ABDで読書会!(1日で3冊!)

友人(中村屋さんありがとう!)に誘われて、ABDで読む読書会に行ってきました!
10:30-18:00まで、ガッツリ3冊読むというボリューム!

ABDとは

Active Book Dialogの略で、集まったみんなで章を手分けして読み、それをまとめて、みんなでシェアし合うという手法。

つまりは、1冊自分で通して読まなくても、その本のポイントが数時間でつかめちゃうとてもオトクなアクティビティなのです!

本好きでかつ積読だらけの私には最高の手法じゃないですか・・・!

当日の本はこちら。

…重っw

それぞれの内容と感想をちょっとずつ。

パワーかフォースか

実際みんなブツを買って、ひらいたら「神」とか「悟り」とか空気が溢れててる空気で「あれ、これ大丈夫かな…?」ってなった本。

簡単に言うと(?)

・人間の意識にはレベルがあってそれは、身体の反応で計測できる(=キネシオロジー)
・レベルが低い状態で使うエネルギーは「フォース(自己の欲求や権力)」とよばれ、レベルが高い状態のエネルギーは「パワー」と呼ばれる。
・歴史上の偉人と呼ばれる人たちはレベルが高くてパワーを使って世界を変えた人たちである

ということがまとまっていた本。
ちなみに、世界の平均は200ぐらいで、ブッダ・キリストとかは1000。そもそも500を超えるのは超大変。
実際にどうやってレベル上げるの❓というところの方法論はあんまりなかった。

安心してください、普通の人は、生涯かけても5ポイントぐらいしか上がらないらしいです(笑)ただ対数なので、1上がっただけでも桁変わってますw

スピリチュアル色の強い本ではあるけど、自分のレベルに合わせて世界を見ているというところは、どんなビジネス本でも書いてあるようなこと。
それに気がついて超えていく、というのがどこ行っても最初のステップなんだなと思った。
この本で言うと200を超える辺りのステージ。依存から自立・自律していくステージって大事!

ホモ・デウス

サピエンス全史の続編。

未来の人間という「種族」はどうなるのか?というお話。

・人間はこれまで、他の種族(犬とか)を家畜化することで発展してきた
・しかし、AIなどの「アルゴリズム」と「データ」が人間を越えようとしつつある。
・このような時、人間は「アルゴリズム」と「データ」の家畜となるのか?
・そうならないのは、ホモ・デウスという今の人間を超えたモデル。

と言うようなことが書いてあったんじゃないかと思われる。
めっちゃ「デジタルネイチャー」やなという印象。この未来を暗く捉えるか、明るく捉えるかは人次第。日本はネガティブ論が多い印象。

ホモ・デウスは第二の認知革命をおこそうとしてるようですが、ちょっと危険な匂いがするようです。

対話型組織開発

対話型組織開発(以下対話型OD)にまつわるいろいろな論文集、といった感じ。2冊ガッツリやったあとだったこともあるけど、論文集だったので1番みんな読めず、まとめられず苦しんだ1冊。

それでもみんなのまとめ通して聞いてみるとつながってくる不思議。

従来のやり方を診断型とよんで対比させながら読んでいくほうが多分入りやすい。

診断型は
・主体はコンサル側。
・コンサルが客観的視点を持つ。
・お医者様のように組織の問題点を分析し、それに対する解決策を提示。
これに対して、対話型は
・主体は変革しようとする組織側の人間。
・コンサルタントも組織の中に入り込んで一緒に変革を起こす。

というのが対話型ODって位置づけに思えます。

一緒に入り込んじゃうので、組織のステークホルダーはもちろん、自分自身の状態もしっかり見つめながら関わっていく必要がある。

対話型ODは結構適用できる条件が厳しいし、時間もかかるけど、変革できたら、効果は絶大、継続もできる気がします。

ABDまたやりたい!

初めてやってみたABD。めっちゃ楽しかった!

そして、もう一回読みたいな、と積読が増えるのでした。

ああ、時間が惜しい・・・。

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