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DeFiの匿名送金サービス

おはようございます。🐤

今日は需要があるかないかわからない、でも将来は絶対にあると思うDeFiの匿名送金サービスのお話をします。

匿名送金サービスの必要性

僕は何度も言っていますが、通帳の中身が丸見えっておかしいですよね。

「何もやましいことがないなら通帳を公開しても大丈夫なはずだ」って主張をあなたは受け入れることができますか?

僕は無理です、そんなプライバシーの塊を公開するのは無理です。昔に買ったエロNFTや、スケベ心で投資してラグられた過去や、キャバクラのおねいさんに貢いだTxなど誰にも秘密にしておきたいです。

Tornado.cash

というわけでひとつ、匿名送金サービスを紹介します。tornadoといいます。イーサリアム、Polygon、BSCなど7つのチェーンで利用できます。

しくみ

zk-SNARKという技術で、手数料を安く匿名化ができるしくみです。

簡単に説明します。

  1. 送る側がtornadoの資金プールにお金を入れます

  2. すると、受け取り用のメモが発行されます

  3. そのメモをメールなどで受け取り側に伝えます(セキュリティ注意!)

  4. 受け取り側は、tornadoでそのメモを入力すると、お金を受け取ることができます

こうすることで、送る側は受け取り側のアドレスを知らなくても送れます。
受け取り側は、送金側のアドレスを知らなくても受け取ることができます。
※送り先に自分のアドレスは秘密にしたいところですが、送受金の間だけ、送り先には送金元のアドレスが見えるようです…なんでやねん。もちろん第三者には見えませんし、送金完了後は誰にも見えなくなります。

資金プールは第三者の資金も入っているので、誰の資金か区別をせずにごちゃまぜにするから、誰から送っているかわからないということだそうです。

そんなしくみなので、たくさん利用者がいればいるほど、自分が利用した後に資金がたくさん回数入れば入るほど、匿名性が高まります。

匿名サービスの限界

逆にいうと、その匿名サービスに他に利用者がいなくて、利用者が自分と相手の二人だけだったら、たぶん自分が利用したとわかってしまいます。^^;

そして、誰に送ったかはわからないけれども、「自分が匿名送金サービスに資金を入れたこと」と「その額」はバレてしまいます。

そして、受け取り側は誰から送金されたかはわからないけれども、「自分が匿名送金サービスから資金を受け取った」ことと「その額」は明確に公表されています。

だから、なんか怪しいことをしてるなってのはバレるけど、「誰からの送受金か」というのがわからないだけで、あとは追い詰められてどこまで口をわらないかにかかってきます。

いや、あかんやん、って思いますけど、まあそんなものです。

DeFiで悪さをしようと思ったり、資金洗浄をしようと思っても、完全犯罪は難しいのです。やるなら現金です。(勧めていません!)

まとめ

Tornado.cashという匿名送金サービスを紹介しました。このサービスにより、誰に送ったか、誰から送られたかというところは第三者に対して隠すことができます。

しかし、匿名サービスを利用したという記録自体を消すことはできませんし、資金の増減もバレてしまっています。ちょっと思てたんと違うのではないでしょうか。

お金を送った先がキャバクラのおねいさんだとバレなくても、なんか怪しいところにお金を送ったことはバレてしまうんですね〜怖いですね〜。

しかも、エロNFTを持っている事実はどうやっても隠すことができません。お母ちゃ〜ん😭

というわけで、今日の記事が役にたてたらうれしいです。

それではまた、DeFi〜(@^^)/~~~

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