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無題

くちびるにピンク色をのせた
春風がすこしだけ背中を押して
あなたのとなりまでわたしを走らせた

日が暮れるまでにきっとキスをするふたりは
まだ青い空の下
視線が合う瞬間を避けながら
手探りで恋をしてる


詩の墓場

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