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世界一好きなモーニング

私は朝が苦手だ。
早起きなんて大きらい。
朝は間に合う時間のギリッギリまで寝ていたい。

そんなお布団大好き人間だが、社会人になってからモーニングの魅力に気付いてしまった。

それは一重に、大好きなモーニングのお店があるから。

みなさん、hotel koe はご存知でしょうか。
渋谷と原宿の真ん中あたりにある、アパレルブランドから派生して出来た宿泊施設。
その建物の一階はkoe Lobbyといい、宿泊せずともカフェとして誰でも利用ができる。(最近パンが話題だから知ってる人も多いかしら)

ここのモーニングの魅力は何と言っても、🍞パン食べ放題🍞
そう、目の前にお行儀よく並ぶパンたちを好きなだけお皿に取っていいのだ。

天国って…ここか…

とならざるを得ない。大好き。

パン食べ放題も去ることながら、メインメニューも目に嬉しく舌も歓声をあげるメニューばかり。

ここで私がスマートフォンに収めた、愛してやまないモーニングたちを紹介していこうと思う。(どうしても見てほしい)

まずは現在のメニュー。

みてくだい、このエッグベネディクト…!

間にはもちろんサーモン。
本来エッグベネディクトとなるとパンがボリューミーなイメージだけど、ここのはパンがフッカフカ…。
口に入れるとニヤけるくらい美味しい…。
周りの野菜たちとカリカリのチーズもまた食感が楽しい。

そしてこちらがオムレツサラダ。

もう、見ただけで満足しちゃう。
視覚情報だけで美味しい。
サラダの上にオレンジ乗せてくるの上級者すぎない?ずるくない??
そして、このプレートの中で何より衝撃だったのはベーコンをバルサミコ酢で味付けしていたこと。
え?これって皆さん知ってた?おしゃれな人の間では普通なの??
という疑問が浮かんでくるくらい、初めての経験で美味しかった…。

ここまでがメインメニュー。
メインメニューとセットで付いてくるのが、お待ちかね🍞パン食べ放題🍞
(パン食べ放題のみでも注文できます)

私が何よりも愛してやまないのが、ここの『ホテル食パン』。
塩パンの下敷きになってるやつ。

もう、雲です。これはパンではなく雲だと言えます。
ふわふわもちもちぷるぷる…☁️
雲のようにふわふわ食べれちゃう。

そして、ロールパン。

みてくださいこの輝き…。テッカテカ…!
モーニングのいいところは、朝の陽射しが優しくて写真に収めると見返して幸せな気持ちになれるところ。
上の写真にある、同じロールパンのチョコ入りも最高においしい…

他にもチーズ食パンやショコラ食パン、くるみ食パンなど趣向を凝らしたパンたちが整列している。

ちなみに置いてあるパンの多くは購入可能なので、おうちでも幸せを噛み締められる。
中で食事せずとも、パンを買ってお家で食べるのも今の時期はオススメ。

まだまだ魅力に満ち溢れてるのが、パンのトッピングたち。

まずは小皿の1番上のふわっふわの白いやつ。
こちらは自家製のフレッシュバター。
これが、もう、最高に、美味しい。
これのためにモーニングに行くと言っても過言ではないくらい。
感染防止のため、各々木のスプーンで取るシステムになってからスプーンが並んでいるのを見るのもまた可愛いくて愛おしい。

オリーブオイルや蜂蜜、あんこに様々なジャムが取り放題なのって夢の世界。

私は禁じ手のあんバターをあのフレッシュバターでやってしまいました…大罪…

まだまだ魅力なのは、プラス300円で飲み物をつけられて、これもおかわり自由なところ。
最初の一杯はオレンジジュース。
そのあとは決まってホットコーヒー。
このコーヒーが美味しい。
コーヒーって人によって好みが分かれると思うけど、私はここのコーヒーが今のところベストに癒される。
ふかふかのパンを食べてコーヒーをすする瞬間に、「あぁ、幸せ…」と早起きした自分を褒め称えたくなる。

この、カップとソーサーの絶妙なバランス、伝わるかしら。

ちなみに紅茶も私の好みのドストライク。
何だこの幸せな世界。

とまぁここまで熱い感じで魅力を語ってきたが、もう一つ好きなところがある。

それはお店の奥にあるお手洗い。
え?なんでトイレ?って感じだけど、すごく感銘を受けたのが「表記の仕方」だった。

緑の扉が4つ。
1番手前は、『men』

1番奥は、『women』

そして真ん中の2つは、『all genders』

初めて見たときに、強い衝撃を受けてしまった。
今の時代、「当たり前じゃない?」と思う人もいると思うが、私にとってはこんなに気遣いが上手なトイレは初めてだった。

様々な性の形があるのはもちろん知っているし、それを広めようとする運動もよく見られるようになってきて、大いに賛同している
その風潮から、『多目的トイレ』は、車椅子や子連れなど一人でトイレに行くことが難しい人のためだけでなく、どちらかの性別を選べない(選ばない)人向けの意味合いを持ち合わせるものになっていることも承知している。

それを踏まえた上で、感動したのだ。

自分の性別を選択することは、当たり前だと言われている気がした。
全てが平等に扱われている感じ。

全てを『ALL GENDER』にすることなく、『MEN』と『WOMEN』も含めて全てが共存している。
色を分けることも、マークを使うことも、入り口を変えることもない。
ただ1列に、「みんな好きなのに入ってね〜」と言わんばかりに緑の扉が4つ並んでいる。

生まれ持った性別をそのまま受け取って生きる人を特別扱いすることなく、かといってLGBTQの人を特別扱いすることもしない。
逆に考えると、男性が苦手な女性や女性が苦手な男性もいるはずだし、女性であること、男性であることに誇りがある人もいるはず。

LGBTQを理解することを押し付けない姿勢って、なかなかバランスを取るのが難しい。
ここのトイレはその『バランス』が絶妙に思えた。
誰もが気軽に入りやすいトイレランキング第一位であるとともに、様々な選択があることを学べるトイレ。
初めての感覚でした。

さて、モーニングの話から脱線してしまいましたが…。

魅力しかないhotel koeの紹介でした。
また早起きして行きたいなぁ。

ここだけの話、早起きすると1日が長いのでオススメです。(当たり前)

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