今回はぼくが今季ラ・リーガの試合を色々観た中でもっと多くの人に知ってもらいたいと思った選手を5人紹介していきたいと思います。選出は自分がある程度しっかり今季のプレーを確認できている選手の中からにしました。他にももっと気になる選手はいますがそれはまた別の機会に書けたらと。

18.アイドゥー(セルタ) DF 24歳

 今季ベルギーリーグのヘンクから加入したガーナ人CB。アフリカ出身のCBらしく身体能力が秀でており、空中戦の強さと相手のドリブルや裏抜けに対しても簡単に振り切られないスピードを兼ね備えている。特にスピードに関しては後ろからでも相手に追いつくようなシーンがあり、なかなかのものである。また、読みがいいのかFWへの楔を前に出てカットすることも多い。まだ安定感や繋ぎの部分で多少の不安はあるが、まだ5大リーグ初挑戦のシーズンということを考えるとこのままラ・リーガで経験を積みステップアップというのも充分に可能性のある逸材だ。

22.エメルソン(ベティス) DF 20歳

 バルセロナが共同保有権を持つ若きブラジル人右ラテルテ。いかつくゴツい風貌で俺ならマッチアップしただけでチビる。高い身体能力が光りスピードとフィジカルの両方に優れている。それに加えSBとして標準以上な足技も持ち合わせ、それらを活かした攻撃には迫力がある。守備もスピードとフィジカルを活かしてしっかりとこなす。多少の粗さはあるが、まだまだ伸び盛りの選手だと思うので今後の成長が楽しみな存在だ。

8.メリーノ(レアル・ソシエダ) MF 23歳

 今季前半戦のラ・リーガに旋風を巻き起こしたララレアルの司令塔。ドルトムントとニューカッスルに在籍していたので名前だけなら知ってるという人も多いかもしれない。4-1-4-1のアンカーとしてもインサイドハーフとしても起用可能な汎用性がありそれを下支えするのは左足の確かな技巧だ。後方からボールの出し手としてもパスセンスを発揮、受け手として崩しに関わることもできる。守備力も標準以上に備えており総合力の高いMFだ。

14.オレジャーナ(エイバル) MF 33歳

 身長わずか170cmの小柄なチリ人アタッカー。テクニックとアジリティに優れ、エイバルの4-4-2では両SHとツートップの一角での起用に対応する。好調時には手のつけられない存在となる。小回りの効いたフェイントで相手を次々に躱していく様はみていて爽快だ。個人的にはラ・リーガで応援しているセビージャ以外の選手の中で最も好きな選手だ。

11.モラーレス(レガネス) MF 32歳

  敬礼のゴールパフォーマンスがお馴染みなスペイン人アタッカー。最大の魅力は迫力のあるドリブルだ。特にカウンター時のスピードにのったドリブルは相手にとって恐怖以外の何者でもない。現在レバンテでは4-4-2のツートップの一角としてプレーしているが基本的にはサイドで強みを発揮する。割と丁寧に中盤からゲームを組み立てるチームのCFはモラーレスの特性にイマイチ合っていないような気がするので、その辺の折り合いが付けば今季まだ1得点に終わっているゴールも増えてくるだろう。

いかがだったでしょうか。ラ・リーガが好きな人からしたらお馴染みの選手ばかりだったとは思いますが、他のリーグのサポーターの人達にもこれをきっかけに少しでもラ・リーガに興味を持ってくれたらいいなと思います。

 まだ他にも気になっている選手はたくさんいますが、それらの選手についてはまだ自分の中でも評価が定まっていなかったり、自信を持って人に紹介するにはプレーを観た時間が少なかったりするので、それらの問題を解決したらまた第2弾の紹介noteを書きたいと思います。