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ドリンクオーダー問題と大西さん その3

その2からつづきます。
(画像は宣伝の意思をこめて、ひよこのカフェハウスの「野菜がいっぱい!給食」です。)


大西つねきさんのおはなし

その2でつづった日本の現状。
(個人の主観ですが、真実は自分の中にしかないもので…)

日本の借金は1000兆円、国民一人当たり800万円。
ってよく聞きますね。
自分が借金したわけでもないのに、もう漠然となんとなく後ろ暗い気持ちになっちゃう真面目な人も、結構いる気がします。
こういった報道も、たくみに日本人を「緊縮、我慢、痛みに耐えて頑張ろう」的方向に誘導している。

大西さんのお話によると

1000兆円あまりの借金は国の借金ではなく、「政府の借金」である。
そして、その借金「国債」は90%は日本の民間が貸している、つまりイコール国民が貸していて、国の中での貸し借りである。
国民が貸しているのだから、借金ではなく「資産」である。

そして、

それどころか、日本は主要国の対外純資産で、341兆円もっていてダントツのナンバーワンであり、世界一のお金持ち国である。

のだそうで!にわかには信じられないですよね〜
そんな方はぜひこちらをお買い上げの上、読んでください!

私、経済のことなどまるで無知で不勉強で、今から私なりの解釈を記しますが、大西さんのすてきな見解、ビジョンを正確には伝えられません。
なので、以下の私の解釈を鵜呑みにせず↑の本を読んでほしい!
アフェリエイトなどではございませんので、ぜひ一家に一冊!


で、ですね、じゃあなんで、お金持ちの国の国民なのに、どんどんカツカツの国民が増えているのか。

その日本の「資産」はそもそも、貿易黒字で稼いだものです。貿易で稼いだので外貨です。それを円換算したのが341兆円です。
戦後、勤勉日本人は、いいものを開発して売れる製品つくって、がんがん輸出して利益をあげて、復興してきて、あんまり稼ぐから1985年の「プラザ合意」でドル高円安にしろ!と押し付けられてしまった。
ドル安円高でそのままだと海外で売れなくなっちゃうよー
となったところで、日本人は身を削るようになります。
前と同じように売れるように、価格を下げる、ためのコストカット。
長時間労働、、サービス残業、、頑張って、前と同じように黒字を出した!
けれど輸出黒字は外貨なので、労働者には還元されない・・・
日本人全体で大いなるタダ働きをしてしまった、というわけです。
それが長年たまりにたまって、341兆円。

外貨を円にすればえーやん。
そもそもその341兆円って、誰がもってるの??

とかは、↑の本で読んで自分で確認してくださいっ


私がそこから感じたこと、それは、

日本人ってタダ働きすること、タダ働きさせること、
が染み付いちゃっているんだな。

そして、
報酬を受け取ること、報酬を受け取らせること、
が苦手、いっそ嫌いになっちゃってるんだな。

です。

ひんしゅくかいつつ、その4につづきます。

あ、本を買わなくても、概略が大西さん党首のフェア党のHPにありました!
こっちを読んでくださーい。

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