ゆるふわ女子のその先
前回、ゆるふわ女子の元祖の話に少し触れたので、ついでに、書こうと思います。
日本ってお馬鹿な女の子の需要が高い国です。実際にお馬鹿でなく、馬鹿っぽいとこが大事。
ここが難しい所で、いつまでも透明感のある、ゆるふわなら、年齢重ねてもいつまでも素敵ですよね。
名前を挙げませんが、私の中で、ゆるふわ女子第一位に輝く女優さんがいます。
ちょっと前に、その女優さんになぜその役柄?って思った作品があります。原作が大好きだったから。
私がマネジメントするならその仕事は、させません。(と、妄想するの楽しい)
年齢的に、いつまでも、ゆるふわするわけにいかないと、判断したのか、次に繋がる挑戦だったとおもます。(彼女なら釣りバカでしょー?とか思います、妄想楽しい。)
吉とでるか、否か、個人的な感想だけど、
うーん……。でした。
脱皮できなかった。
別の話ですが、トムクルーズが、「インタビューウィズヴァンパイア」で、役が決まった時、
その作品の熱烈なファンの方が、
「トムクルーズは、やめて!」と、反対デモがあったらしい。ちなみに、原作者さんまでも反対してました。
絶対に似合わない、ふさわしくないと。
なぜなら、イケメンマッチョでいつも甘ったるいニコニコとした、海と太陽がにあう俳優さんだと、みーんな、そう思ってたからです。
結局、トムクルーズで撮影は進みます。
ところが、作品を見た原作者は、あまりに素晴らしく、今度は賞賛したのでした。
調べてみたら、その役のために、7キロ?だったかな?体重を落とし、演技も、これまでのトムクルーズと思えないほどの脱皮ぶり。
トムクルーズ恐るべし、ただのイケメンでなかった。
ある年齢にきたら、その年齢にふさわしい、深みがあるかどうか、人としての魅力があるかどうか、
視聴者は、みんな見てます。
恐ろしい事に、ごまかせないんですね。
そのたたずまい、話す雰囲気、表情。
これらノンバーバルな情報を見て感じてます。
その人が意志をもっているのか、見てます。
ゆるふわ女子のその先は、どうでしょうか。
従順なイメージは、かわいいです。
私も好きですよ、ゆるふわ。
ふわふわしてて、誰にでもついて行きそうで、かわいい。
ディスってません。
扱いやすそうで、かわいい。
ディスってません。
短所と長所は表裏一体。
どんな人になりたいか、なるか。
これは、一生、問われるような気がしますね。
表現の世界にいる人ならなおさら、他人からそういう目にさらされるでしょう。
役者さんって、大変ですね。
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