアックなNetflix番組を観始めたのか、自分でもよくわかりません。たまたまNetflixがオススメしてきたので予告を観たら、やたらテンション高いオッサンたちが、ガハガハ言いながらマグロとバトルしてるのを目の当たりにして

これなら色々辛いこと忘れられる…マグロになりたい…

そう思ったのかもしれません。死んだマグロのような目をしてそう思ったんでしょうね。で、いざ観てみたら、

めっちゃ仕事のことを思い出してしまうほどに、社会人としてのアレコレが詰まっていました。ビックリ。

アメリカ人のお喋りで人懐っこいマグロ漁船の人たちが、豪快にマグロを釣り上げるだけの動画と思ったら予想外にも「プロフェッショナル仕事の流儀」的な趣き!!

ブルーカラー層のマグロ漁船、退役軍人の初心者マグロ漁船、ホワイトカラー層の趣味(でも本人たちはいたって本気のビジネスとしてやってる)漁船などなどが登場。それぞれの方法、それぞれの拘りでマグロの群れを狙い、釣り上げてくんです。これが日々の仕事と同じ。戦略を立て、アクションし、水揚げ高を検証して次に繋げる流れはまさにビジネスマンのそれ。

しかも、自然を相手にしてるから、うまく行かないことの連続!せっかくマグロを釣りまくるチャンスが到来したのに、釣り糸が絡まってチャンスを逸する新人乗組員とか、空気読めてなくて船長の指示をよくわかってなくて、船長にキレられる、けど憎めない乗組員とか、仲間が釣ったマグロに豪快に殴られる船長とか。

ちなみにこのあと船長は確かガチギレします。めちゃくちゃ罵倒します。

船長は、経営者として、仲間を養なわなければならないので、真剣です。誰よりも命かけてます。ファック!とかマザファカ!とか言いながらも愛があります。そりゃ、ヘマしたら怒ります。特にブルーカラー層の船長は気の良い兄ちゃんだけど、キレると目がだいぶやばいです。愛が故の言葉の鉄拳ですね。マグロにチューするくらいの愛ですから。

この船長、ほんとに最高なキャラしてて、

顔芸はアカデミー賞並と全私の中で話題です。

アカデミー賞ほどの顔芸はないものの、アカデミー賞に出席してそうなお金の香りがするのがこちらの人たち。

こちらのホワイトカラー層のオシャレマグロ漁船チームだって真剣。船やその他設備にかなり投資してる分、損益分岐点割らないように、いかに効率よく釣るかを、いかにもホワイトカラーっぽくインテリに分析します。あと、

ちょっとメタリカっぽいです。

このホワイトカラー層のマグロ漁船はお金にモノを言わせてるけど、キチンとビジネスとしても成り立ってる収支っぽいので、

あぁ、できる人にはお金が集まるし、できる人はお金を増やしていくんだな。と学びになります。

とはいえ、そんな、ホワイトカラーたちに対して真っ向から我が道を突き進んで圧倒する、彼らの動きもとても目が話せない。

気づいたらマグロ漁船に夢中になってる自分がいます。このドキュメンタリーは

半分がOh baby! とかYeah!とか叫び倒しながら、マグロを釣り上げるシーン出できていますが、

もう半分はマグロ漁船の乗組員たちの人生と仕事論を垣間見ることができます。マグロは海に行けば釣れるというものではありません。試行錯誤し行動し続けないと釣れるものも釣れないんですね。そう思うと、先行き不安になって行動が守りになってたり、少しのことで落ち込んだり、落ち込んだ自分に更に落ち込んだり…みたいな時間は無駄だよなと感じるようになりました。

ウジウジとした時間を過ごすよりも、ちょっとでも前進するようアクションしなきゃ…!と勇気をくれるドキュメンタリーでもあります。

Netflixの奥底に埋もれてるような番組かもしれませんが、ちょっと仕事に悩んだりしてるときには超絶オススメです!

2話目とか「日蝕の日にマグロは大漁という都市伝説はホントか!?」的な内容で始まりますからね。

なにそれ、めちゃ気になるなんか。つかみ最高やないかってニヤニヤしながら観ちゃうと思います。10分に1回くらいは

なんでこんなの観てるんだろワタシ…

ってなりますが、得られるものはかなりあるのでビジネスマンの方は特に皆様ぜひ。パルムを食べながら観てください。(←)

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