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彼女たちの妄想設定

以下妄想。

○彼女たちの存在

駅の彼女たちは定義も割と明確で経歴も比較的長いので、存在は安定しています。無くなったら消えます。

地方の彼女たちは境界すら曖昧なところもありますので、はっきり言って不安定です。例えばかとうはまだ若いのでそのぶん内部のちょっとした変化にも弱い。無くなったら消えます。


○彼女たちとにんげん

その駅や地方に縁のある、ある程度の器の強さのあるにんげんたちがたまたまその役割を宿すことになり彼女たちは生まれます。

誰が選ぶのかは不明ですが、おそらく神様的な存在が選んでます。彼女たちにインタビューしたら、夢の中で神隠しにあったと答えてくれました。
でも神様はその駅や地方との縁を大事にしますから、彼女たちを引き剥がすことはしません。周囲にこの子は"彼女たちになった"、"選ばれた"という事実を植え付けます。怖いですね。 

彼女たちが歳を取らずにんげんとしての年齢を続けることを当たり前にするんです。弟がいつの間にかお兄さんの歳になっても、彼女たちはお姉ちゃん。

苗字も名前も彼女たちになれば変わります。小野師走みたいににんげんとしての名前が上手く彼女たちとしての名前に適合する場合もありますが、大半は変わります。彼女たちはにんげんとしての名前も持っているということですね。

例えば図書カードなんかを作るときはにんげんとしての名前を使います。土地や駅としての仕事みたいなことをするときは彼女たちとしての名前を使います。某アニメーションみたいに名前を取られることはありません。

はりまという土地は古くからの文献史料もある方ですし、歴史的な欠片も多い方だと何となく感じています。地盤が強いからこそ、若い彼女たちがその役割を担えています。
新しい土地はかなり強い器が必要ですし、人口が多い土地なら広い器が必要です。その点きたはりまは古い土地である上、人口も過剰ではない。若いにんげんがその役割を担うのに相応しい土地です。
ちなみに駅も同じ仕組みです。おおさかとかの大きい駅なら、すんごい器が必要ですが、ローカル線の駅なので、若いにんげんが担えます。


○彼女たちといのち

彼女たち、いつ消えるかわからないので、一見永遠の生を受けたように見えますが人間みたいに年老いて家族に看取られて…みたいなことができないので、かなりハードモード。

ある程度の器の強さを見込まれて彼女たちになったものの、心が崩壊してしまった彼ら、彼女たちもいるらしい。その場合はつぎのにんげんを探します。神様はひどいです。

彼女たちに永遠はあるようでないです。また、傍観者というかたちでしかにんげんに関われない。にんげんなのに、にんげんじゃなくなってしまったのです。

以上妄想

論理破綻してますが、楽しかったです!おわります!また編集します!

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