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夏休み初期の日記

かなり前に書いていたのがあったのでそのまま載せる。

夏休みに学童のアルバイトをした。期間は1カ月とちょっと。
9月から10月末まで学校で実習があるのが決まっていたから、8月までに9.10月の実習に耐えられるだけのお金が必要だったのと、うちの学校だと不思議なくらい学童のバイトが人気だったから実際どうなんだろうと思って、期間限定だしいいかなと思って始めてみた。

私の地域では社会福祉協議会が運営を委託されていたので、面接は社会福祉協議会に行った。「高校生の時に行ったことあるから大丈夫だ!」と高を括っていたら、面接会場は前回行ったところではなくて、子供とか家庭を中心にお仕事している建物が別にあるとのことだった。そんなこと知らなくて本館?のほうに行ってしまい焦っていたら、職員さんが「今から別館に向かいますって連絡しておきますからね、焦らずに向かってくださいね」って言ってくれた。いつもこういう大事なときに迷子になってしまうけど、こんな感じで周りの人がサポートしてくれる。自分がやっぱりちゃんとしてないな、とちょっぴり空しくなる以上に周りの人の優しさが嬉しくて、この人たちにちゃんとありがとうございますって気持ちが伝わったらそれでいいやという気持ちになる。

そこそこ迷子になりながら、本来の面接会場に向かった。到着してすぐに「貴重なお時間なのにご迷惑おかけしてすみません」って伝えようとしたのに、「大変だったんだってー?お外暑かったでしょう!面接のお部屋涼しくしておいたからね!」と一気に言われて、ありがとうございますしか言わせてもらえなかった。あんまりに優しくて申し訳なくなる。
福祉業界の人だからなのかなーと思っていや素敵な大人は業界関係なく素敵であってくれとも思い不思議な気持ち。まあでも社会福祉協議会にいる人はどことなく優しそうにみえる。職業による偏見なのかもしれないけどまあ。

面接もほとんど問題なく「履歴書の文字綺麗だね!」くらいだった。前日3回くらい書き直したから安心。大学がちょっと特殊な福祉系だから「じゃあ社会福祉協議会(ここ)についても知ってるもんね」とスルスル話が進むもんだから結果は後日…とか考えていたのに肩の力がガクッと抜けたのを覚えてる。

配属先について、てっきり家から歩いて5分もしない母校になるもんだと思っていたら、家が近すぎると児童やお母さんと普段から会う可能性もあるから避けてるのよと教えてもらった。近い方が嬉しかったのにな。

私が小学校のころ学童にいた先生が今も働いていると伺って、その先生のことは正直あんまり好きじゃなかったから「そうなんですね、先生私のこと覚えてるのかなあ」とこぼしたら「あら!案外みんあのこと覚えてるものよ、どこか1日その先生のところ行けるようにしておくわね」と決められてしまった。
今もそうだけど、小学生の時は今以上に考えなしで、保身のためにちいさな嘘をしょっちゅう吐く子供だったし、すぐ泣くし、よく大怪我するし、わがままで、なんだか他の子と比べて異常に幼かった。そんな子供だったから学童の先生にはよく迷惑をかけていたし、よく怒られていたように思う。よく怒られて怖かったし、なんで怒られてるのかもいまいち理解してなくて、その先生についてはただ怖かったなって記憶があったから、会っても覚えられてないか、なんでこんなことしてるのと怒られるだけだろうな、怖いなあ。

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