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「恐れ」から軸を

前回の補足的投稿です。

「恐れ」を抱いていて全て自粛すべき!

目的があり動きたい!
を対立させることなく、それぞれが受け入られるといいね
というようなことを書いたのだけれど。

本音をいえば、
「恐れ」のある「生存派」はがんがん「どう生きるか派」に移行して行ったほうがいいと思う。
そしてその移行の質やスピード次第で、
世界はいい方に変わっていくと思う。

これを書いている5/3時点で
各国での抗体検査が次々と行われて実態が解明されつつあり、
また新型コロナさんでの死者の死因が、特定の細菌感染によるものではないか、その対処法も明らかにされつつある。
ので、日を追って人々は少しずつ落ち着きを取り戻す、と思われる。

でも、だからこそ、落ち着く前のこのタイミングに、ぜひこの機会に、
「恐れ」と向き合って自分に変容のきっかけを与えて欲しいな、と。

落ち着いた、元に戻った、わーい。では、これからも「恐れ」をベースに振り回されてなすべきこともなさぬ生き方になってしまうし、そういう生き方の人が未だ多数で集団を形成して、根強く大きい動きを作られてしまうと、残念すぎる。

今回の新型コロナさん登場で、
普段考えないような政治のこと、環境のこと、普段の生活のあり方のこと、自分にとっての必要不必要、価値観の見直し、などなど
たくさんのことを考える機会をもったこと、
それは多かれ少なかれ自分の「恐れ」に向き合って、そして新たな「恐れ」も感じた経験になっている。
(今の政治まじこえー、とか、大陸のバッタとコロナで食糧危機どうすんの、とか、そもそも気候変動ってまったなしやんとか)

で、そこからどうするか、と全体的に前向きに取り組むためには、
どうにも「恐れ」てただ生存しているだけだと進めなくなるので、
自ずと「どう生きるか派」に移行していくはずなのだ。


死ぬことへの「恐れ」があるなら、
死にたくないなら何がしたいのか?
何が大事なのか?
今やっているそのことは、その大事なことなのか?
自分が本当に心が動くことは何なのか?


たくさん毎日、
他からの価値観や刷り込みがどっぷりの情報が降りかかってきて、
本当に心が動くことに気づいていないことが多い。
でもそこを気づけて、そのことを大事にするための価値観を構築していくと、自然と軸ができて、怖いものが減っていく。

自分の心の動くこと、大事にしたいことに気づく
それを大事にしていくとその価値観のための情報が寄ってくる
さまざまなことがつながって自分の軸ができる
自分の外部が変化しても軸があるのでその変化が怖くない

わたしのばあい。

私の心が動くのは、
「子どもが、子どものままに活動している姿」
であることにいつからか気づいた。
夕方のニュースなんかのほのぼのコーナーで、
見知らぬ子どもが芋掘りやら動物と触れ合っている映像が流れると
鼻の奥がつーんとして、泣けるのである。
自身が、子どもの頃からである。

なぜかと考えると、家庭環境や性格的な理由で
自分が子どものままに子どもらしく活動できなくて、
遊んだり仲間関係などが全く楽しめない子どもだったから。
子どもができるだけ抑圧されることなく、楽しむ姿が眩しくて、
そんな子どもをひとりでも多くしたくて、今の子育て支援をしたい、
にたどり着いているわけです。
子どもの本質的な幸せを考えると、そこには絶対的に幸福度の高い大人の存在が必要で、本質的な幸福度は社会の幸福度に帰依するところが多く、そうすると、どこかに犠牲のない幸福度の高い世の中が必要で、結果、ものの選び方、食の選び方、心の持ち方、を伝える必要が出てきて、そう思っていたら伝えてくれる人が集まってきてくれて、今、ひよこのカフェでそれをやっている。

でも、このコロナ禍で、それらは失うかもしれない。
飲食店なんて、もう経営できないような世の中になるかもしれない。
支えてくれている人たちも離れていくかも知れない。
そうなったら、また自分の軸で仕事を探したり作ったりしようと思う。

外側がどんなに変化しても、私の中までは侵せない。
そのことは絶対的な安心感。私は絶望的なまでに私のままである。
でも不思議なことに私が変化すると、外側は変化してくれたりもする。
生きているのが面白いのはそういうところ。

変わらない軸(途中で変わってももちろんOK)を持って、
変化に身体も心も開いていくと、とてもしなやかでいられる。
今がしなやかで心地よければ、
「何で」死ぬかはどうでもいいのではないかなあ。ウイルスで死のうと、他の病気で死のうと、こだわるところはそこじゃないと思える。

変化という意味では、ウイルスも人の身体に変化を与える。
同時にウイルスも人と関わり変化していく。
もともと人は、外部を取り入れて変化してきた生き物。

人が変化して、世界が変化していくのを、
今はわくわくして眺めている。

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