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神湯荘(上湯♨️)投宿

先日の三朝温泉に引き続き、全国旅行支援第2弾として、奈良県の十津川温泉(上湯温泉)に行ってきました。

奈良県は独自の施策を採っており、ワンダフルなことに7月1日から2月末まで、県民やブロック民だけではなく、全国を対象としたオリジナルの県民割を行ってきています(全国旅行支援の期間は県民割ではなく全国旅行支援扱いとなっている様子です)。
という訳で、劣等な県民割難民(県民割不適合民)でも奈良県ではガンガン割引を利用することができる状況にあります。

また、いただけるクーポンも土曜泊にも関わらず一人当たり二千円分です。

しかしながら、誠に残念なことに、奈良県(というより関西四国中国)は秘湯ハンターにとって獲物が余り見当たらない地域でもあります。

加えて、そのキラリと光る独自の県民割に参画している旅館も他都道府県と比較して少ないように思えます。

例えば、やど湯の里(秘湯)や十津川荘(元秘湯withoutトイレット)では利用できません。

そんな中、日本秘湯を守る会の会員である神湯荘では利用できるので、全国旅行支援の話題が出る前の真夏頃、涼しくなる頃を狙い、県民割適用(秘湯スタンプ非対応のリーズナブル・プラン)の予約を入れました。

涼しくなる頃というのは、神湯荘の源泉が結構熱い印象があったことに起因します。

有名な川沿いの開放的な日帰り施設(神湯荘の宿泊者は無料ご招待)は、ある程度の大きさがある為に熱さは感じませんが、旅館サイズの湯舟では源泉の熱さをダイレクトに感じることになります。

という訳で、この時期の訪問となりました。

まずはチェックイン前の日帰り施設です。

神湯荘に泊まることを告げるとドーゾドーゾしてくれます。

相変わらずのヌルヌルトロトロの素晴らしい源泉でした。

そして15時過ぎにチェックインです。

神湯荘は3回目で、前回は珍しく雪が降り積もる年の瀬にノーマル・タイヤで訪問しました。

その時は翌日のアイスバーン攻撃が恐ろしいので、急坂を上がったところにある駐車場ではなく、遠く離れた平地にある村営の駐車場に置きました。

さて、笹屋と同様、オリジナル?の秘湯提灯のお出迎えです。

前回までと大きく変わったのは部屋です。

ついに禁煙ルームができたのです!!!

今回の宿泊の動機はココにあります!!!

何の気持ちのブレも無くフレッシュ・エアーを大きく吸引することができます。

そしてログインボーナスです!

貸切風呂へのアクセシビリティも前回とは異なっていました。

なんと利用できる浴場が増えているのです。

思い返してみると、初回訪問時の露天風呂は貸切×2、男女別×2でした。

それが、前回(2回目)は、貸切×2のみとなっていました(コロナ禍で受入人数をセーブしていたから?)。

そして、今回は貸切×4です!

前々回と前回の倍です!!

withコロナとなり、受入人数が増えたからかも知れませんが、リアリー・スパーブな改変です!

しかも今回は熱くない適温トロトロな源泉でした(この時期は加水していない筈ですが)!!!!

ちなみに所々にリフォームもなされていました。

夕食です。

いつも期待はしていませんが(期待はトロトロ源泉にあります)、意外にデリシャスです。

今回は御飯少な目のリーズナブル・プランですが少食アルコホール重視民にとっては充分過ぎる量です。

秘湯宿の定番、川魚の塩焼きも子持ちで他宿と比較してパワフルです。

イノシシのシャブジャブもしかりです。

夜の露天風呂は山奥に潜む珍獣に襲われそうで怖いので露天風呂への回数を少な目にします。

内風呂中心です。

実は内風呂が最もトロトロに感じたりします。

短い夜が明けました。

ハヤオキハサンモンノトクです。

朝食です。

高校生の頃から朝食は一切摂らない主義を貫いていますが、旅館ではモリモリいただきます。

悲しいことにまたチェックアウトの時間がやってきました。

ロング&ワイディング(超ナロー)ロードを走ってまた来ます。

日本秘湯を守る会のベスト20(2022年8月)はコチラです↓

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