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コロナ日記① 発症1日目

この日記は普段書いているgoo blog「ひぐらしの思い出」から転載(加筆あり)したものです。新型コロナウイルスに感染してみて初めて分かったこと、困ったことなどを未感染の皆さんへお伝えできたらと思っています。
日記の後に後から「こうすれば良かったな」的な感想を添えておきますので参考にしてもらえたら。
日記主のスペック…都内在住シンガーソングライター、同居家族1名、ワクチン3回接種スミ



2022年7月27日㈬
コロナ発症

明け方、嫌な感じがして目が覚める。頭と体の節々が痛い。ついに来たのでは…簡易じゃない方の体温計を探して熱を測ってみると38.2度。ぐわー来てしまったか。とりあえず家族を別部屋に退避させて近所の発熱外来を調べて寝る。

朝になって目が覚めたら熱下がってないかな…なんて思っていたけど悪寒がひどい。とりあえず症状は熱だけみたい。とにかく発熱外来だ。調べると発熱外来の予約はどこも当日朝から電話受付のみ。9時から1時間半ほどいくつかの病院へ電話をかけ続ける。しかしやっと繋がった頃には「今日の枠は全部埋まってしまいました」と…。これか、ニュースで騒がれてるやつは。頭が朦朧とする中でそれでも…と一件検索でポンと出てきた病院に電話してみると一度で繋がって「そちらの発熱外来にかかりたいんですが今日は無理ですよね?」「今日の17時15分で大丈夫ですか?」ええー!もう今日はPCR検査受けられないだろうなと思ってたから全然いいですよ!先に電話をしていた他の病院より家に近いところだったからむしろ好都合で、こんなことってあるんだねよかったねーと家族とホッと胸を撫で下ろす。

3月に3回目のワクチンをうったときに用意してたポカリ的なものとウィダー的なものをがぶがぶとやりながら眠ってるのか起きてるのか分からない時間を過ごして、発熱外来に。でも相当朦朧としてたらしく、家族に「15時15分」と伝えてしまっていたよう。連れられて行った病院で「時間が違うようなんですが…」と言われあちゃあ〜出直すか〜と思っていたらそのまま少し待って検査を受けさせてくれた。検査を受ける人はひっきり無しに来ていて病院は全然余裕も無いだろうに、時間を間違えてきた患者を「お待たせしてすみませんね」と気づかってくれて…なんていい病院なんだ。どうやら今年の6月に出来たばかりの病院なので最初の検索で出てこなかったよう。引っ越してきてかかりつけ医が無かったんだけど一生ここに通うぞと心に決めた。

PCR検査ははじめてで、簡単な問診の後唾液を試験管にためるだけなんだね。特に苦労なく出来て終了。簡単で良かった。かなり検査が立て込んでいるらしく検査結果が分かるのは金曜で、金曜が休院日のため結果の連絡は土曜になるそう。3日も待つのかー。でも十中八九コロナだろうから10日間自宅療養なんだもん、別にいいか。

病院から戻って寝る。カロナールをもらったのでご飯を食べて寝る。ご飯は横になったまま食べられるようにサンドイッチ。食欲はあるし喉が痛いとか無いのでよく食べる。あとはとにかく寝る。
ちょうど漫画『ワンピース』が無料でたくさん読める期間だからそれを読みつつゴロゴロと寝る。しかし体の節々が痛くて気を許して眠れない感じがなかなか辛い。でも他に症状なくて良かったな、喉、咳、味覚障害?全く無し。今の感じはまんま一番ひどかったときのワクチンの副反応だ。まるっきり一緒で面白いくらい。

熱は38.8度まで出てた。タイミングによったらもうちょい上がっていたと思う。常に朦朧としてる。その頭で色んなことを考えてしまって辛い。ここから10日間私に関するすべてが止まってしまうのかと悲しく申し訳ない気持ち。家族にも申し訳なくてしみしみと泣いたり。気弱になる。


後から思えば発熱で意識も朦朧としている時に必死になって発熱外来へ掛かろうとしなくてもよかったはず。もう少し熱が落ち着いてから病院を探してもよかったんだよなあと、後になって思います。朦朧としていたからこそパニクっていたんだろうな。
ワクチンの副反応用に買っておいたポカリ的なドリンクとウィダー的なゼリー飲料がとても役に立った。いざという時のために日頃からこういうものを備蓄しておくといいと思います。
去年引っ越してきてから病院にかかっていなかったので近所にかかりつけ医がなかったのが発熱外来探しに結構響きました。元気なうちに健康診断とかしてかかりつけ医を作っておけばよかった。
コロナ、思ったより急に来ます。備えはいくらしといてもいいかと。



こんのひよせ・シンガーソングライター
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