たぶん、私と知り合いのみんなで、私をきっかけに写真を撮るようになってくれた人、そこそこ多いんじゃない？

このnoteと紐付けているアカウント（@TORI_ni_）　https://twitter.com/TORI_ni_?t=fUG9QsuLMPj1feieObUNxA&s=09ではあんまり最近つぶやいていないんだけど、普段の私はしっかりめのツイ廃だから、心底くだらないこと（遅刻しますとか眠いとか帰りたいとか）もつぶやくんだけど、それと同じくらい写真についてずーーーっとつぶやいていると思う。

好き！！！！！と思った写真をリツイートして感想垂れ流したりだとか、撮った写真載せたりだとか、うわあ写真好きすぎる！！！！！うそ写真何もわかんない撮れない！！！！！とか。あと多分写真について難しく考えていることも書き殴りのようにしょっちゅうつぶやいている、はず。見返したらかわいいカメラとかも「びじゅが良すぎるが」ってリツイートしてた。

あと最近Instagramのこれまたサブアカウントみたいなところに今まで撮ってきたお写真をほとんど全部載せた（外部で使われているお写真と、大切なお友達の大切なお写真だけは載せていないのだけど）！

そうつまりね、ここで見えているより多分私は写真もカメラも大好きで、特に身内のみんなに「写真って楽しい！！！！」って話してるんだよね。
最近は写真好きって言うし、学校でも他の場所でも好きに写真撮ってるならって知り合いの活動の様子を撮ったり、学校のイベントのカメラマンでお手伝いしたり展示したり、写真のサークルを立ち上げたりした。

おかげさまで活動のきっかけをもらえることが増えたんだけど、それと同じくらい周りのお友達が写真を撮るようになってくれたように思う。そして、「カメラ始めてみたいんだよね」「この間めっちゃいい写真撮れたの見て」って話しかけてくれるようになった気がする。

それがとーーーーーーーーーーーってもうれしい！！！！！！！

いやまあカメラ買ってくれるのはもちろん嬉しいし、その嬉しさについても話すんだけど、まず私をきっかけに写真を撮るようになったって発言が嬉しすぎる。

（ここからちょっと自分語りだから嫌な人は２段落くらい飛ばして）、
そもそも、私は小さいころから親の影響で…とかって身近にカメラがあったわけではなく、家にも10何年前のコンデジがあるだけで、Twitterと高校の先輩に憧れて写真を始めた人間なわけ。
実際にカメラを持ったきっかけは、遠方に住んでいた遠い親戚の遺品がカメラに憧れていた高校3年生の私の手元に来たからなのだけど、それまでカメラを触ったこともなければ、誰かから教わったこともない。身近に教えてくれる人がいたらよかったのになあと思ったことも何度もあるけど、図書館の本やSNSでひたすら知識と作品に触れて何枚も写真を撮って今に至る。

同年代のお友達がコンテストとかで受賞していたり展示しているのを見て劣等感に襲われることもしょっちゅうだし、だからこそ、自分の写真が「うまい写真」ではないんだろうな、っていう引け目がずっとある。

それでも写真をゆるやかに、でも確かにずっと撮り続けてこれたのは、やっぱりきっと写真が好きだからで、写真を撮って見付けてきた景色に救われてきたからなんだろうと思う。
あと「ひよふらの写真好きだよ」って言ってくれる人たちのおかげ。

自分の好きな写真が撮れた時、自分のことがちょっと好きになれるでしょ。その風景を見て「綺麗だな」と思えた自分の感性を愛おしく思えるかもしれないでしょ、その瞬間に居合わせた自分は運がいいかもしれないって思えるかもしれないでしょ、その写真を見返して「やっぱり好きだ」って懐かしく思えるでしょ。
そういう些細で忘れてしまうかもしれない一瞬を残すための写真は、思い返したとき、その瞬間の景色だけじゃなくて「よかったな」って思える経験は、きっといつか自分を救ってくれる。きっとね。
少なくとも、私はそうやって毎日をちょっとずつ踏ん張って生きてきたような感覚がある。

まあそんな難しいこと考えなくていいの。ていうかそんな重い気持ちでみんんなに写真撮ってよーーーなんて言ってないの。ただ私が楽しいから撮ってほしいだけ。

noteとかTwitterで読む誰かの日常が好き、と同じ感覚だと思うんだけど、私はみんなの「好き」がみたい。言葉にするまででもない「好き」「なんかいいな」は写真に残すのが一番手っ取り早くない？だってほら、みんなの手元には写真が撮れるスマホがあるわけだし。話してくれるのも嬉しいけど、それより鮮明に伝わるじゃんか。

