僕が大学3年（20歳）の時の話です。

その当時カフェでアルバイトをしていて、僕は同じカフェで働いている当時29歳の女性の社員さん（以下Mさんとします）に片思いをしていました。

Mさんはとてもやさしくかわいらしい方で、カフェを閉めるラストの作業は基本2人きりだったので、夜のシフトが被った時は毎回ドキドキしていました。

これまでに出会った女性の中で最も魅力的で、こんなに好きになったことはない！と思うほどぞっこんで

僕はそれまで誰ともお付き合いをしたことがなかったので、どうやってこの抑えきれない気持ちを伝えればいいのか、、

それ以前にこの気持ちを伝える勇気すらない！と悶々とする日々を1年ほど過ごしました。

そしてその時はいきなりやってきました…

8月30日に「今月いっぱいでこのカフェやめるんだ」とMさんから告げられました…

僕はものすごく驚いて理由を聞いたところ、おなかに新しい命を授かっていたそうです。

退社を告げられた日の帰り道、頭の中がいろんな感情でいっぱいになってどうにかなりそうだったので、

ひたすらに歩いて考えを巡らせました。

そこで1つの結論にたどり着きました。

「そうか、この話はぜんぶ嘘なんだ！次に出勤するときもきっといつも通りいるんだ！」と。。。

現実逃避にもほどがある！！

今考えたらほんとにどうかしちゃってましたね、、正常な思考ではないという状態でした。

その翌日に大学の友達とお酒を飲みながらマリオカートをしていたのですが、

マリオカートプレイ中なのにもかかわらず自然と大粒の涙があふれてきて、

気づいた時には嗚咽しながら泣いていて、友達のところに駆け寄ろうとしたときに

足の小指をタンスに強打して小指の詰めがバリバリに割れて過呼吸になるという

それはそれはひどい有様を見せてしまいました。

その時の友達には今でも大変申し訳ないことをしたと思っています。。

もちろん、次に出社したときに姿はなく、Mさんの名前はもう名簿から削除されていました。。

僕はMさんがいたからアルバイトを続けてこれたのに、もう続ける理由もモチベーションも皆無になってしまいました。

後々別の社員さん（女性）から聞いた話ですが、どうやらその時結婚を焦っていたようで、

マッチングアプリで出会った人とそのようなことをして、授かったそうでした。

そして、その社員さんとMさんが2人で食事にいったときに、どうやら僕がMさんに好意を抱いていることを

伝えてくれていたようで、Mさんもその時から僕のことを少しずつ意識し始めていたそうだったのです。。。。

Mさんがマッチングアプリなんかに手を出す前に僕が勇気をもって告白でもしていたら、

未来は変わっていたかもしれないなと思うと、今でも切なくなります。

僕は今では妻と子供2人に恵まれて、幸せに暮らしています。

退社以来Mさんとは1回もあってはいませんが、

旦那さんとお子さんと幸せな家庭を築いてくれていれば

僕もうれしいです。

男性 　29歳　 化学系メーカー

一回しかない人生、勇気をだして告白することも大切です。
もしかしたら、違う未来があったかもしれません
世の中には、こんな方法で女性にアピールする方法もありますよ