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親子カフェの店長、つづる

このnoteは、東京都足立区で、
昨年の夏に親子カフェを立ち上げ、もう少しで1年の
「ひよこのカフェハウス」店長がつづるものです。

飲食店に勤めたのは学生時代のバイトだけ。
経営も知らない。
料理も得意でない。
面倒くさがりで、どちらかというと何もしたくないタイプ。
相貌失認ぎみで、人の顔と名前が覚えられないのに接客!!
そもそもコミュ障気味。
娘がふたり、結構ワンオペ気味。
喘息、鼻炎、アトピーもちで虚弱、体力なし。

今、オンもオフもなく、四六時中店のことにかかずらい、
毎日の営業、掃除、発注、スタッフ管理、イベント企画、印刷物作成、支払い、SNS発信、HP管理・・・
終わりのない作業になんとかけりをつけて、
急いで娘を保育園から拾い帰って、てきとーなごはん作って食べさせ、
子どもたちの終わりのない姉妹喧嘩にげんなりし。
子どもたちと一緒に就寝するものの、夜中に追い立てられる悪夢で目覚め、
返信の滞っているメールやLINEを早朝にまとめて返す日々。

なんでこんな大変なことやってるんだろ??

それでもまだやめるとは決めていない。
けど、経営的にやめざるを得ない日は近づいている気がする。

「子育て支援ができるこんな場所、やってみたかったんです!」
「素敵な場所ですね」
「私も親子カフェがやりたくて・・・・」

という夢を抱いている方、たくさん来てくれます。

そんな方達のためにも、

何がどうして大変なのか
を伝えたい。

そして、そもそもお店「ひよこのカフェハウス」の存在意義や目指すもの、
リアルな姿、を書いたら、、、

おもしろいかな?

と思ってnote始めてみました。

飲食店経営において、「経営が苦しい」「つぶれそうだ」ってこと、
発信するのはNGだそうで。

そんなつぶれそうな陰気な店、誰もこないよって、ことかな。
確かに、憩いたくてカフェに行くのに、店の経営状態なんて、感じたくないよねー

でも、そうやって「感じたくない」こと、を感じないでいることで、
結果自分の生きている世界をつまらないものにしていることってあると思う。

「順調そうにみえたお店が、突然に閉じちゃったな。なんでかな?」

そこには多分

「元気そうに見えたのに、突然病気になっちゃったな。なんでかな?」

という、シチュエーションに共通するものがある。

ほんとうは「突然」ではないこと。(そこにいたる理由の蓄積があること)
今は他人事だけれども、その「なんで」を知ることには、なんらかの叡智、自分にとってのメリットがありそうなこと。
「なんでかな?」をちょっと考える人生と、考えない人生。
考える方がちょっとおもしろいと思いませんか?


誰かに何かを提供したい!という思いで場所を開く。
そこに人が来てくれて場所が作られていく。

「私、提供する人」「私、お金払ってお客さんだからもらう人」

そんな関係性を超えたもので作られる街を見てみたくて、つづります。

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