【朝渋読書部 BootCamp!】18/10/20-22で読んだ本の感想!

渋谷の早起きコミュニティ、朝渋の読書部は、読書会してるだけではなく、読書(インプット)とアウトプットの量と質を高めようということで「Boot Camp」と名付けて下記の活動をはじめました!

1. 朝、読書に費やす時間を宣言!
2. 夜、読書にどのぐらい時間費やしたかを報告!
3. 読んだらtwitter,noteなどでアウトプット

見ててもなかなかハードですねー。
ポイントはアウトプットまでセットでやるって所。
インプットだけじゃ定着しないですし、アウトプットする前提だと読み方も変わりますー。

さて、週1冊は目標に読んでいけたらなぁと思っていますが、先週末はかなりまとまった時間が取れましたので、下記の3冊を読みました!

1. 脱近代宣言-落合陽一・清水高志・上妻世海
2. 破天荒フェニックス-田中修治
3. サピエンス全史-ユヴァル・ノア・ハラリ

1. 脱近代宣言-落合陽一・清水高志・上妻世海

あ、amazonページができてる笑
(発売当初「amazon」にない・・・って話題になってました。)

落合さん自身が「デジタルネイチャーを解説し尽くした」的な事を言っていたので、思わず買い。
ちょっとずつ読んでたのですが、読書部の立ち上げとともに一気読みしました。

【感想】

ところどころついていけない部分もありましたが「デジタルネイチャー」で読んで理解してたイメージとそうはずれなかったかなと思います。

人間は基本言語でコミュニケーションを取ってるけれど、インターネットにより、犬の嗅覚やイルカのようなコミュニケーションが取れるようになるかもしれないセカイ。
人間が人間らしいと思っていた要素がガラッと根底から覆されるセカイが実現するかもしれない。

個人的には結構楽しみ、なデジタルネイチャーのセカイ。

2. 破天荒フェニックス-田中修治

朝渋の著者イベントが先日行われて、「わー読もう」ってなって一気読み。

【感想】

決断の恐ろしさ。

本の中では、社長の田中さんとCFOの奥野さんがギリギリの決断を行う場面がひたすら出てくる。
キャッシュが足りない!常に赤字!そんな状態で

・新店舗だす
・海外進出する

等、まさに一か八かの決断をする。
失敗したら即倒産?!

実際はもっと調査とかしたんじゃないかなーと思いますが、いや、私こんな決断できんし、決断した所でうまくいく(いっちゃう)ってどんだけ強運なんだろう・・・と思いました。

しかし、ここで決断できるから、今の成功があるともいえる。

いやーすごいですね・・・経営者。

3. サピエンス全史-ユヴァル・ノア・ハラリ

ブームからずいぶん遅れて、やっとこ手をつける。

生物学から見る「人間=ホモ・サピエンス」の歴史。

認知革命:

今の人間=ホモ・サピエンスが人類として生き残ったのは認知革命による。
「神話」を作り出せるようになったから。
これを「認知革命」と呼ぶ。
つまりは、自分で考えた「想像」の産物を、信じて自分の行動を決定するという力(?)を手に入れたことで、今の地球上における人間の繁栄(?)があるのである。

農業革命:

狩猟から農業・定住生活へ。
農業・定住生活は、移動も叶わず、食の豊富さも激減。

(いま、たまたま聞いてるWeb講座で日本は、狩猟民族でも定住できた稀な土地って聞いてる。まじか。。。
でも、縄文土器があるのは、定住できるからというのは確かにそうかも)

産業革命:

エネルギーの変換ができるようになった人間は、今の繁栄を手に入れる。

【感想】

途中、ひたすら生物学ではない歴史の話だったので中だるみしたんですけど、基本全部「神話=想像しただけのもの」だよ?!とばっさばっさと切っていく感じは爽快でした。

男女も、貨幣も、資本主義も、全てはホモ・サピエンスが作り出した神話で、それを信じているだけ。
そして、人間はいよいよ、遺伝子操作による知的設計すら手中に収める様になっている・・・。

果たして、人間は今幸せなのでしょうか?

生物学的にはただの地球上の生物の一種である、という前提から今のセカイを見つめると、人間のある意味の不自然さが浮き彫りになります。
そして、その不自然さはすべて、自分たちの想像の産物でしかないと。

なぜこのような力を手に入れたのか。
それこそ神の領域なのでしょうか。

ただ、人間以外の種が想像したものを信じることはない、ということ100%言えない気もするので、イルカや犬ってどんなふうに物事をみて生きているのかなーってよく想像します。(で、デジタルネイチャーに戻る。)

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今は、サン=テグジュペリの「夜間飛行」読んでいます!
こちらは以前読んだ「人間の大地」と合わせてに感想あげられたらいいなと思いますー。

ではまた。

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