マネジメント・その3
「監督するやつは馬鹿だ、でも馬鹿に監督は出来ない」どこかのスポーツ監督が言った言葉です、おはようございます。
「マネジ・コーチがプレイヤーに嫉妬する」
もしあなたが、プレイヤーとしての未練があるなら、マネジやコーチにならないほうが良いです。たくさんの犠牲者を生んでしまい、また、あなたも苦しむ事になります。
自分の事よりチームや選手の事を年がら年中、考え続けることが出来ますか?
華々しい結果を得る事が出来たとしても、それは選手やプレイヤーのものです。あなたの物にはなりません。それでもしますか?
プレイヤーよりもプレイヤーのことを知り、考え、自分よりも、プレイヤーやチームの為に時間を使う。
できます?
プレイヤーが、若ければ若いほど、選手を潰すか生かすか、あなたにかかってます。
どこかの記事で、ボールを蹴れなくなった男の子の話を見ました。そのコーチは、男の子に「1メートル先にボールを蹴ろ」、「3メートル先の○○へパスを出せ」と言ったような、細かすぎる指示を、ずっと出していたそうです。
コーチや監督の指示に、子どもは素直に従うでしょう。その子は、そのうち、ボールをどこに蹴っていいか分からなくなってしまい、自分の意志でボールを蹴ることが出来なくなってしまいました。
マネジやコーチの仕事は、プレイヤーに「これで進んでいいんだ!」という意志を、内側に芽生えさせ、それを認識させ、その表面上に出てくる技能を磨き、安心して結果がでるように、プレーする、これら一連の流れを後押しする事ではないでしょうか。
相手の顔色を気にしてビクビクしながら、最高のプレーって出来ますか?
少しでも失敗したら、叱責・罵倒され、自分の考えた意志や技を発揮できない、そんな環境で、結果って残せていけますか?
もちろん年齢によってマネジの仕方に違いはあります。
プレイヤー気質の人が、マネジする時、自分のやり方が最も良いと考える、これが邪魔になる事があり、また、「自分はもっと過酷な状態でがんばってきた、だからお前もそうしろ」と、自分の延長線上で、考えます。
自分の不運な環境や良き理解者やコーチに出会えなかったあなたが、マネジする時、目の前のプレイヤーを、自分の時よりもっと、良い結果を残すような道へと、導く事ができますか?
それをするには、覚悟がいります。
だから、嫉妬しやすい気質の方は、マネジする事を勧めません。
じゃあ、どうしたらいいのか。
これは、気が向いたら、書きますー。
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