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【仕事終わり映画vol.1】マーダー・ミステリー(Netflix)

どうも。映画と海外テレビシリーズばかり観ているただの会社員キャサリンです。最近本業が忙しく、しかも本業が大好きなので猛烈にのめり込んでいたんですが、どうにも自分にプレッシャーをかけすぎていたのか、仕事大好きなのにとっても心がどっと疲れてしまっていて、なかなかストーリーを頭に入れるってことが平日は難しい日々でした。そんな時に、職場の子とのこんな話になりまして。


ラブコメしかり、90分くらいの作品であんまり深刻過ぎない内容だと仕事終わりにぴったりだな~と。適度に楽しくて適度にリラックスできて、長すぎないところが特に!ということで、平日更新のnoteは不定期で気軽に観れる90分くらいの作品を紹介していこうかな~と思います。今回は最近Netflixで配信されたこちら!

『マーダー・ミステリー』(Netflix映画/97分)


Netflixオリジナル映画の中で配信後3日間の視聴数過去最高を記録したそうです!!約3000万アカウント以上が見たそうで。私も初日に見たのでその中の一人(笑)本当は巡査なのに刑事だとずーっと妻にウソをついているニック・スピッツと、結婚して15年間ニックとのヨーロッパ旅行を待ちわびている美容師のオードリー・スピッツ夫婦が、ようやくヨーロッパ旅行に行くことになったのだけれど、その先で待っていたのは、アガサ・クリスティー的な殺人事件!というサスペンスコメディ。ジェニファー・アニストンとアダム・サンドラーのダブル主演で贈る難しすぎないし、どちらかというと粗はめちゃくちゃあるけど、その気軽さが逆にいいNetflixオリジナル映画です。

8年ぶりの再共演
ジェニファー・アニストンとアダム・サンドラーといえば「ウソつきは結婚のはじまり」以来の共演だそうで。

個人的に、二人ともどんな映画でもだいたい(良い意味で)チャレンジャーで自信家なジェニファー・アニストン節&同じく自信家でマイペースで頑固なアダム・サンドラー節を炸裂させるところがとても好きなんですが、今回の映画でも通常営業な感じでホクホクしましたね。


容疑者がベタすぎて楽しい

予告にもあるとおり、豪華客船で世界的大富豪の密室殺人(ありがち!)がおきまして、その容疑者とされるのがもうそうそうたるベタな感じ。アガサクリスティーというか、超初期の名探偵コナンというかなんというか。日本からは忽那汐里さん(さすがの英語力!)もいます。大富豪の遺産をあからさまに狙ってそうな若妻役。ありがちですね。そのほかにも、遺産を狙うには十分で、全員が動機がありそうなところに、罪を擦り付けられたお気楽アメリカ人のスピッツ夫妻!状況証拠だけで論理を展開する、銭形警部みたいなフランス人刑事もベタで、スピッツ夫妻を追いかけるさまは「ルパン三世かな?」と思いましたね。何とも懐かしさもあるサスペンスコメディです。


細かいことは置いときましょう

キャラがベタやな~とか、スピッツ夫妻の一般ピーポー会話秀逸やな~とか、ルーク・エヴァンスはドエロイし、そろそろヴィランじゃない役もいいんじゃないかな~とか思っていたら、さすが97分の映画なんでサクサク!とストーリーが進みます。「・・・ん?今の・・・その論理で・・・おけ?なのか・・・?」とサスペンスにしては、穴が多いというか、もはやザルかもしれない気がするくらい、いろいろとお構いなしに持っていきたい結末にぐいぐい引き寄せていく映画ではあります。でも、それでいいんですこの映画は。これくらい娯楽に振り切った作品って最近ないのでむしろ好感ですね。仕事終わりに、流し見するにはちょうどいいお気楽さ。「いやいや、今の展開は強引やろ・・・(笑)」とかツッコミながら観れるのも楽しいです。


たぶん、昔はこういう映画も映画館で上映されたんでしょうが、今では製作されることすらなくなっているな~と思います。Netflixはデータ分析とかもしていると聞くので、こういうお気楽コメディ映画(テレビシリーズではなくあくまで90分くらいで終わる動画作品)が一定の需要があることを見込んでいるのかもしれません。しかもこの映画、「F***」とかの放送禁止用語をなるべく避けていた気がするので、家族で観れるのかな?と思いますし、家族団らん用の映画なのかも?とも。いずれにしても、賞レースには絡まないけど楽しい作品を引き続きたくさん作ってほしいなとファンとしては思うばかりです。


ということで、また次回!!

よろしければサポートを何卒…!貯まったら親とおいしいご飯に行こうと思います。