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Q:アラフォー独女は不幸でなくちゃいけないのでしょうか?

30代後半独身、キャリア・資格・技能・資産・美貌、なし。たったこれだけの特徴で、可哀想な人と判断される事がある。頼んでもいないのになぐさめられたり励まされたり、たまに叱られたりする。楽しいんです、って言っても「強がらなくていいよ」と扱われたりする。
なんてこった。

目の前の人に「憐れみボックス」に放り込まれるたび、その分別間違ってるよとモノ申したくなる。でも言わずに笑顔でかわす。たいていはそこまで仲良くなりたいひとではないからだ。もし友達に言われたのだとすればけんかすればいい。

ないものをあげればきりがなく、元気もなくなるからやめればいいのに。

まずまず健康でご飯も美味しく、身体もすんなり動く。芸能人ほどの美貌やスタイルはないけど愛嬌があっていいじゃんと思う。どこにも何にも縛られずに動ける自由な身の上であり、いざとなったらどこにでも住める。生活するお金を稼ぐスキルはあるし、仕事はいくらでもある。趣味も多いし、文字通り遊び暮らしている。税金保険料の類もしっかり払っている。ありがたいことに家族も友達も元気。私自身死ぬほどの悩みも病も怪我もない。
浮き沈みはあるけど生きててうれしい。

ないものより、あるものを数えた方が楽しい。

結婚する幸せ、お子さんを持つ幸せ、どれもすてきなことだと思う。だれかの親御さんっていうだけですごいと思うのだ。
ただそこから外れる人がいたっていいんじゃないんですかね、と思う。王道以外は邪道、ってちょっと乱暴すぎませんかね、って言いたい。本人がそれを幸せと思わないこともあるんだよ、と。身を固めないと無責任とか幼稚とか未熟とかいわれたりするけど、論点ずれてませんかと思うのだ。

将来を考えていないわけじゃなくて、バランスだと思う。計画は大事だけど、悲観するのは違う。見えない未来を悲観ばかりして、今不幸になってどうすんだと思う派です。

なぜアラフォー独女は不幸でなくちゃいけないのか。毎日楽しくしてちゃいけないのか。

「真実はいつもひとつ」なのだとしたら、

A:断然NO!幸せのかたちは人それぞれ
ってことを声を大にしていいたい。

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