あと思い出をせっかく残すなら、伝わるように残せたらいいよねって思う。それは私にってわけじゃなくて、写真を撮った人も、写った人も。天気も表情も全部忘れないためには写真を撮るのがやっぱり手っ取り早いじゃん。
絵描きさんとか文字書きさんとかはもしかしたら違うかもだけど。

みんなの「なんかいいな」「好き」「楽しい」って気持ちを忘れないように、そしてあわよくばその気持ちが伝わるようにって普段から写真撮って投稿とかしてるから、その写真を見て「写真に残すのっていいなあ」と思って写真を撮るようになってくれたら、そりゃあ嬉しいよ！！！

だから、みんなもっと気軽に写真撮ってね、そんで、なんかいいの撮れた！って教えてね。どんな写真でも嬉しいよ。
私は褒められたらうれしくて調子乗ってまた写真撮るから、みんなのことも同じようにいっぱい褒めるね。それでみんなも調子乗ってちょっとずつ「写真っていいじゃん」って思ってくれたら、嬉しい。

で。タイトルに戻るんだけど

カメラが欲しいって相談されるの、嬉しいよ！！！！！！

ざっと思い返しただけでも、大学に入ってから10人くらいのカメラデビューを見守ってきた気がする。本格的と言われる一眼レフとかじゃなくて、コンデジとか写ルンですとかも含めてではあるけど、そんなに安くないカメラって買い物をしてくれた人もいっぱいいて、実家からカメラを発掘して使い始めてくれた人もいて、まだ買ってないけど「お金貯めてこのカメラ買いたいの！」って話してくれる人もいる。全部本当にうれしい、ありがとう……。

「カメラ欲しいんだけど初心者にオススメってある？」って相談されて嬉しくない私なんていないでしょ。

年明け1番に一緒にカメラを買いに行ったお友達が「新しい趣味を始めるときの初期費用は抑えられる方がいいもんね」って話してくれたときもそうだよねって思ったし、別界隈のオタクのお友達が「初期投資はちゃんといいものを買う！！」って話してくれたのもそうだよねって思って話した。

どっちも大正解だと思う！私は初期投資０でカメラ始めらちゃったけど、ハマるかもわかんない趣味にいきなり10万とか出せない気持ちもよくわかるし、せっかく買うならはじめから自分のお気に入りの1台を買っちゃったほうが愛着湧くし持ち運ぶだろうし。

でもやっぱり、ちゃんとしたカメラを買おうと思ったら、最低でも10万円を予算にしなきゃいけないのは高いよねえ。学生ならバイト代2~3か月分じゃんね。そう考えるとやっぱりカメラってとんでもない趣味だね。

だからね、なるべくその人の予算に見合った提案をしたいし、その人が撮りたい写真が撮りやすいカメラを一緒に探すし、その人がカメラ買ってよかったーって思ってほしいなっていつも一緒にカメラを探したい。

最初のカメラを選ぶときって、どのカメラならどんな写真が撮れるのかって正直わかんないと思うの。
フィルムで撮った写真なのか、デジタルの写真なのかもよくわかんないじゃん。なのにメーカーはいっぱいあるし、そこからフルサイズがーとか、apscがーとか、スペックがーとか、そんなこと言われたら私はきっと心折れる。

「ライブの遠征とかのときになんかいい感じに撮りたい！」とか「なんかフィルムカメラとやらに興味があるんだけど」とか「なるべく予算抑えたいけどデジタルがいい」とか「予算はまあそこそこ出すから可愛くて長く使えるカメラがほしい」とかさえ聞かせてくれれば一緒に考えるよ。

まあ私カメラのスペックとかそんな詳しくないけど。見るのは好きだし。
フィルムだけどいっぱい撮れるとかさ、軽くて持ち運べるとかさ、液晶が動くほうが便利だよーとか、正直スペックうんぬんより大事な決め手じゃない？あと見た目がかわいいのも大事じゃん。

そういうの一緒にキャッキャしながら探すの大好きだから、今までにカメラ探し声かけてくれた人はありがとうだし、もしこれからカメラ欲しいなってなったら声かけてくれるとうれしいなあ。