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ひらゆの森(平湯♨️)日帰り

ボーッとインスタを見ているとフト目に止まる投稿がありました。

奥飛騨温泉郷の大人気日帰り施設「ひらゆの森」に宿泊棟が存在するとか。

しかもトイレはウォシュレットで部屋も大変綺麗とか。

さらには土日の素泊まりもあり、併設の食事処の利用もできるとか。

これは!!!!!

♨️旅館連泊の最たるネックは食事です。

少食の者にとって旅館料理の連続はソレがどんなに質が高いものであろうと苦行そのものとなります。

特に川魚の刺身や塩焼の連続攻撃に対しては2泊目の夕食時間前から既に白旗を上げている状態です。

それでも連泊して♨️を楽しみたいというデザイアーは、五輪の聖火のように消えることがありません。

そんな時に重宝するのが素泊まりとなります。

ただ、♨️旅館の素泊まりは平日のみに設定されていることが多く、シガナイ勤め人には中々縁の無い話です。

そんな♨️旅館セクターの中、ひらゆの森さんは非常に温かな寛容な門戸を開いてくれています。

正に3連休に開催する奥飛騨温泉郷ツアーでの連泊にピッタリではないですか。

ということで取り敢えず、槍の郷さん訪問の前に偵察(reconnaissance)することにしました!

ひらゆの森さんはシバシバ通過する平湯IC交差点からスグのところにあります。

そして、その広大な駐車場は既に数多くの日帰り希望者によって埋め尽くされています。

遅れた者はスタッドレスを履いていることを確認された後、ヨコにある雪まみれの臨時駐車場に誘導されます。

さて、入城です。

入口の左右には不気味な?等身大の?化け物?人形が設置されており、これから始まる源泉との対面への期待が否が応でも高まります。

事前の情報では、2つある宿泊者用の貸切風呂を15時までは一般にも開放しているとか。

ところが、券売機に貸切風呂ボタンがありません。

イキナリの予定不調和です。

恐るおそるカウンターで聞くと、どうやら貸切風呂の利用は口頭で発注するのが常らしく、今なら空いてると即答されました。

初心者には中々難解なディールです。

関係ありませんが、大阪の西成にある人気が無い関東煮の店で、おでんを指定の順番で発注すれば違法物を手に入れることができるという話を思い出しました。

さて、貸切風呂は広い館内の最奥にあります。

一般の入浴施設を超えて、食事処を超えて、宿泊スペースを超えたところにあります。

偵察がメインの目的ですので、食事処のメニューや宿泊スペースの雰囲気の確認も常識の範囲内でコッソリ行いました。

そうこうしている間に貸切風呂の前へやってきました。

何やら硫黄の香りがします。

この香りで随分と前、乗鞍岳ハイキング後に立ち寄ったことがあることを思い出しました。

その時は♨️のことが良く分かってなかったですが、ほぼ初めてマトモに触れた強い硫黄の香りと幼児タコの旨煮(そんなものは存在しませんが)を真白にしたような不気味に露天風呂の岩に貼り付いている線状のもの(湯の花)に対する軽い異物感があったことを覚えています。

さて、貸切風呂の扉を開けて湯船の前に立つと素晴らしい光景が目の前にありました。

あれ、これって湯の峰温泉とかなり似てます?

匂いも色も肌触りも。

こんなに距離があるのに不思議です。

す・な・わ・ち・サイコーです。

小さな窓を開けると世界が拡がります。

多少の牢屋感がありますが、外界との繋がりは温活の上では非常に大切な要素です。

アッという間の制限時間です。

次は宿泊で来ます。

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