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電気工事屋の自宅の配線器具を紹介ーその4

パナソニックは、アドバンスシリーズを発表した後、しばらくして、SO - STYLEという新たな配線器具を発表しました。上の写真の右側です。
実は、我が家にはこの器具は付いていません。けど、仕事では取り付けをさせて頂きました。
職人関係者の評判は、「カッコ悪い」という人と、「カッコいい」という人の二者に分かれました。私は、「カッコいい」と思います。
デザインされた方は、色々な要素を削ぎ落として到達した着地点が、このデザインだったと勝手に予想します。今までにない「新しいスイッチ」を感じます。

パナソニック SO-STYLE(ソースタイル)

SO-STYLEの配線器具を付けた最初の住宅は、神奈川県逗子市にある1億円の豪邸で、全ての器具がSO-STYLEのマットホワイトでした。カラーバリエーションは以下の3色です。

参照 : パナソニックのウェブサイト
参照 : パナソニックのウェブサイト
参照 : パナソニックのウェブサイト
参照 : パナソニックのウェブサイト

個人的には、今一番のお気に入りがこのSO-STYLEシリーズです。
いつか自宅に取り付けたらレポートしたいと思います。

調光スイッチについて

最後に調光器について書きたいと思います。
調光スイッチに憧れる時ってあるのではないでしょうか。
新築や改築時に調光スイッチが電気図面に記載されているケース、多々あります。
先日工事で伺った友人の家も調光器が並んでいました。↓

コイズミの調光器+パナソニック


我が家は、リビングに二つのシーリングライトが付いており、リモコンで調光・調色が可能となっています。また、廊下のダウンライトも調光器が付いています。↓

神保電器のエッジが効いた調光器

リビングは,夜の時間帯に電球色にして照度を落とすとまったりとした雰囲気になります。これが白色だと不快に感じます。これはライティングコーディネーターの資格を取る時に講師が話していました。

廊下のダウンライト2台も,寝ている時間は真っ暗にするよりも,薄暗く付けておくとトイレに行きやすかったりします。

実は以前,トイレの中に調光スイッチを付けたことがあります。夜中のトイレって,照明がまぶしいと感じた事ないでしょうか?ダイヤルを最小にしておくことで,「まぶしい!」という状況を回避できます。

全ての部屋に調光器を付けているお宅もありましたが,「結局使っていない」というケースも結構あります。なので,本当に調光が必要だと感じる部屋のみ付けるのが道理にかなっているといえるでしょう。

結局,どのスイッチがいいの?

今回4回に渡って紹介したもの以外にも,まだまだ色々なスイッチやコンセントがありますが,要は自分が好きなスイッチ,そして金額的に負担にならないものを選択することがベストではないでしょうか(当たり前の事を言っていますが…)。

ただ,私は家族が寝ている早い時間に家を出る時,なるべく音を出さずにいたいと思っています(家族は気にしなくていいと言ってくれますが…)。
ところが,スイッチの多くは「カチッ」という音がします。結構,シーンとしている朝方は大きな音に感じます。
この事だけを考慮すると,静かにスイッチのオンオフをすれば音がしないのは,以下のスイッチのみになります。

・パナソニックのフルカラースイッチ
・パナソニックのSO-STYLE
・神保電器のNKシリーズ
・神保電器のマイルドビー

また機会があれば、パナソニックのクラシックシリーズなどのご紹介ができればいいなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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