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次男とぬり絵

最近、次男にぬり絵をやらせている。
もともとは、絵に合わせて丸シールを貼るのをやらせていたのだが、夜私が寝ている隙に、夜中に起きた次男が、しまってあった丸シールのセットを見つけ出し全部コピー用紙に貼って使い切ってしまったのだ。
私の管理が甘いといえばそうなのだが、それを2回もやられてしまい、これはシールを買いなおしてもまたやられると思ったので、ぬり絵に変更した。

次男は小さい頃から中学生になったときまで、クレヨンやクーピーを持たせると必ずといっていいほど口の中に入れた。
それですぐに口から出せばいいのだが、そのままガリガリとかじってしまう。
慌てて制止するが、飲み込んでしまうことも多く、健康上危険なので、だんだんクレヨンやクーピーでのぬり絵やお絵かきは、しないようになった。

余談だが、次男はスティックのりを唇に塗りたがる。口紅だと思っているらしい。


高等部に進級して、学校用に色鉛筆を用意した。
学校に持って行く前日に色鉛筆がなくなっているのに気が付いたので、大慌てでダイソーの色鉛筆を買って持たせた。

が、次男の登校拒否登校渋りが始まり、学校で絵を描く機会が激減した。
そのうち春休みになって次男の入院が始まって、色鉛筆はほとんど使われないまま次男の机の引き出しにしまわれていた。


退院後、シール貼り遊びに変わって始まったぬり絵。
ようやくダイソーの色鉛筆の出番がやってきた。
次男は大胆に力強く枠からはみ出す勢いで色をぬった。
力強過ぎて、度々芯が折れた。
芯が表出している部分が短くなると削り、芯が折れては削り…していくうちに色鉛筆はどんどん短くなり、持つのが難しいほどの長さになってしまった。
これはいかん。
そろそろ新しい色鉛筆を用意せねば。

力任せに色をのせる次男でもすぐには芯が折れない、丈夫な色鉛筆はないだろうか…?

そこでクーピーの出番である。
昨日、ドラッグストアに行ったときにみつけて買った。
早速、ぬり絵で使ってみる。
…よしよし、もう口に入れたりしないようだ。

次男は、クレヨンやクーピーを食べない、大きいお兄さんに成長した。

あまりぬり絵をやってこなかった次男は、「バナナ」や「りんご」のような分かりやすいものは自分で色を決めて塗ることができるが、「ロケット」や「ケーキ」のような何色を塗ってもいいものは、何色を使ったらいいかわからなくなるらしい。
これは段階を踏んで、単色から多色の課題に進んでいくのがいいだろう。
わかりづらいものは、お手本を見せながらでもよさそうだ。
昨日は「桜」の絵を嬉々としてピンクに塗りつぶしていた。

さて、今日は何のぬり絵にしようかな…?

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