買わないけど見るって楽しいよね
10月に入っても暑いので嫌ですね。私です。
先日、秋葉原に行きまして、一緒にいた人から「見てて楽しいよね!買わんけど!」的なことを言われました。
あそこはいつ行ってもお祭り感がありますよね。そして、画像は秋葉原のものがなかったのです。
まぁ秋葉原でなくても、あれこれ見て回るのが楽しいとか、
歩かなくても楽天であれこれ見るのが楽しいとか、そういうのが好きな人はいると思うのです。
でも、なぜ楽しいのかを説明してくれる人っていないんですよ。
「”なんかよくわからんけど”楽しいよね」がほとんどです。
単純に”そういうメディアだから”というのが理由だと思うんですけどね。
流行り物を目につくところに
実店舗の入り口付近って一番目に付くじゃないですか。
客引き用の目玉商品とかを置くわけです。
「iPhone置いてます」みたいなアレですね。
あと書店とかわかりやすいですよね。
流行りの本が目に付くところで平積みされていて、
マイナーな本は奥のほうに縦においてあるとか。そういうアレですね。
地上波のテレビや新聞も同じくです。
みられやすい時間帯にお金をかけたコンテンツを放送したり、一面に見せたい情報を持ってきたりしてます。
流行らせたいものを置いている
要は”面積”の奪い合いです。
見せたい情報を目につくところに置きたいわけですが、スペースに限りがあるんです。
新聞だと金払いのいい企業にとってプラスになるようなプレスを一面に寄せたり、
ECだとスクロールがいらない最初の画面に目立つ画像を充てたりするのは、
つまりそういうことです。
媒体側がお金を取れるような使い方になっていると。
言い方を変えると、目につくところにある情報は
流行らせようとしているものである可能性があるわけです。
なので実店舗を見て回る楽しさは、
買うかどうかではなく、流行に触れられるか、という視点の方が説明しやすいというお話でした。テレビを観て流行に乗せられるのも、実店舗を見て回って流行ものを触れるのも、考え方は同じです。
"消費者側"はお金を落とすかどうかは重要じゃないので、楽しければ別に買わなくてもいいんです。
メディア側からすると可愛くないでしょうけどね。
...まぁそれでも実は長い目で見ると結構お金を落とすようになってたりもしますが、
その辺は別の回にでも書きましょうね。
最後に
宣伝です。カメ止め上田さんのツイートって見てて勉強になりますよね。
読んでね!
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