こんにちは、ワーホリと世界一周で英語を学んだシンヤです。

今回紹介するフレーズは"calm down"

「落ち着いて」という意味です。

ニュージーランドからイギリスまで３５時間のフライト

僕は、ニュージーランドのワーホリ後、帰国せずにヨーロッパを旅したので、ニュージーランドからイギリス行きの飛行機に乗りました。

たしかその時は、乗り継ぎ２回で合計３５時間かかったと思います。

旅を始めた頃は「バスで２４時間移動」とか余裕だったので、その感じで３５時間フライトをしてみたけど、めっちゃ疲れました。

もう長時間の移動はしたくありませんw

そのときのフライトはこんな感じです。

クイーンズタウン（NZ）→ゴールドコースト（AUS）→ドバイ（UAE）→マンチェスター（UK）

ドバイで黒人の女性が話しかけてきた

ドバイ乗り継ぎで２時間ほど待ち時間があったので、ソファーに座って休憩していました。

すると、黒人の女性が話しかけてきました。

黒人女性：Is this gate for going to Manchester?
（マンチェスター行きのゲートはここ？）

僕：Yes. I'll get on same plane as you.
（そうだよ。僕も同じ飛行機に乗るよ）

それから、飛行機に乗り込むまで１時間以上その黒人女性と話して、とても楽しかったです。

彼女はケニア出身で、家族に会いにマンチェスターに行くと言っていました。

たくさん話して意気投合したので、マンチェスターに着いたらいっしょにご飯を食べに行くことにしました。

飛行機の中で叫んでいる人がいた

出発時間になったので、マンチェスター行きの飛行機に乗りました。

ドバイからマンチェスターは約８時間のフライトです。

僕は長時間のフライトで疲れていたのですぐに寝たのですが、３時間たった頃から誰かが機内で叫びだしました。

Someone try to kill me! Someone try to kill me!
（誰かが私を殺そうとしている！）

って叫んでて、マジでヤバい奴だと思いました。

叫び声の方を見てみると、添乗員が５人くらいで暴れないように抑えていて、

"Calm down"
（落ち着いて）

と言っています。

「何かあったのかな？」と思って、よく見てみると、叫んでいたのは飛行機に乗る前に話した黒人の女性でした。

飛行機に乗る前は楽しく会話して「いっしょにご飯にいこう」って言ってたのに、機内でめっちゃ叫んで添乗員に抑えられていました。

黒人女性が怖い

黒人女性が叫んでる理由はわからないけど、めちゃくちゃ怖かったです。

彼女とはいっしょにご飯に行く約束をしたけど、二度と関わりたくないと思って、全く目を合わさないようにしてましたw

それから黒人女性は２時間くらい叫び続けた後、マンチェスターに到着するまでずっと泣いてました。

マンチェスターに到着する頃には彼女は落ち着いているように見えたので、

"Are you OK?"
（大丈夫？）

と、声をかけようと思ったけど、機内の外で警察が待ち構えていて、黒人女性は連れていかれました。

仲良くなった人なのでとても複雑な気持ちで、ちょっと怖くて不思議な体験でした。