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キューバの日常で受けた衝撃

2012年、はじめてキューバに上陸した時の感想

なんだここは?今までこんな人達、見たことない!

私はそれまでメキシコ、インド、モロッコなどなどいろんな国に行ってきたんだけど、キューバに出逢った時はいろんなことにショックを受けた

今日はその中の一つのエピソードをシェアします

社交クラブとは?

私はどこに国に行っても普通の人々の暮らしを見たいと思う
そこで現地に住んでる人と知り合って、招待された人のみが入れる社交クラブに連れて行ってもらった時のこと

社交クラブとは?
年齢関係なくみんなで集まってカラオケ歌ったり、踊ったりする場所

たしか入場料10MN(モネーダナショナルと読む。日本円で50円程だったと思う)でお酒と軽いスナックが提供される

気になった人だけ読んでみてね↓キューバのお金の話

キューバの通貨制度
キューバは諸事情あり二重通貨制度となっていて、2つの通貨が流通している
・外国人用のCUC(セウセ)アメリカドルと同じレート
・キューバ人用のMN CUCの1/25位
キューバ人の給料は月給は月15-50CUC(当時大体)なのでキューバ人用の場所・物はMNで払われる
この制度は、政府が考えた外貨を獲得するため手段で、外国人は基本CUCで払うことが求められる
だけど実態は、キューバ人も輸入品を買うためにCUCを使っている

社交クラブで見た私のおもしろかったこと

お母さんへの愛を熱唱する男性

実際の様子はこちら⇨社交クラブの様子

そこで見たのは女性に熱唱する男性の姿!
「え?恋人ですか?」という位の熱量なんだけど実は親子
息子がお母さんに愛を伝えている
それを真剣に味わう母
そんな親子をあたたかく見守っている観客達

こんなにお母さんのこと大好きってすごい!
その愛をまっすぐ表現できるってすごい!
周りもそれが当たり前な環境もすごい!
間違いなくこの二人は幸せだよ

「かわいい💞人間らしくていい」と思ったのです

私がキューバに惚れた理由の一つ

キューバには自己表現する人を称賛する空気がある 

みんなそれぞれ日常で自己表現するのが通常だから、恥ずかしいというのがない。

枠から外れてるって感覚もない
なぜなら、黒人・白人などの混血が進んで、そもそもみんなの肌の色が違う。だから違い過ぎてスタンダードの「型」とか「基準がない」んだと思う。

みんながいつも褒めてくれるから、自信がある

褒めるのは多分この男性がお母さんにやっていることのように「気持ちを素直に表現する」ことに関係しているのかもしれない。

やっぱり
気持ちを表現することっていいな
ありのままっていいな」😊って思う。

<今日のスペイン語>
Piropo  読み ピローポ
褒め言葉 
Que linda(なんて可愛いの!)Que rico!(なんて美味しいんだ)とか

キューバ人は本当によくピローポ言ってくれるよ
ヘアスタイル変えたりネイル綺麗にするとすかさず、男女問わず「あぁい ケ・リィンダァー!」なんて顔芸つけて そんなキューバ人が愛おしい
このおじさんも毎日お母さんにPiropo言ってるんだろうなぁ

最後まで読んでくれてありがとうございました♡

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