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Lightning Network挑戦記(1)

おはようございます。🐤

1週間ほど前から急激にはまっているLightning Networkという大人のおもちゃ。きっかけはくわださんのこのツイートでした。

このツイートを見て即日Raspberry Piというマシンを購入するのですが、何がそこまで僕のツボにはまったのか、今日は自分の気持ちの整理を行っていきたいと思います。

はまった理由その1:Linux

かつて僕はLinuxにはまっていて、家庭用のPCにいくつかのLinuxをインストールして遊んでいました。

LinuxというのはUNIXの無料版みたいなものです。識者からは怒られそうな説明ですが、たぶんそんなものです。

UNIXというのはネットワークに使われるコンピュータのためのOSです。WindowsやMacよりもずっと早く、大学などの研究機関で使われていました。

UNIXはネットワーク機能が強いので、インターネットのサーバーはほとんどがUNIXを使っていましたが、Linuxの登場によりそれが置き換わりました。なんせコアの部分が無料だし、性能面でもUNIXに勝るとも劣らないからです。

で、僕はLinuxの何にはまったかというと、そんな「本物の」サーバーに使われているようなOSを自分の家で使えるということに魅力を感じた、ただそれだけです。

…伝わる気がしません。

まあでも、なんというか、レーサーレプリカに乗る気持ちとか。

プロ棋士が使っているような高級碁盤を使いたいとか、そんな気持ちありますよね。「わからない」かもしれませんが、「そんなものに魅力を感じるへんな人がこの世界にはいる」ということ自体はたぶん認めていただけると思います。

レーサーレプリカや高級碁盤とは違ってLinuxは無料だったから、僕にも手が届いたという現実的な理由もあります。

Raspberry Pi 400で「Debian」という表示(Linuxのパッケージのひとつ)を見て、ああ、僕がこの機械を買った理由はこれだったんだ、これの幻影を追っていたんだとわかって震えました。

はまった理由その2:Bitcoin

あとはBitcoinです。Bitcoinは物語を書くくらいですからすごく好きです。「投資商品として」というよりはやはり技術面で好きです。

もともとあった暗号とP2Pの技術、そしてブロックチェーンという新しいアイデアを組み合わせて、デジタル通貨を作ったら時代の要請にもマッチして神がかり的にうまく機能したという奇跡に震えるのです。

インターネットは中心がないネットワーク、インターネットは「情報」に関してこれまで価値をおいていたいろんなものを破壊しました。「物知り博士」「長老」「生き字引」「経験豊富な人」のありがたみを薄め、「検索上手」が重宝される世界になりました。

しかし、その代わりに我々の行動がデジタルで吸い取られた「ビッグデータ」という新しい情報が生まれて、それは大企業に握られました。

Bitcoinが作ったブロックチェーンは、中心がない金融システムです。ブロックチェーンが作り出す新しいしくみは、銀行や証券会社、保険会社、カード会社などの金融機関のあり方を根本的に変えると僕は考えています。

これまでは金融機関がお金を集め、そのお金を使っていろんな事業に投資してきました。これからは事業をする団体や個人が直接お金を集める時代です。

つまり、ブロックチェーンは、かつてインターネットが「情報」を自由化したように、「金融(価値)」の自由化に挑戦しているのです。この結末どうなると思いますか? 僕らはドラマのど真ん中にいると思うと震えませんか?

今後の予定

眠くなってきました、ぜんぜんLightningにたどり着かないじゃないですか。続きは明日にさせてください。

明日は、僕がこれまでにやった手順を振り返ります。僕が参考にしたウェブサイトはすべてUmbrel ver0.5.0より前のバージョンだったので、なんかいろいろ戸惑ったんですよね。

次のバージョンがでるまでの数日の命かもしれませんが、変わっているところを書いていこうかなと思います。同時期にLightningを始めたという噂のともやんさんの参考になればうれしいです。もし先に進んでたら教えてください!

そして、もし僕がさらに先に進むことができたら、ノードの運用でどのような戦略をたてて利益をあげていくかを研究していきたいと思います。うぉーがんばるぞー!

それではまた、DeFi~(@^^)/~~~


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