見出し画像

いのちの停留所を読んでの感想

納得できていないことがあります。それは、祖母の死に方。祖母は母方の方で、叔父さんたちと暮らしていました。
祖母の名前はサカエさん。私の守り神だと思っています。

90歳まで野菜を作りながら、まぁまぁ元気でご飯の支度もしていました。それが、ご飯を食べられなくなり調べてみたら癌だと。それも胃がん。
大正生まれの祖母なのでいつお迎えが来てもおかしくないと常々話していたので手術もせずにいくのかな?と思っていたら、なんと手術をするそう。祖母は嫌がりましたが、最後に美味しいもの食べてね。と叔母さんの圧力で手術しました。
 
手術してから、3ヶ月経って亡くなりました。
病院嫌いで最後は家で看取ってあげたかったなぁと、直系なら意見を言えたのに未だになんとも後味の悪い終わり方でした。

いのちの停留所を読んで、亡くなる前の経過が書かれていました。
それは、実家の祖父の亡くなり方そのもの。
ご飯を食べなくなる。逆流してくる。
良く眠る。
うわごとを言う。
せん妄が出る。
息が荒くなる。
うわごとを言う。
その間、ゆっくり手を握ってあげてくださいと先生はおっしゃっていました。
そう、そうやって祖父は亡くなりました。

祖母のそばにすぐ駆けつけたかったなぁ。
亡くなる前に私の名前を呼んで息を引き取ったそうです。母は、なんで?あんたの名前なん?と怒っていましたが、、

死に対する考えは、生き方と同じ。
何故か?最近、死に対する考えばかり浮かんでくるのは、なんでだろう?

子どもたちも大学生になり一息ついた役目が終わったと、感じているかもしれません。

しばらく空の巣症候群の私は、どうやって終わりを迎えようか?ばかり考えています。
これは、自殺したいとかではありません。自然に亡くなりたいだけです。

いのちの停留所。死を受け入れる。
なんだかそんなことばかり頭が支配している毎日です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?