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真鍮のアクセが青緑色になっているけど大丈夫?その正体と安全性について。

金胎陶芸アクセサリーブランドhitotoi(ひととい)の犬塚です。

お気に入りの真鍮製のアンティーク風ジュエリー、しばらくつけていなかったら緑いろの汚れが!?なんてことありませんか?

これって大丈夫?毒性はあるの?といったことをたまに聞かれます。

今回は真鍮アクセサリーにつきものである青緑色の汚れの正体と、安全性などについてお話ししたいと思います。

緑の錆の正体は?

真鍮アクセサリーを、汚れたまま放置しておいたりするとできる青緑色の汚れ、これは緑青(ろくしょう)という物質です。

緑青は銅が酸化してできる銅の錆です。真鍮は銅に亜鉛などを混ぜて作った銅合金であるため、汗や水などと反応して青緑色の錆を作ります。

銀は錆びないとお話ししたことがありましたが、ジュエリー・アクセサリーに使われる素材でも銅合金である真鍮は錆びてしまいうのです。

そのままで大丈夫?毒性は?

緑青は昭和末期ぐらいまでは有毒と信じられていました。なんと、教科書や百科事典にまで有毒であると記してあったそうです。

しかし、昭和末期に厚生省が正式に緑青に毒性はないと発表しました。それにより、多くの人に銅製品の錆である緑青は無害であると広まりました。

つまり、「毒性なし、ほぼ無害です!」
(どんなものでも過剰摂取などにより害を及ぼすことがありますので、無害に等しいとかほぼ無害としか表記できません。)

ただ、見た目の問題で言えば、少し困ったものです。

なぜなら、緑青が生成されて間もない時には綿棒などでふくだけでとれてしまうほど弱く、緑青がついたアクセサリーを着けていると服が汚れてしまうからです。

お手入れ方法

緑青がついてしまったアクセサリーは、初期であれば綿棒や柔らかい布などでふき取れば十分落ちます。

ポイントとしては、ぬらさない事!

緑青は水に溶けないため、拭く布をぬらしても効果がありません。そして、水分は緑青を生成させる原因でもありますので、必ず乾いた布や綿棒で拭いてください。

強固にこびりついたものの場合は、重曹と少量の水を混ぜてペースト状にしたものを布などに付けてこすると効果が上がります。

重曹は研磨剤ですので、近くにある物が傷つく可能性があります。アクセサリーに石やパールなどがついている場合は、注意して行ってくださいね。

他にも酢と塩を使った方法などもありますが、こちらも真珠など周りについているものにダメージを与えてしまうため、あまりお勧めしません。

特にhitotoiの金胎陶芸アクセサリーでは酢により表面の釉薬の色合いが変わってしまう危険性がありますので、絶対におやめいただくようお願いします。

実は役に立つ緑青

緑青は銅合金にできる錆びなのですが、アクセサリーや彫刻の世界では色付け用として作品にとって、なくてはならないものである場合があります。

アンモニアや酢などを使い、作品に緑青を生成させて独特の風合いを出すのです。しっかりと定着した緑青はこすっても簡単には落ちませんし、そのわびた風合いはとても素敵なものになります。

緑青を使った作品の色付けは、結構奥深いものがあり、次の機会にしっかりとお話ししようと思います。

今回は、真鍮アクセサリーにつきものの緑の汚れ(緑青)について、安全性とお手入れについてお話ししました。毒性はないが、初期は服につくため早めのお手入れが必要である。という事でしたね。

hitotoiの金胎陶芸アクセサリーは銅を使ったものもあります。もちろん放置すれば緑青ができます。しかし、緑青は毒性がないため、心配なさらずとも大丈夫です。

むしろ、しっかりと定着させれば服などにもほとんど尽きません。ですので、緑青ができたらすぐにふき取ってしまうのではなく、緑青と一緒に金胎陶芸アクセサリーを育てるといった考え方もいいかもしれません。

いかがでしたでしょうか?金胎陶芸アクセサリーと切っても切れない緑青について、毒性がないと知り安心していただけたでしょうか。

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犬塚崇文 - 金胎陶芸アクセサリーhitotoi(ひととい)

デジタルと伝統工芸を融合させた独自技法「金胎陶芸」で作る、陶芸アクセサリーブランド hitotoi(ひととい)の犬塚です。hitotoi(ひととい)の作品以外にも、ジュエリー雑学や、展示、写真撮影、DIY、コラボ作品などについても書いていきます。
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